2017年11月16日

A543:大衆モデルに求められるのは 値段とクオリティ



どうも、モッズおじさんです。


焼き入れ前に重量を量り 目標値を定めておきます… 3本のうち1本を例に 焼き入れ前は93g… 真竹だからケーンより軽いっすね
で コレをPOLANO 自慢の電気オーブンでじっくり焼き上げますと






さて。。。十和田湖に行けない理由 いや 行かない最大の理由は… 竿作りが乗りに乗ってるからですね♪

結局「あれが足りない」「コレが足りない」っつー2017年の釣行で感じた所が多かった

ってのが こういう風に工房の作業台の上で反映されてるみたいっすね。

一番足りないのは クルマで言えば大衆車クラスのラインナップなワケでして



目標は10%減の83.7g だけど結果は81g 良く焼けました♪ 他のブランクも同じ部位を使用しているので大差はない
っつー事で 同時に3本分を焼き上げたラフカットブランクをハンドプレーンで仕上げまして






そりゃあね 言い訳並べれば軽自動車で充分 なんだけど要求を満たそうと思えば

なんだかんだで1400~2500cc位の白ナンバーが欲しいに決まってる。

でも現実は 最後に問題になって諦めるポイントが 値段 なんっすよね。

今の所 そこに関して俺の灰色の脳細胞がまたまた閃いて 暴走してるワケっすけど



ハンドプレーンで削り出せば 工程のほとんどは完了です なにせ今回の il ‘QUADORIFOGLIO’ はワンピースで作ってからカット
なんで 結構手早く出来上がっちゃうんっすよマジで






本日は焼き入れを済ませた3本のうち2本のスクレッピングをミーリングマシンで済ませて

からの ハンドプレーニング… コレが簡易作製工法の手順通りなワケっすけど

余裕を持って作業を進めて 本日は2本のブランクを削り上げました。

でも接着剤を塗ったら最低でも1昼夜寝かさないといけないワケで



本日はさらに2本分のブランクが削り上がりました 明日接着剤で貼り付けて固定 なんだけどその前にさらに2本分削れそうです
っつー事でこの作業コストと真竹仕入れ価格とかを考えると1本当たりの販売価格は…


A543:大衆モデルに求められるのは 値段とクオリティ




明日残りの1本を削り上げたら接着 なんっすけど… どうやらこのタイムラインだと

確実に4本までは削り上げる事が出来ますね。

っつー事で真竹の仕入れ価格と1回当たりの生産量から換算して1本当たりの工房手渡し価格は

… 29.800円

。。。 the ‘Misty Mountain Hop’ に4.800円足してもらえば 買えちゃうんっすね。



。。。ハッキリ言っちゃいます ITO Craft さんより安いです。


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:31 │Comments(0)POLANO ロッドの特性と設計のあれこれ

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