2018年03月17日
A626:Pêche à la mouche au Massif des Vosges
どうも、モッズおじさんです。
廉価版の根拠は 簡易製法によるブランク作製法とバール(圧縮)コルクの多用で 生産コストを抑えたのが価格に現れてるんっすね
真竹 で柿渋 ってのも いい塩梅でコストダウンに繋がってるんっすけどね
っつー事で il ‘Quadrifoglio’ 1号機は 既にPOLANO から旅立ったんで 新しいのを
ボチボチ作っていきますが 買いたい方はコメントかメールでお知らせください。
慌てて作ります。
っつー事で 気が付くと the ‘Shamrock’ のブランク在庫が薄いので 増産しなければ
もちろん従来のラクマをチャンネルにした販売用に the ‘B-Type’ を1本生産しますが なにせ釣り場とメソッドを選ぶロッド
なにせ忍野を意識したロッドで 一般渓流だと飛びすぎるって話もあるし
っつー事で 生産の割り振りを考えるワケっすけど 何故か使い手と使用箇所を選ぶ
とってもとってもトルクフルな the ‘B-Type’ を作ろうっつってるんっすけど
急に湧いて出たフランス・オーディション用のブランクとして最もふさわしい と判断したので
スペシャル・エディションとして作成する事にしましたわ。
Porsche っつったらコナンくんの宿敵・ジンのクルマっすけど 恩を受けてるのにドイツの人をジン呼ばわりするのはどうかな?
それにジンのクルマは911じゃねえし…
何はともあれ フィールドと対象魚を知らなければ竿なんか作れる訳ないワケで
じゃあドイツの911さんに詳細を聞けばいいんだけど… あの人 釣りはやらないんっすよ。
厳密に言えば伊達殿が江戸で仕掛けた『釣りブーム』にまんまとハマった尾張徳川殿の御料地生まれ
って事で子供の頃にやったっつー 釣りそのものの土台は出来上がってるんだけどね?
Massif des Vosges ヴォージュ山脈ってこの辺を中心にした山脈の事で ザックリ雑に言えばアルプスが奥羽山脈とすると
岩手の北上山地とか毛馬内周辺の八甲田山系とか そういうノリだと思って下さい
なにせ911さんが情報持ってないから 地球の裏側の毛馬内で情報収集すると
。。。どうやらMassif des Vosges ヴォージュ山脈っつーのがキーワードになるようで。。。
ココはブラウントラウトとグレーリングっつー日本名川ヒメマスっつーのが対象魚だそうで
川ヒメマスっつったら確か三平平成版で三平くんがカムチャッカで釣ってたような。。。
スローウォーターってのはこういう感じの所 ぶっちゃけ この辺の人達が「ポイント」と呼んで軽自動車で移動して回る所ですね?
もちろんフランスの方々は次のポイントまで竿を出して歩いて 周りの風景や空気を楽しんでいるんっすけど…
イワナ系のブラウントラウトとヒメマスっつったら毛馬内っぽい感じではあるんっすけど
とにかく Fly Fishing をフランス語では Pêche à la mouche(ペシャラム~シュ) っつーってのだけを頼りに
調べていくと… なるほど忍野や湯川や鹿角市山間部っぽいイキフンが。
去年やらされた堰堤やスティルの野池巡り的なバスマスターな釣り方は一旦全部脳から削ぎ落として。。。と
もちろんスイス寄りのAlps ではもっとフリーストーン なんっすけど フランス人の一般的なメソッドだとむしろ
the ‘B-type’ をパワーアップさせたほうがしっくりくるんじゃないか っつーのが俺の経験からの結論なんっすよ
なぁるほど… っつー事でブランクは the ‘B-Type’ で決定っすけど DT4にパワーアップして
ロッドのファンデーションは対フランス仕様を立ち上げる必要がありそうですね。
その辺も俺の灰色の脳細胞の中ではほぼ完成してるんっすけど
戦勝国とはいえ シャレオツ命の国家とはいえ あんまり奴らに媚びるつもりは ありません。
フランスに 飲まれたら売れるモンも売れないからね。
2018年03月17日
A625:雪の季節が3ヶ月で 良かったな って話からの
どうも、モッズおじさんです。
製作中から予約が入った il ‘Quadrifoglio’ は 本当は1月中に完成させる予定だったんっすけど なにせ行政の壁が…
kmr様 本日中には手に取る事が出来ると思います
今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日も同じ時間で開ける予定です。
さて 去年から作製を継続していた4本のロッドは まさかの大雪と国交省と行政の壁により
足引っ張られて1月中の完成は成らなかったわけですが 先日リリース。
kmr様 本日配達に出ていますので楽しみにお待ちください。
去年は軒下で作業出来たんっすけど 今シーズンはその軒下まで雪が雪崩れ込んで 外での作業が一切出来なかったんっすわ
ところが3月になったら急激に雪が溶けて とうとう玄関脇も地べたが見えてきたんっすよ
っつー事で 3月に入って急に暖かくなって 雪解けが進む進む… で玄関先の地べたが見えて来たんで
POLANO 2018年最初の竹割作業に入ります。
幸い鹿角市は豪雪地帯から外れてる 雪が積もる所だから実は過ごしやすい気候で
実際 待ってました! なんっすよ。
とにかく3か月近いインタバルを置いちゃったから 竹割の感覚を取り戻すのが先決 亀足でイイから確実に繊維を読んで割っていく
… 結果 なんにも考えず割っている 無心になれれば大体大丈夫 と
回数をこなしてるから少しは上手くなって来たけど それでも今年最初の作業なんで
失敗したくないから慎重に。。。っつー事で強制的に休憩入れて
パッシパシ割って… 感覚で言うと『裂いて』いきます。
今回割ってるのは2pcs 用のトンキンケーンで
無事に割れました 24片のトンキンケーンピースです フレームド処理は行わず単純に24分割してるって事は
とりあえず the ‘Mk. 1’ を作るんじゃないんだな ってのはハッキリしてますね
セオリー通り 24分割でございます。
最初の竹割は特に不備もなく 不具合も不調もなく完了です。
で、コレで上手くなった と油断したらいずれ大失敗するんっすよね
クルマの運転も初心者より1年目のほうがアブナイわけで。。。
バンブーらしさと張りを求めた the ‘Mk. 1’ って事で the ‘Mk. 1’ にはフレームド処理が不可欠 だけど今回は行ってない
って事は 明らかに別の事を考えてますね
っつー事で 今回はトンキンケーンをプレーンで割りましたが フレームド処理してないって事は
the ‘Mk. 1’ ではありませんね。。。
とりあえず the ‘B-Type’ と 更なる新作を 作製する予定なんっすわ。
っつーのも おフランスへの売り込みを真剣に考えたモンっすから
こりゃあ結構な お話になって来ましたよ?