2016年02月24日

602:名前はすぐに決まりました



どうも、モッズおじさんです。


なにせ自分で設計したブランクじゃねえから the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ みたいにロッド性能に予測が立たない
っつー事で実際に組んでみる必要があったんっすわ


602:名前はすぐに決まりました



三陸イカ職人様向けに作製したプロトタイプ…意外とイイんっすよ。

もちろんロッドってのは用途によって天才にもバカにもなるように出来てるんっすけど

。。。例えばULっつっても最高級バスロッドでヤマメ釣ってもオーバーパワーだし

最高級トラウトロッドでラバージグ打っても取り込み大変だし



ちょうど上手い具合に the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ とプロトタイプが並んで展示してあったんで イイ機会だから実験しちゃいます
とっとと持って帰らないとこういう事になるから 持って帰ったほうがイイっすよ


488-i.JPG




っつー事で the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ と比較してもらうとその性能の差が分かるんじゃないか、と。

実はブランクのバット側直径なんっすけどプロトタイプのワインディングチェックの所と

the ‘MISTY MONTAIN HOP’ のバットエンドの所の直径が同じなんっすよ。

つまりプロトタイプは全体が the MMH より詰まったブランク設計だと



普通トラウトロッドじゃこんなモノぶら下げないよね でもPOLANO は頭おかしいからぶら下げちゃうんです
いろんな不都合出そうな重さの43g


488-j.JPG




そこに同じ負荷をかけてやるとどういう事になるのか

。。。今回は43g のジグを使用します。

結構実践的なベントカーブを見る事が出来ますよ?このくらいの重量だと。

っつー事でティップからぶら下げてみると。。。



不都合起きても俺が生産者だから ココが工房だからすぐ直せる っつー事で負荷を掛けるとこんな感じ
俺が言う「粘るポイント」が the MMH のほうが手元側なんっすね


488-k.JPG




ラインガイドの辺りの違いが分かります?プロトタイプは4番ガイドからバットに掛けて踏ん張って2番ガイド辺りまで

結構反発しようとしてる感じが…コレが振った時に感じる『張り』になるんっすね。

半面 the MMH は全体がもっと深く入ろうとしてるでしょ?

コレが the MMH の追従性の良さに繋がってるんっすね。






で、正直言うと the MMH はスプーンやスピナーで威力を発揮するブランクなんっすよ もちろんミノーも行けるけど

7cm程度のミノーとかだとリトリーブでトップが持って行かれちゃう。

っつー事でミノーに重きを置いたブランク、で中野さんがセレクトしてくれたんっすよ。

確かにミノーに良い、けど20cm程度のヤマメだとすぐ引っこ抜いちゃいそうなバットパワーで



もちろんグリップは共用 ブランクカラーを変えてひと目で使い分けられるように考えますわ ただ何色にするのかは
まだ未定です 秋田青森のエゾイワナなんかにも使えそうっすね


488-l.JPG




その辺も躊躇してたんっすよ、あまりにバスロッド的で釣り人絶対優位じゃねえかな、フェアじゃねえかな、っつって。

でも実際に組んでみて「面白え」っつーのが分かったんで

ミノー用渓流ロッドとしてラインナップに加えます

っつー事でこのミノー用渓流ロッドは the ‘ESQUIRE’(エスクワイヤー)としますわ。



ブランクカラーは、まだ決まってないけどね?


 



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Posted by モッズおじさん  at 19:30 │Comments(0)竿と釣りと渓流の話

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