2019年01月13日
A809:雪がひと休み で追い込んでみました
どうも、モッズおじさんです。
日曜日は『桃山』の日… 本日は桃山を燻らせながらケーンを削る作業に明け暮れました 一見すると優雅な作業風景ですが
実はかなり繊細で精度を求められる作業だったんで パイプの力を借りて 心を落ち着かせて なんっすね
今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日も同じ時間で開ける予定です。
さて ブログの更新をチョイと止めさせて頂きましたが その間やってた事っつったら
去年から続いてる the ‘PLOUGH’ と the ‘MOD’ のケーンピースのプレーニングですね?
お陰様で本日 全部削り終わったんっすけど
今回携帯性を重視して3ピース化した湖沼用#6ロッド the ‘PLOUGH’ も削り上がりました なかなかイイ感じです
焼き入れは the ‘Mk. 1’ と同じなんで 結構硬かった
今回のケーンピースは 教科書通りの24分割 よりもっと割った ティップ用は1片3mm程度
で40本前後のピース っつー新たなアプローチ って事もあって 作業は基本楽になってます。
削る体積が減るからね?
ただし the ‘PLOUGH’ みたいにティップもやや太め ともなると作業の精度も求められるワケで
the ‘MOD’ は まだ完成していないのに早くも3本目に突入… とにかく流れで作っときたい で削り始めたんっすけど
今回からピースは削りカスを少なくして その分ブランクに仕上げたい でティップを3mm目途で割ったモンっすから
なにせ竹やケーンは思い通りに真っ直ぐ育ってくれてない っつー事で繊維も寄ってたり開いてたり
場所によってかなり個性的なんっすけど お陰で3mmで欲しい個所が 割ってみた関係で3.2mm幅だったりして。
それをプレーニングで調整しながら仕上げるんっすけど うっかりすると
設計より細くなっちゃって 隙間が出来ちゃったりするんっすよ。
ピースを細くした分精度が求められる作業になって 削り方を吟味しないといけなくなったワケっすけど ちょっと誤ると
ご覧のように隙間が出来てしまうんっすね… 当然 やり直しです
こうなると新たに削り直し でピースを1本選んで節位置を合わせて処理を施してからの
焼き入れして削り上げて からのコンバート なんっすね。
それでも今回は 精度を求められる割には そういうコンバートは the ‘PLOUGH’ の1か所で済んで
なかなか好成績なんじゃないっすか? と自画自賛。
ボツのピースを差し替える で1本だけピースを作り直して作業続行 で the ‘MOD’ が削り終えました
高い精度を求められる作業だったけど 無事完了しました
っつー事で 去年から着手した the ‘Mk. 1’ に the ‘PLOUGH’ それに the ‘MOD’ のブランクの
削り上げが完了しました♪
なんかね パイプタバコのニコチン鎮静化作用のお陰で乗り切れた感が。。。
カンナの走らせ方と削る深さと方向を 慎重に吟味しないと削り過ぎちゃう作業だったからね。
あーちかれたー。。。
タグ :工房お知らせ土日祝は10:00~20:00blanks αthe Mk. 1the PLOUGHthe MOD出来る時には 一気に出来るちょっと深い所を紹介してみました少しは職人らしいトコを紹介しとかねば