2019年09月09日

A971:地味な部位ですが POLANOにとっては大きな改革



どうも、モッズおじさんです。


半分試作 半分商品向けとして作製してみたフェルールキャップですが セーム皮を使う以外に他で作ってるフェルールキャップと
変わんないじゃん な外見ですが


A971:地味な部位ですが POLANOにとっては大きな改革



今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日シフトで開ける予定です。

さて 今日は台風15号が呼び込んだ熱帯の空気のせいで毛馬内でも30℃を超えて

汗ダックダク で集中力の持続も厳しい中で

フェルールキャップを 作ってみました。。。例によって 仮組までだけどね?



バラすとこう… 高級なフェルールキャップは素材をムクの削り出し が基本ですがPOLANO では効率化を考えて3ピース構造で
作る事にしたんっすよ. なんつっても それぞれの部位は意外とラフに作ってイイから 結構楽勝パターンなんっすよ.






フェルールキャップの仮組って 意味分かんね… ってのが通常ですが 前回触れた3ピース構造の

POLANO考案のフェルールキャップで コレをバラすと…

ヘッド… ドッヘはブラス(真鍮)の削り出しで 軸はブランクの捨て代 に飾りとして捨て代をボルト上に加工

っつー 非常にシンプルな構造なんですね。



ただし セーム皮はバックス的なテキな店とかで売ってる合成セーム皮とかだと特殊な使い方過ぎて メーカーの想定の範囲外で
すぐ毛玉的なちいちゃい丸いのがワッサワサ出て来るからね? 高級セーム皮限定なんですよ.





で、前回も書いた通り 軸にセーム皮を貼り付けて摺合せの手間をカットするから量産が効く

ってメリットの反面 質の悪いセーム皮やニセセーム皮だと皮表面がすぐボロッボロになって

毛玉 みたいのがボロッボロ出てきて阿鼻叫喚 ってデメリットもあるんで セーム皮は高級品に限る

なんっすけど… 一応このフェルールキャップのアイデアは 公開しておきます。



POLANO では 漆や金属の磨き上げで高級セーム皮は常時ストックしてるからね。


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:08 │Comments(0)工房の話

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