2017年03月22日

A324:このロッドは 裏メニューになりそうですね



どうも、モッズおじさんです。


今度改めて写真を撮っときますが かつて横浜時代にメインに据えようと整えてた Leonard Baby Catskill データのブランクは
通常のDT3 より細くてシャキッとしてる the ‘B-Type’ と比べるとロックスターとお相撲さん位の差が…


A324:このロッドは 裏メニューになりそうですね



今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールーム やる予定です。

横浜時代にメインライン据えようと思ってた Leonard Baby Catskill テーパーデータなんっすけど

前沢工房では敢えてボツにして ファイルの片隅にずっと保管してたんっすけど

今回はほぼ10年振り位に引っ張り出したんだよね。



以前も紹介しましたけど 横浜時代にメインに据えようと整備していたのがこのロッド… Leonard Baby Catskill DT2テーパーに
Scott を意識したグリップっつーあざとい攻め方のロッド だったんだよね 1本も売れなかったけど





元々 Baby Catskill はDT2 とも DT1 とも言われてる日本人好みの繊細なロッドなんっすけど

US Fast Action …意外と使い手選ぶ

なんだけど DT3 にパワーアップしての One Off 復活 なんだよね。

とりあえず名前も付けないで やってみるワケっすけど



表皮を完全に削ぐのではなく パワーファイバーの隙間に表皮が残ってるようなイメージで仕上げたいんっすよ
そのほうが漆を塗り上げた時に 美しいんっすよ





今回復活させるのは このブランクでは平尾ロッド方式の パワーファイバーが露出するスクレッピングを施すためで

どういう影響があるのか 見るため なんだよね。

っつー事でスクレッピング っつーよりプレーン(西洋カンナ)で削るんっすけど

うっすらと表皮のエナメル質がへばりつくように残るのが理想なんっすよね 俺としては。



惜しむべきは 1か所だけカンナが深く入り過ぎてしまって リカバリー入れようと頑張ったんっすけど 残ってしまいました
接着剤で塞がる所っすけど コレで工房据え置き・試投用ロッドに決定っすね コレじゃ金 取れねえよ





っつー事で昨日は丸1日掛けて この名もなき7ft0in DT3 のファイナルプレーンを施したんっすよ。

仮組で振ってみる限り… パワーファイバー露出でも 何の遜色もなかったんっすよ。

ビジュアル的には ファイバーが見えるほうが 好きなんっすね俺は。

問題は宇田さんが言う『耐久性』なんっすけど。。。



そうだ その為に漆を採用してるんだ。


 



同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 11:00 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。