2017年02月15日

A294:the ‘CROSSROAD’ は 10ft00in 2pcs に固執します



どうも、モッズおじさんです。


実は先週の土曜日辺りからWiFiリンクが急にダウンして… いい加減イラついたんで原因究明で1日潰れちゃって大変でした
IEをリフレッシュして なんとか安定してきた事はきたんっすけど…





今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。

さて昨日はウチのWiFi 接続が一部不良 っつー事で日本HPと検証を行って

1日潰れちったっつー。。。

どうもルーター側WiFi がアヤシイようで…



実際こないだの大雪が去ってから 毛馬内は暖かいんっすよ リアルに体感は前沢のほうが寒いのは 適度に湿度があるからなんっすね
ホントに 一部のアンポンタンさえいなければ ココはラストホープなユートピアなんだけどねぇ…





関東くんだりじゃもう梅が咲いて 春の足音っつー奴を実感できるみたいっすけど

毛馬内はまだまだ。。。

とかナントカ言いながら灯油と炭の量を押さえて購入して来たり

降る雪の重さで春が近いのを実感したり。。。意外と暖かいんっすよここんトコ。



今年の初春バスには間に合いそうにありませんが 1/2oz(プラグ換算で1oz程度)のスピナーベイト用に作成が決定している
バンブー・ロッドは まさかのシングルハンドっつー… ウチの赤ABUで扱いやすいロッドに仕上げますわ





っつー事で岩手じゃそろそろ渓流解禁で浮足立ってる頃だと思うんっすけど 秋田はプラス1か月
  。。。鵜ノ木沼は 表面水温14℃スピナーベイトのスローロールでっせ

アフターフォローを忘れないPOLANO では the ‘CROSSROAD’ 計画を発表した直後に

とんでもない事実に気づきまして

。。。どんな理由があれ『治療が必要』な人間を追い出すのは医療拒否という重篤な法律違反 っつー話じゃなくて



プレーニング・フォームっつーのはプレーン(カンナ)を滑らせる台の事で コレだけで10万円前後する代物なんっすよ
毛馬内移転の際には引っ越し業者に任せず 自分で運んだっつー程の ビルダーにとっては生命線なんっすね





ウチで使用しているのは 既製品では恐らく一番長いプレーニング・フォームを使ってるんっすけど

コレが埼玉・加須のLEONさんっつー その筋では有名なショップで買った奴で

全長1500mm チョイで フィートに換算すると約4.92ft

なんだけどどうやら5ft でチョン切って作ってあるらしいんっすよ。



既にはみ出してるっつー… もちろん捨て代があるんでココまで余るって事はないんだけど それでも既製品だとこうなっちゃう
こうなっちゃうのを 企画を発表してから気付くっつー…





にしても the ‘CROSSROAD’ は10ft で2pcs … 製作の都合上各セクションの前後3~10inch 程度の

『捨て』が必要になるんで…

どうやってもプレーニング・フォームの長さが足りねえっつー。。。

コレを解決するには3つの案があるワケっすけど



ひとつの案として 最悪「プレーニング・フォームを自作する」って選択肢ももちろんあるんっすよ ただし正確な30度削り出しが
出来るか 材質は何が良いか それに5ft超の工具をどこに置く… 地味に問題噴出なんっすね





ひとつ目の案は 「もっと長いプレーニングフォームを購入」… 今持ってるのが一番長い既製品なんで

『特注品』になって金が掛かるし 待たされる。。。ボツ。

ふたつ目は 「諦める」… ご存知の通りPOLANO に『諦めるの文字は存在しない。。。ボツ。

残るは POLANO ではおなじみの 「工夫する」なんっすけど…



要するにこういう事… とりあえずセクションの前半・細いほうを先に削り出す 1セクション合計6枚の正三角錐を鉋掛けして
ガッツリ削り上げたら このスプリット・ケーンをスライドさせて





1セクション5ft をさらにふたつに分けて考えて… ティップ側を削ったらずらしてバット側を削る。。。

オッソロシイほどにシンプルで ごくごく当たり前な方法

なんっすけど… バンブー・ロッドビルディングをやった事ある人なら良く分かる

コレがいかにメンドクセエ作業なのか が。



セクションの後半・太いほうをガッツリ削り上げるっつー理屈っすよ フォームが削り過ぎを抑えてくれるから 理論上はコレで行ける
けど実際にはオッソロシイまでにメンドクセエ作業が追加オプションで付いて来るワケで





ウチにあるのは 可変式プレーニングフォームっつって 溝の深さを自由に調整できるタイプなんっすけど

まず前半のほうの深さを調整して 6枚削ったら後半のほうの深さを調整して また6枚削る

それも6角ネジで0.001mm単位での調整

ティップ側とバット側を都合4回調整入れなければならないっつー。。。



ケーンを置く前にまずこうやって5inch 毎に深さを調整して 6枚削り終えたらまたこうやって5inch 毎に深さ調整して
残りを削るっつー… 作業が進むうちにそのメンドクセエ感じ じわじわ伝わるはずです


A294:the ‘CROSSROAD’ は 10ft00in 2pcs に固執します



普段はセクションごとに1回調整すればあとは流れでダー…っとやっちゃえるのに

で、この決断は勇気がいるワケっすよ 細かい奴の2度手間ですから

他にも3pcs化する って手もあるんっすけど… このロッドに関してはやりたくないんっすよねぇそれ。

っつー事で2度手間覚悟で 10ft00in なのに まさかの2pcs を貫きます。



確実に 10万円越えのロッドに なっちゃうんだけどね?


 



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Posted by モッズおじさん  at 19:13 │Comments(0)工房の話

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