2017年11月01日
A529:まだまだ でした
どうも、モッズおじさんです。
11月1日は POLANO戦勝記念日なんっすね 絶望が丘の小野沢ネジ夫への訴訟を東京高裁へ控訴して 当方の勝訴結審した日なんっすわ
だから言ったんだよ 経験値が違うんだから素直に罪を償いなさいって
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日も同じ時間に開ける予定です。
さて 本日より11月… POLANO としては11月1日は『戦勝記念日』で
ちょっとしたパーティー的な日 なんっすね♪
詳細はクルマのブログ『いじりたガリー』内で「小野沢ネジ夫」で検索するとアーカイブで出てきます。
本日 the ‘MOD’ は10回目/ il ‘LOTO’ は9回目の漆塗りなんっすね 従来なら10回塗ったら調整塗りで 事実上の終了なんっすけど
さっきまで俺 そのつもりで いたんだよね
っつー事で 本日は il ‘LOTO’ 通称『ロータス』は9回目、the ‘MOD’ は10回目の漆塗りなんっすけど
俺 すっかり忘れてたよ。。。
柿渋以外の本来の漆塗りロッドは 全て10回+調整 の塗り回数で良かったんだけど
唯一 the ‘MOD’ に限っては20回塗るんだったんっすわ。
例のカシューや釣り用うるしのお陰ですっかり誤解されてるけど 本物の漆はおそらく地上最強の強靭さを誇るんっすよ
中でも岩手の浄法寺産漆は世界1のクオリティ なんでPOLANO のロッドは澄んだフィニッシュなんっすね
もちろん the ‘MOD’ が装飾上最上級機種 ってのもあるんだけど 敢えて塗りを厚くするってのが
最大の目的だったからね?
そう、従来のPOLANO の発想ではブランクの素の特性を極力妨げない で
2017年現在最も薄く塗り上げる事が出来る 強靭な被膜として漆を採用してるんで
POLANO のフラッグシップモデル the ‘Mk. 1’ はドライフライのピンポイントスペシャルっつー位置付けから ブランク自体を
追い込んで設計したんで フィニッシュの特性に邪魔されたくない で10回塗りなんっすね
最も薄く塗る事が出来る『摺り漆』で仕上げる 和竿の手法をそのまま採用してるんっすね。
だけど今回作っている the ‘MOD’ はいわゆる「日本の渓流用FFロッド」に寄せた性質で
ブランク自体がしなやかに仕上がるように設計してあるんっすよ。
そこから更に しなやかさを乗せたいんで敢えて被膜に干渉させるんっすね。
通常のPOLANO 漆塗りは 10回を目途に塗り上げるんで 独特の色味のフィニッシュになるんっすけど 当然塗り回数を多くすると
漆の色味が濃く黒に近づくワケで 結果どのような色味に仕上がるのやら… 楽しみでは あります
ホントは真竹で組んじゃえばもっと楽にしなやかさが出るんだけど それじゃブランク全体が太くなる
加えてケーン特有の張りが残ってくれないとキャストが大変なロッドになっちゃう
っつー事で the ‘MOD’ はまだまだ塗らねばならない をさっき思い出しました。
忘れてたら 想定よりビンビンのロッドになっちゃう所でしたわ。
アッブネエ。。。やっちまう所だった。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。