2017年04月05日

A339:鬼



どうも、モッズおじさんです。


作業用テーブルいっぱいのブランク・セクション… 専門的な話をすると ブランクの曲がり位置を考慮すると3ピース以上だと
曲がってほしい所がフェルールで妨害されてしまうので 敢えて2ピースなんっすね… 起きてる?





本日もブランクに漆を塗る作業でして。。。前作の the ‘Mk. 1’ 製作過程を見てもらうと分かる通り

1日1回しか塗りを施す事が出来ない… あとはずーっと漆室にブランク入れておくっつー

。。。急に暇になるんっすね。

っつー事で 今作ってるロッドの 最後の1本は the ‘Crossroad’ で コレがまた。。。



the ‘Mk. 1’ と比べると太さは一目瞭然 頑張ればバットで the ‘Mk. 1’ のグリップが作れるんじゃねえかっつー位に太い
なにせティップだけでロッドが1本作れそうな太さですから


A339:鬼



ワケあってこういう構造にしたんっすけど… 太いっつー。。。

コレはもはやDT5 の太さじゃ ないよね。

なにせ DT3コンバートとはいえ DT4 の the ‘Mk. 1’ と比べても

ティップのフェルール取り付け位置がバットと同じくらいの太さっつー。。。



今回作成したのは焼き入れに失敗して 焼けすぎた って事… 次回は180-160℃で30-60分焼き入れして もっと Slow Back な
より乗せやすく 扱いにくいロッドに仕上げる予定です





でもコレが 大湯川/小坂川や 上手くすれば米代川鹿角エリアでのウェット・ロッドとして

使いやすい竿ではないか、と思ってるんっすね俺は。

東京日帰りフィールド圏で言えば… 桂川・都留地区を ズバリ意識してます。

経験だけで理想のブランク考えて 作ってったら こういう鬼竿になった、っつー。。。



マルチピース全盛なのに 頑固に2pcs貫く無茶。


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:53 │Comments(0)工房の話

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