2017年09月21日
A492:ようやく竹割出来る青空になりました
どうも、モッズおじさんです。
昨日の雨で思いがけないモノが出てきましたが 今日の日中は実に良い天気… こんな日は釣りにでも行きたくなるけど
秋田は今日から渓流禁漁 残念… でも外に出ない手はない 良い陽気です
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
さて秋田県は今日から渓流禁漁… だから年魚は持ち帰るなよ なんっすけど
そういう日に限って天気が良い。。。
時々曇るけど まぁ天気が良い事。
元テレビの技術屋らしい配色のRGBケーンを外に持ち出して 外でやりたい作業をやっときますかね コレ 見てるだけでも楽しい奴
ようやく竹割りが出来ますわ
っつー事で 先日RGBに色分けした3分割トンキンケーンを玄関先に持ち出したんっすね。
いよいよロッド作製の第1段階『竹割り』に入ります。
それぞれのセクションを24分割するっつー作業なんっすけど
2ピースより3ピースは1本多い分手間が掛かるんっすよ。
ケーンのチェックを入れると 枝を落とした跡が計3か所ありまして… 表皮エナメル質を残す宇田ロッド的アプローチだと致命的
だけど表皮全部落とす派にとっては問題じゃない箇所 POLANOでは 一応弾きます
今回はストローフィニッシュ… 基本的に the ‘Mk. 1’ 以外はストローブランクなんで
フレームド処理は省略… で割る前にケーンを細かくチェック で
ティップセクションに2か所・ミドルセクションに1か所 節枝跡がありまして。。。
コレは自分持ち&試投用ロッドに回します。
うっかりカットするの忘れてた節 一番硬い所だからまずはナタで切れ目を入れていきます 上手く割れば節枝の所を上手く回避して
良い所を多く割る事が 出来るんっすね
節枝の凹みがあってもブランクには影響がないと言いますが POLANO では商品から弾きます。
っつー事で 来客があってもすぐ対応できるように 玄関先で鉈(ナタ)振るうっつー。。。
とりあえず節枝跡を上手く捌いて使えるピースを確保したい
でティップセクションにはナタを入れましたがそれは最初だけ 節のカットを忘れてたんで
最後の節の所まで割ったら 先にナンバリングを入れときます 多分竹の南側と北側では肉厚と繊維密度が異なるから
満遍なくケーンピースを使い切る って事なんだろうけど ホントの理由は知りません
硬いトコ過ぎたら あとは6分割竹割り器でチャッチャと割るんっすね。
で、完全に割る前にナンバリングを済ませるんっすね。
今でも基本に忠実に の気持ちでナンバリング入れてセオリー通りにやってますけど
このナンバリングって 何のためにやってるんだろうね?
今バットまでナンバリング入れて 竹割り器で割れば第1段階終了… 2ピースだと2回で済む話が3ピースだと1回多い
コレが割れば割るほど地味に負担になって来るワケで
粛々と 基本を繰り返すだけ。。。
っつー事で バットセクションまで竹割り器で割って まずは6分割。
コレが6枚が12枚 12枚が24枚… とガマの油売り的な事やって
24分割のケーン×3 を作るんっすね。
指切った怪我人を突き飛ばした でおなじみのヒモ医者を炙り出したでおなじみの竹割台で 6分割を12分割 12分割を24分割に
コレも1セクション多いからその分手間が掛かる で強制休憩入れて作業を進めるんっすね
で、6分割した奴を 竹割台で12分割っすよ。
コレはヒモ医者を思い出させる作業で お陰様で自己防衛本能が働いて
刃物なんかに強いとされる手袋でキッチリとガードしながら作業します。
この作業台自体が危険だから 小学校の下校時間前に済まさねば。。。
っつー事で24分割 完了です なんだかんだで3時間くらい掛かった… 職業ビルダーじゃない方向けに LEONさんやINAGAKIさんでは
分割済みのケーン 売ってるけど 本数作ると割高になるけど
とにかく今回は1セクション多いから時間が掛かっちゃう。。。で集中力も意外と必要なんで
1セクション終わったら強制休憩5分 を3セット で12分割を24分割に の作業に入って
1セクション終わったら強制休憩5分 を3セット で竹割り 完了です。
割る っつーよりケーンの繊維を剥がすって感覚ですね。
なんとか 下校時間前に撤収まで終わりました。