2019年12月20日

A1027:うっかりにも程がある話



どうも、モッズおじさんです。


日本全国各地にチョイチョイ存在する『ご当地地鶏』ですが 比内地鶏は「出汁が良く出る」ブランドなんで 名古屋コーチンとか
青森シャムロックとかと抱き合わせで料理すると最強の鶏料理が出来るっつー… 何気に極秘情報です.





今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日は土日シフトで開ける予定です。

さて 月曜日には ちょっとしたきっかけで知り合いになった初老夫婦様の訪問がありまして

。。。この方も比内の方なんですが どうにも毛馬内なのに比内づいてる POLANO でやんして

『門松立てない・送り火迎え火やらない毛馬内』に相当ショックを受けてたようでして。。。



なんだか逃げ足だけは鍛えてるみたいだけど いくら市を挙げてマラソンとか推奨しても 熊から逃げ切れるとか思うなよ?
何事も舐めて掛かるから痛い目に遭うワケで… 痛いと感じる余裕があるだけ命がある分マシ かもね.


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藤原製麺熊出没注意 味噌味
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まぁまぁ躾のなってないガキを見れば十分『バチアタリ』は伝わるワケで… いつもの癖で

大人にガンつけてもダッシュで逃げれば大丈夫 が習慣になってただけにガキども学校のすぐそばで

姿を現した熊にガンつけダッシュやっちゃって …逃げても熊は瞬発的に時速50kmで走れるから

サッ…からのスン でザスッ… っつー事が今年ありましたね 十和田中学で。



現在マカロニ様分のロッドの スレッド漆塗りが進捗中… ですが如何せん独自の工程なので如何せん亀足 なかなかじれったい
っつー事で 空き時間にもうひとつの『宿題』を平行作業してるんっすけど






熊に背中を向けて走るなよ(呆) っつー事でセミオーダーのロッドに 次の工程に繋がる

ちょっと作為的な『塗り』を施すために漆室の温度湿度を整えるんっすけど

整えるのに24時間は見ときたい。。。 オーブントースターも 事前に1分ほど空焚きしたほうが良い

の理論なんっすけど 空き時間にもうひとつの『宿題』に手を付けまして。。。



POLANO でテストに使ってるのは昔存在した Cortak の幅広な3gスプーンで 現行品だとムカイのイワナスプーンとほぼ同じ奴.
敢えてハードル上げまくって 空気抵抗が掛かるシルエットでキャストしてるんですね.


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パーツが届いて ガイドを仮組した 3+1ピースのルアーロッドなんっすけど

これでもか っつーキャスティングテストを重ねたんっすけど不思議な事に

最低飛距離が18.5mっつー。。。おかしい

大体19m程度で 時々思い出したように20mを超えるんですよ。



エンドガイドには大口径のATガイドを装着したんっすけど 通常ならこの処理だけで確実に飛距離を伸ばす事が出来るんです.
が… どうした事か今回はさほど効果が実感できないど





今までの経験値から考えるに エンドガイドを大口径化して それに合わせて中点までのガイドの

数とサイズを適正化していくと3~5m 飛距離が伸びるんだけど。。。あんま変わってねえ。

いや厳密に言えば 今まではMAXで18.5m 変更後は19m程度で20m越えもチョイチョイ出る

だから1m程度の飛距離は伸ばせてるんですよ。



実際に3+1ピースは 10月時点でガイドポジションをほぼ決定してたんっすけど 思ったように飛んでくれない まさかの展開…
こうなると『飛ばない』原因を 順を追って逆算的に追跡する必要があるワケで…






コレね パーツが届いてすぐに手を付けたんだけど 如何せん原因が分からない…

他のルアーロッド 特に il ‘MIDGET’ に至っては5m以上の飛距離を伸ばして

今年の田子町・熊原川で遊びで5gスプーン投げたら まさかの26m越えで対岸の木に引っ掛けちゃった

っつー。。。 あ、もちろんテスト段階では3gスプーンでの計測結果だけです。



FF PVC ラインを通して ひと振りでラインが意志を持ったかのように飛んでいこうとする位置にガイドをセッティングしてる
けど飛ばない… 他のロッドでは飛びまくるのに おかしい… で検証を続けたら






おかしいんだよね。。。 20m超えてくんないと。

と 半ばノイローゼになりそうなのをグッと残って ガイド数減らしてみたり

FFのPVCラインを通す所まで戻ってみたり。。。 と色々検証して

とうとう最初のブランク『設計図』まで戻って検証してみたんっすけど



Slow Action っつってもメーカーによって微妙に違うけど ココで言うSlow Action は G-Loomis が示しているバットが残る
USアクションの どちらかというとバスロッド的な目線での Slow なんっすね.






ようやく判明しましたよ。。。 俺 このブランクを Slow Action で作ってたんっすね。。。

ずーっと the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ のつもりでやってたよ…

そうなんです 一見しっかり者に見えるけどチョイチョイ天然な俺の断面が現れちゃったんだけど

Action を変えたってのは 背景にこのロッドの狙い つまり コンセプト があるワケで



とにかく100年以上前の設計で リップが抵抗になるバルサの塊 そりゃ飛ばねえよ な時代遅れなルアーですが 呆れるほど釣れる
正真正銘『釣れるルアー』なんです. コレを飛ばせるロッドならたいていのルアーは飛んでいきます.


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すっかりコンセプトまで忘れてたっつー なかなか次元を超えた天然っぷりなワケですが

このロッドのコンセプトは RAPALA をキャストする だったんっすね。

横浜時代からの俺を知ってる方は 俺がルアーっつったらRAPALA っつー位溺愛してるのは有名

で 前沢工房時代にもこれでもか とRAPALA 使い倒して結果残してきたワケですが



そうなんです 難攻不落の鵜ノ木沼で語り草になってる俺の釣果は 8割がRAPALAの成せる業だったんっすね. ほぼイチコロでした.
それだけに RAPALA w使用前提のロッドを ってのがコンセプトだったんだけど コンセプト忘れてたっつー…


A1027:うっかりにも程がある話



皆様が驚かれるのは重量のあるCD ではなくF つまりオリジナルのフローティングを溺愛してる

それだけにオリジナルFを20m飛ばせたらなぁ なんっすけど 15m以上飛ばせたら合格かも。

なにせスプーンと違ってただのバルサの塊 ってのがオリジナルF リップがキャスト時には抵抗になる

で 弓なりキャスト前提で設計したんだっけ。。。



コンセプトを見失うと迷走する のいい例になっちったね。


 



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Posted by モッズおじさん  at 18:43 │Comments(0)工房の話

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