2017年03月22日

A323:ゆったりとした Modelate Fast Action とでも言っときます



どうも、モッズおじさんです。


焼き入れが終わったやり直し版 the ‘B-Type’ ブランク 隣に 元 the ‘B-Type’ ブランクのバット部分を置いたんっすけど
こんだけ離れて見ても 太さの違いは歴然


A323:ゆったりとした Modelate Fast Action とでも言っときます



ここんトコ更新が滞ってるのは バンブーブランクの作業に夢中になってるから

なんっすけどここ2日ほどは意図的に更新を止めてました スイマセン。

っつーのも ラフカットから焼き入れは1日で片づけても良いとしても

よぉく考えるとファイナルプレーンは時間を掛けてでもじっくりと腰を据えて確実にやるべき



近くで見てみると やっぱ違いは歴然 それもこれも俺の未熟がなせる業で コレじゃあパッと見 スリーピース作製中に見えちゃう
いやマジで この差は酷い





ケーンピースがブランクになる瞬間の工程だからね?

っつー事で 焼き入れ100分トライアルを終えた the ‘B-Type’ のファイナルプレーンっすけど

。。。やっぱ太いね ふっといの。

失敗した 元 the ‘B-Type’ のバット部分と比べると その太さの違いは歴然。



やり直しのほうは フォームにガッツリとセットしても こんだけはみ出します ファイナルプレーンの余地が山ほどありますね?
英国式ブランクなんで 結構太いです





で、一応確認して頂きます… 前回は30%割増しの所を3%割増しで 焼き入れで縮んで結果マイナス

からのやり直しで30%割増しになってるか。。。

なってますね。

プレーニングフォームにハメ込んでも こんだけの余地があります。



とにかく取り返しがつかない1発勝負 なんでファイナルプレーンの写真はありません 完成したブランク(仮組)はこんな感じ
the ‘Mk. 1’ と比べると バットの太さの違いがやたら目につく





っつー事で スクレッピングからファイナルプレーンを施して マスキングテープで仮組

。。。 the ‘B-Type’ ブランク 9割完成です。

明らかにバット部分は太い ティップも太い 典型的な British FF Rod の風貌

だけどしっかり DT3 に求められる柔らかさが あるんだよね。



接着後の砥ぎ上げでさらに事情は変わって来るけど ストローブランクはパワーファイバーがほぼ見えない状態
残す派の人は『耐久性』を唱えていて その節には異論はないんっすけど…





で、今回の the ‘B-Type’ は Campanella 宇田ロッドさん方式の表皮をできる限り残す方式。

なので表皮の下のパワー・ファイバーがほとんど見えません。

耐久性が云々 っつーけど 個人的にはファイバーが見えないとなんか物足りない。。。

表皮がアクション 特に反発力にどう影響を及ぼすんでしょうね?



あとは接着剤で貼り付ければ POLANO 初の自社生産ブランクが完成です 細くて一旦脇に掃けた 元 the ‘B-Type’ のピースは
急にUS Action のブランクになるっつー…





っつー事で 3%割増しで結果細くなっちった 元 the ‘B-Type’ のケーンピースを

平尾ロッド方式の パワーファイバーが露出する手法でスクレッピングしてみます。

っつっても the ‘B-Type’ を作るには縮み過ぎて 細くて作れねえ…

っつー事で横浜時代にメインに と考えてた Leonard Baby Catskill のデータを引っ張り出したんだよね。



もちろん DT3 で削る予定です。


 



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Posted by モッズおじさん  at 01:24 │Comments(0)工房の話

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