2015年05月08日
309:基本何言ってんだか分かんないとは思いますが
どうも、モッズおじさんです。
個人的にはこういうロッドが好き だけどじゃあコレが『岩手の竿』かっつったら…キーワードは「釣り下がり」と「ウェット」なんっすよ
そうそう、the ‘Mk. 1’ なんっすけど、コレがまぁ良いロッド♪
浄法寺産の総漆塗りフィニッシュで、世界初でおそらく唯一の漆グリップ搭載、おまけにメノウガイド。
2top で普通なら10万円、山越えて秋田・川連だと15万円から、っつーのにまさかの5万円。
で、飾りの竿じゃないのはちいちゃいヤマメを掛けたら弾かない、っつー。。。
アワセのタイミングまでは責任持てないけど、こんなヤマメのスーパー駿足アタックも掛けたらバラさない竿作りは意識してますわ
で、それでもおいらは性能にイマイチ納得してねえ、っつーのは
このthe ‘Mk. 1’ がドライフライに寄ったエキスパート系ロッドだって事なんっすよ。
こういうのは仙台辺りのエリートさんからはそれなりの評価が期待できるけど
俺が求めてるようなロッドとは、チョイ違うんだよねぇ。。。
今日はアタリがあるまで安倍舘橋から釣り下って行こうかと で、1本取れたら終了っつーチョイ釣り紀行っすわ
っつーのをある意味証明したかのような、今日の衣川釣行っすけど
寝坊しちゃったんで予定を急遽変更、で安部舘橋でチャラッとやってみましたわ。
それも今日はthe ‘Mk. 1’ はお休みで Orvis MARK II (偶然なんだけどね?)を使っての
完全ホリデーチョイ釣り体勢っすわ。
桂川との大きな違いはまずゴミがない、放流時間に待ち受けてワラワラ群がるがない、そこまでしなくてもサカナが多い、っつー点
南股川と本流が合流する所ですぐそこが旧衣川村の中心地・古戸と接してるエリアで
日本1の激戦フィールド・山梨県桂川の都留地区と同じくらいの規模なんっすよ。
北股と南股から下って来たギンケを含めて魚影の濃さが期待できるっつー。。。俺の予測です。
で、時間も時間だし、川の規模も規模だし、で昨日の『釣り上がり』をやってたら死んじゃう。
川幅はさすが衣川本流っつー事でタックルは9ft前後のDT5位がベストかと ナチュラルドリフトでもイイけどしんどいよ
っつー事で今日は岩手に越してきて初のウェットで、ココから釣り下って遊んでみようと。
本来日本の渓流は釣り上がりが不文律、他に釣り人がいたら俺もやんないけど
誰もいないからやらせてもらいました。
ウェットってのはね。。。リール付の竿でロングキャストするテンカラの『扇釣り』です。
ウェットで『扇釣り』はスイング&ターンっつーんっすよ フライ先行で広く探ってやる気のある奴を拾っていくっつー
使う毛鉤もテンカラの毛鉤みたいな。。。若しくはカラフルな奴でリアクションバイトを誘うっつー
ルアーの皆さんにお馴染みのやり方っすね?
で、開始早々尺には届かないけど20cm台の塩焼きサイズのヤマメが掛かって。。。弾かれました。
そうなんだよねORVIS のラインナップじゃあ満足いくウェットロッドって、ないんだよね?
結局サイズアップは望めずいつものチャイチー奴 流れの圧を全体で受け止めてアタリを穂先から吸収するブランクじゃないと、ダメだね
で、忍耐とストレスの釣りは続く。。。なにせバットが流れに若干負けてるから貯めがない
貯めがないからヒットしても弾かれちゃう。。。アメリカではウェットの釣りはマイナーなんっすよ。
それでもようやく、どうにかこうにかフッキングで来たのはいつものチャイチー奴。
アタリは10を優に超えて、6本弾かれたんだけどね?
the ‘Mk. 1’ はラインを流れに絡めて圧が掛かる、を計算してないブランクなんっすよ
ナチュラルドリフトだとメンディングでラインが引っ張られないからね
っつー事で1時間半ほど遊ばせてもらって納竿
。。。要するにこういう事なんっすよ、the ‘Mk. 1’ も掛ける竿で乗せる竿じゃないから
釣り上がって帰ろうか、でももうチョイ釣りたい、で入渓点がないから自動で釣り下がる時
ウェットで遊ぶと弾かれちゃう危険があるって事なんっすよ。
藤の花が見頃でした
そこがモッズおじさん的には『岩手の竿』じゃあない、っつーんっすわ。
でもロッドとして見るとthe ‘Mk. 1’ は手返し良くピンポイントを打てる良い竿なんっすよ。
で。。。前にも触れてますがthe ‘Mk. 1’ は釣り上がり優先の竿として生産を続けて
『岩手の竿』としてthe ‘MOD’ を新たに作る事にしたんだよね。
で。。。the ‘MOD’ の次に作る竿も、今日の釣りで滲んで参りました。
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