2016年09月04日
A126:サシ色は 敢えて入れてません
どうも、モッズおじさんです。
POLANO としては交換・欠品部品でアップグレードできるならするんっすけど このふたつのパーツは現在入手困難
特に純正ドラグクリックは生産終了品で 今回は幸運にも純正パーツで整える事が出来ました
さて本日 マミヤOPモノ Cardinal 33 コンポジット仕様のためにオーダーした
残りのパーツが到着しました… 純正ハンドルノブいわゆる『ひねりノブ』と
ドラグクリックっすね。
やっぱCardinal は逆転時に『チリリリリ…』と言ってくれなければ。
昨日出来る所まで組み上げたCardinal 33 内部は経年をあまり感じさせない メンテナンスの行き届いた良い個体だったんで
作業はずいぶん楽でしたわ
で、この流れでグリース充填っすよ。
ウチで採用してるのはナスカルブの柔らかいほう。
ドラグもナスカルブの柔らかいほうで整えてます。
っつー事で 充填の前に早速届いたばかりのドラグクリックを差し込みます。
ドラグクリックは 単純に差すだけ なんっすけどこのままだとすぐすっぽ抜けちゃうんで それなりの対応が必要です
コレが意外と力がいる仕事で
っつってもステンレスの針金を蓋側の穴に差し込むだけなんっすけどね?
ただ何のストッパーも仕込まれてないからすぐすっぽ抜けちゃう
接着剤で固定する?
それじゃ折れた時替えが聞かねえよ。
っつってもマイナスドライバーなんかで折り曲げるだけなんっすけどね? ステンレスワイヤなんで意外と結構な力で
ガンガン叩いてようやく曲がるんっすよ
っつー事で純正通りのやり方で…マイナスドライバーなどでブリッジの隙間のステンレス針を
叩いて曲げるっつー。。。
原始的だけど最も効果的なやり方っすね。
コレで装填してみて アタリを確認します。
最後の作業 グリースの充填です POLANO ではナノテク満載でお馴染みの東上野産ナスカルブを標準採用してるんだよね
東上野ってどこ?っつったら… ザックリ言って 上野の 東です
アタリが取れたのでいよいよグリース充填ですわ。
各自色々なやり方があって結構ですが
POLANO では割り箸を削ってヘラを自作します。
コレがどこも傷つけないし安上がりだし で気に入ってます。
グリースを塗ったら10回転程度ハンドル回して 頃合いを見ながらさらに充填… でギヤの隙間とかに充分馴染ませます
さらにオイルのナスカルブを可動個所に垂らして 馴染ませます
最後に可動部分にダメ押しのナスカルブのオイルを1滴落とす
で馴染むまでカラ回し… で作業は完了。
蓋を閉じれば Clapton のストラトからインスパイアされた
Cardinal 33 BLACK MASK 仕様 が完成です。
完成しました どうっすか… 完全硬派の ガンプラみたいなお子ちゃまリールはお呼びじゃねえぜ 的なカスタムっすわ
グリーンボディにブラックパーツとポリッシュシルバーが リアルに強い不良 的な…
ちょっと考えるところがあってサシ色は特に入れずに グリーン・ブラックそれにポリッシュシルバーだけっつー
ワルな Cardinal 33 に仕上がりましたよ。
それこそ Steve McQueen の映画 ‘BRID’ のマスタング的な
「俺に触ると ケガするぜ」的な硬派な不良臭が…
OAシールは 偶然にも黒丸に銀文字 完全に一体化してますね PE対応ラインローラーとさりげなく軽量化したパーツ組み込んで
硬派なワルは伊達じゃあねえ なんっすよ
この辺うろついてる劇団ひとりのキャラ「ヨシキ」的なだっさいダッサイ奴じゃなくてね?
で。。。サイドにはOAシールで マミヤOP時代のパーツを極力維持しつつ
ローター回転バランスを整えて対腐食ベアリング装填 PE対応 っつー
実践的なリールになってるんっすよ。
それでもサシ色の余地は充分残しているんっすよ 例えば俺の手持ちのCardinal 3 スプールを装填すると…痺れます
ラインのカラーでサシ色になる って計算なんっすけど ピンクだけは絶対似合わない
で、こいつをお分けするなら ¥29.800- が最初のオファーになりますわ。
尚 敢えてサシ色を入れなかったのは 例えば俺の手持ちの Cardinal 3 用スプール装填すると
超カッコ良くなるっつー… サシ色の白が 活きてますね♪
このスプールも込み だと ¥34.500- です念のため。
サシ色は 皆さんのセンスで楽しんでください。