2017年03月27日

A330:或いは『物干し竿』



どうも、モッズおじさんです。


生粋のウェット専用機が欲しい っつー欲望だけで企画した the ‘Crossroad’ はケーンピースだけでも5ft強あります
当然ですが 節の処理も 曲がり直しも 普通の倍近く手が掛かる オマケに太いし





っつー事で今日もショールームオープン中に更新できませんでしたね。

今日は the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内 と佐々中様納品用のスピニングロッドの固着を待ってて

その間に the ‘Crossroad’ 掟破りの10ft0in DT5 2pcs のケーンピースの曲がり直しを行ったんっすけど

通常の7ft程度ならピース1本につき3か所の節が コレだと5か所…



確実に太い… それにプレーニングフォームから確実にはみ出す 大阪名物ぶっちぎり寿司的な… まだあるのかな?
当然フォームの調整も倍掛かる… 何もかも規格外 でもそれが 楽しい


A330:或いは『物干し竿』



なにせ仕舞寸法で5ft あるからね?

曲がりを直したらすぐラフカットマシンに通して60度の角度出し で… 竹刀??? 竹刀なの???

とにかく太い… 長いから特に太さを感じるワケっすけど

にしても やっぱ太い。



太い 重い 手間が掛かる… 確実に時流から外れたロッドは 存在感がグンバツ ただモノじゃない感は ハンパありません
先日仕上がったブランクと比べても 特異な竿 っつーのが伝わりますね





太い っつー事は つまりは重いって事で。。。軟弱で貧相な奴ぁお呼びじゃない

男臭がプンップン漂ってくるような錯覚さえ覚える これまた鬼竿っすね。

実際仕上がってるブランクと比べても その太さと存在感は一目瞭然

現状では30%以上の割増の太さなんだけど コレがまた… 節潰しと曲がり直しだけでも余計な労力が掛かってて



こりゃあコレだけでも10万円コースに なっちゃうよね。


 



同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 23:58 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。