2017年09月26日

A498:最終兵器 投入



どうも、モッズおじさんです。


いちいちカッコいい the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE は先週末にラクマ出品を予定していたんっすけど まだ出てないんっすね
っつーのも 週末までに『最終兵器』が到着するものと予測を立ててたんっすけど 来なかった…






今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。

さて 週末にはラクマ出品を っつってた the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE っすけど

。。。まだ出てないね?

っつーのも最終の『曲がり直し』がまだ終わってないワケで



古都に嫁いだ the ‘Mk. 1’ α10006 は神経すり減らしてアルコールランプで最終の曲がり直しを行ったんっすけど大変だった
修正箇所は少なかったけど 焦がしちゃうんじゃねえの??? で疲れました






いや アマチュアでもプロでもケーンロッドを作った事ある人なら分かるんっすけど

実はこの最後の曲がり直しは ひとつ間違えると最悪ブランク焦がす で慎重になるんっすよ。

大抵はヒートガンの出番 で曲げるのが無難 なんっすけど…

アレだと表面温めるだけで芯まで熱が伝わらないから 反りや曲がりがすぐ戻っちゃうんっすよね?



前々から導入を検討していたドライアイロンが 本日届きました アイロン台には何故か我が家に転がってるフローリング材を使用
俺の予測が正しければ コレで曲がり直しは格段に時間短縮が出来る筈






癖の直り切ってない芯の部分が 強情に戻ろうとするからね?

っつー事でPOLANO の最終兵器として取り寄せたのが… アイロンです。

それも ドライアイロン をわざわざ取寄せたんっすわ。

「スチームアイロンはドライにもなりますよ?」っつーのは家電量販店の店員さんの詭弁という奴で



俺なんかが子供の頃にはギリで販売してた昭和ノスタルジー的な クリーニング屋さんにありそうなアイロンです
今でもパナソニックが生産販売しています 若干の改良が 入ってるけどね?





実際には湿度の高い日なんかは空気中の水分を取り込んでるのか 若干スチームが掛かって

却って変な反りが生じちゃったりするんっすわ。。。使えねえ。

っつー事でドライオンリーのアイロンを取り寄せて 使ってみたら。。。。。。

なにせサーモスタット付きでケーンが曲がる100℃程度に固定できるし



ケーンは大体100℃程度の熱で曲がるようになるんっすけど アイロンで10秒も当てると曲げ直しが簡単に出来ました
色々使い勝手が良さそうですが 一般的なフィニッシュだと完全に溶かします 漆は平気だけどね?


A498:最終兵器 投入



ピンポイントに温める事も 広範囲に温める事も自由自在… アイロンだから 当たり前なんだけどね?

それに必要に応じて体重を掛けて プレスで伸ばす事も可能… アイロンだからね?

ドライオンリーなんでせっかく乾いてる竹に水分吸わせるリスクもないし。

ただウチのロッドのフィニッシュは漆だから 100℃程度の熱ではビクともしないんだけどね?



一般的なフィニッシュだと。。。保証の限りではありません。


 



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Posted by モッズおじさん  at 15:41 │Comments(0)工房の話

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