2017年11月12日
A539:バンブーにしては 量産型
どうも、モッズおじさんです。
2017年で1番の冒険作は the ‘CROSSROAD’ で 10ft0in なのに2ピースっつー大胆なセッティングで 作るのは大変
だけど 米代川本流鹿角地区のもうひとつのアプローチとして 提案させて頂きます
今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日通りに開ける予定です。
さて。。。以前まさかのPezon データをスピナーベイト用ブランクとして大胆なアレンジを加えた
…現在このブランクはバットエンドの補強を施してる最中なんっすけど
POLANO のプレーニングフォームでは無条件で 4ft7in までワンピースを作製できるんっすね。
1.5mチョイの 一般的なプレーニング・フォームをフルに使って 昨日焼き上げまで行った真竹ピースをハンドプレーニング
とにかく早いのがこの工法のメリットなんっすよ
ちょっと手間を加えれば 10ft 0in の2ピースも作れるんっすけど
この辺の経験から 2ピース用の4ft6in用データをワンピースで削ってからカット を採用してみたんっすよ。
この工法のメリットは… なんっつってもフォームのセッティングは1回で済むし
ラフプレーンとファイナルプレーンを2個イチで端折って作業することになるから
つー事で 真竹はBlanks Ω の代替ブランクに削り終わりました 実はピース1本ハンドプレーンで失敗したんで予備のピースを
取り急ぎで削ったんっすね それでも 4ft6in 用のブランクが2日でココまで出来ちゃうんっすね
オッソロシク時間短縮につながるんっすね。
で。。。昨日焼き入れまで済ませたブランクは 本日ファイナルプレーンまで終わりました。
オッソロシク早く完成しちゃうのがこの工法のメリットで USの現役ビルダーの間では主流
なんっすけど デメリットも ある。
もちろん作製上のデメリットもある… 焼き入れ後にミーリングマシンで削るから 刃との摩擦熱で反りが生じちゃうんっすよ
もちろんアイロンとアルコールランプで調整を入れるんっすけどね?
なにせワンピース ブランクのトップとバットで削る量が違ってくるから 出来るだけバット径に
合わせる必要がある っつー事で焼き上げたら若干縮む を考慮して太めに削り出したピースを
さらにミーリングマシンで削る… こん時スクレッピングもやっちゃうんっすけど
刃との接触で摩擦熱が生じて ピースが反っちゃうんっすね。
3~5gをメインに っつーどちらかというとSULの範疇のロッドを作ってるんで バット径は真竹のほうが数mm太いだけ
キッチリと接着すれば 結構カチッとしたロッドになる筈っすよ
それにティップとバットの落差が大きいからティップを削ると気うっかり削り過ぎて
先端がヘラみたいになっちゃう事もあるんっすね。
っつー事で… 今回は色々確認して考慮しながらの作業だったんで2日でブランクがほぼ完成
明日接着すれば 時間を掛けても4日で完成しちゃうっつー。。。
この工法は il ‘QUADORIFOGLIO’ ブランク限定で行います。
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