2019年09月01日

A969:相変わらず灰色の脳細胞の活性が 高めです



どうも、モッズおじさんです。


私生活でトレードマーク的に履いている Burberry のスリムトラウザーの柄をモチーフに POLANO のロッドソックスに採用した
レジメンタル・ストライプのロッドソックス オーダー頂いていた pekokun様分 完成しました.






今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日シフトで開ける予定です。

さて pekokun様 お待たせしております

オーダー頂いていた裏メニューのロッドソックス(竿袋) 本日おばちゃんから届きました。

頂いた採寸表と 手元にあったシマノの30年前の10ftシーバスロッドを基準に作ってもらいました。



そうなんです令和元年より POLANO ではレジメンタル・ストライプをロッドソックスに正式採用したので the ‘Mk. 5’ から順次採用
っつー 派手に攻めてるようにも見えますが コレはコレでキッチリとトラディッショナルな柄でして.






明後日迄にはラクマに出品しますので シクヨロです。

そして the ‘Mk. 5’ のロッドソックスも納品されたんで 1週間以内にラクマに出品しますが

… フェルールキャップを作っとかないといけないけど

ココでもチョイと俺の灰色の脳細胞がピクリと動きまして



コレは the ‘B-Type’ で採用しているバンブーの端材で作ったフェルールキャップ なんですがここ数年で随分パクられてます.
難点は摺り合わせがフェルール同等で 非常にメンドクセエ… 作るの ヤんなっちゃうんっすよ.






俺なんかもそうなんだけど フェルールキャップって 使ってると無くしちゃうんっすよ。。。

で 再生産 はイイんだけど そもそも作る時に最終的には『摺り合わせ』が必要で

コレが結構メンドクセエ。。。 で俺なんか作るのヤんなっちゃうんだけど

「セーム皮で作ってみたらどうだろ」っつーバカげたことを思いつきましてね?



漆の世界では磨き上げが重要 っつー事で本物の鹿皮をなめしたセーム皮が工房にはわんさか置いてある… けど生物由来なんで
長く放置すると文字通り腐っちゃう っつー事で『有効活用』で 思いついちゃったんっすね.






で、どうした事かPOLANO の工房には何故か本物の鹿皮を鞣したセーム皮があるんっすよ。

コレが本物なだけに厚さはあるんだけど柔軟性が高くて

多少の摺り合わせが必要ない程柔軟にフェルールにフィットしてくれる

。。。っつー事で 塩梅を見るために試作で作ってみたんっすよ。



こんな感じで試作してみました. フェルールキャップはメスフェルール内の腐食を予防する為のモノ なので優しい素材が好ましい.
セーム皮の場合 グリースをある程度吸って 皮の保湿とフェルール腐食防止を両立しやすいんじゃあないか と.


A969:相変わらず灰色の脳細胞の活性が 高めです




コレがまた イイ感じでヌメッとフィットするんっすよ。

使い続けてると痩せる って特性があるんで ちょっとだけ太めに作製しておけば長く使えそうですね。

それに伸縮性がある素材なんで コルク程追い込んだ摺り合わせが必要無くて イイんっすよ。

っつー事で普通はコルクで作るフェルールキャップを POLANO ではセーム皮で作る事にしました。



使い倒した皮じゃなくて もちろん真っ新のセーム皮を 採用しますけどね?


 



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Posted by モッズおじさん  at 22:40 │Comments(0)工房の話

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