2019年08月09日

A952: 1年10ヶ月ぶりの釣行は リハビリと修行 でした



どうも、モッズおじさんです。


まっこと伊達者よのぉ… と京都の人間を唸らせた政宗公のお膝元らしい 鮮やかな色彩が印象的な仙台七夕は東北の夏の終わりを
印象付けるお祭りでもありまして 転がるように秋がやって来るんです マジで.






昨日の木曜日は平日シフト なんですがショールームはお休みを頂いて 8月8日は仙台七夕千秋楽

スケジュールが被って盛岡さんさ踊りに山形花笠まつりも終わって いよいよ東北は夏真っ盛り

から転がるように秋がやって来るワケですが 8月8日は良く晴れた。。。

クルマの外気温系を見ると 35℃を指そうとしていて 夏MAX



晴れた空 そよぐ熱風… いやマジで この日の気温は関東でも暑い所でおなじみの群馬県前橋市と同じだったっつー…
とても北東北とは思えないけど わざわざこんな時に竿を出すのが 本当の無茶というモノ?






そりゃそうだ ココ毛馬内じゃないからね?

なんだったら鹿角でもなければ秋田でもないっつー。。。

なにせ the ‘Mk. 5’ の基本コンセプト『里川のロッド』を実地試験すべく 実に1年10か月ぶりの

釣行なんっすね… いや 釣行と呼ぶには時間が短すぎるかな?



基本的には the ‘Mk. 5’ 宣伝目的なので 興味のある方だけ『続きを読む』に進んで下さい。


 



いや 個人的には前回の釣行で散々足引っ張られて無礼を受けて結果 ボロ雑巾ヒメマス1尾っつー

田舎の子供部屋おじさん達に「こいつらと付き合ったら ダメになる」とブチ切れて『厄払い』に入って



そりゃ俺だって軽自動車で峠超えろと言われたら断るよ… でも峠を越えないと釣り場に行った気がしないのは横浜で生まれ育った
性(さが)というモノ… 期待値だけは グングン上がっちゃうんですよねぇ…






8月8日ってのが語呂がイイから ってのはたまたまで 天気図を毎日検討してこの日になった

いや そもそも『夏ヤマメ 1里1尾』っつー釣り格言から本来は避けるべき時なんで

1年10か月ぶりの釣行は灼熱地獄行軍は確実 で即修行になっちゃうワケですが

関東関西中京の顧客層の実態を考えると これ位ハンデを付けたほうがリアルなデータが収集できる



観光名所 弥勒の滝は遠くから見るとスヌーピーに似てる っつって観光協会はグイグイ推してくるんっすよ.
実はこの滝の真裏位に鹿角の大湯温泉がありまして… 結構遠回りさせられます.




っつー事で POLANO が日本の典型的な里川として選んだのが… 毛馬内からクルマで約1時間の

青森県三戸郡田子町を流れる熊原川でして 文字に起こして分かる通り熊は出ます

観光名所『弥勒の滝(みろくの滝と表記)』を有する 田子町民のソウルリバーで

下流部ではサクラマスや遡上シーバスの実績がある ポテンシャル出しまくりの川 なんですね。



今回入渓したのは弥勒の滝よりもっと下流の 田んぼの脇を流れている区間で 土手は地元の皆さんが草刈り手入れを入れている
釣りをするには大変条件の良い所なんです… もっとも夏は雑草の成長が早くてすぐボッサボサになるんだけど.






で 案の定修行みたいな釣りになっちゃった… いやコレはもはや修行です

入渓点を決めて朝8:30から実釣開始… 毛鉤は食性に合わせる が教科書の指図ですが

初めてのフィールドではそこが良く分からない で選ぶべきは『パイロット・フライ』と言う奴で

俺の場合アダムス系パターンの変形を用いるんですね♪



FF初心者 いや興味はあるけどやった事ない人向けに FFでパターンっつったらこういう毛鉤の巻き方を含めた種類の事で
アダムスっつーパターンを色々アレンジしたのが『アダムス・パターン』っつーんっすよ.






実際このパターンで外した事は ない… 完全にエサ扱いですが ブログ上で公表は 致しません

。。。パイロットフライ最強の ロイヤル・コーチマンの代用品なんだけどね?

で 釣り始めると… 開始時間から既に35℃ で日差しが強く 1年10か月ぶりの川歩きで足がもつれる

間合いの取り方も甘く オマケに空梅雨で渇水気味 初めて使う竿 長めのティペット 真夏で草木はボッサボサ…



1年10か月ぶりの厄落としヤマメは この田子町で出ました… 丁度20cm位のパーマークが奇麗なコンディションのすこぶるよろしい
里川ヤマメです… なかなか渋い出方をしたんだけど 文章と写真では伝わり辛いっつー…


A952: 1年10ヶ月ぶりの釣行は リハビリと修行 でした



でも釣っちゃうんだけどね?

釣ったのは丁度20cm位のコロンとしたパーマークが田子名産・ニンニクを連想させる

チビなのに意外とファイターな とてもキレイなヤマメでした。。。

もちろんガッツリ狙って釣ったワケですが



まぁまぁこの辺は1年10か月のブランクが出ちゃうんだけど せっかく竿入れ込みで撮ってもネットでサカナの顔が隠れちゃってる
液晶画面が暗かったのが 敗因ですね…






なにせ今年の東北はどこもかしこも空梅雨で どこの川に行っても渇水気味っつーのが悩ましい

それだけに流れの中心ばかりを狙わず 流れがぶつかってる岸のボサ沿うようにスレスレで

それこそ毛鉤をロストするの覚悟の上でボサとの際すれすれを流す っつーバスフィッシングのような

アプローチの結果なんっすけど ボサの日陰+流れがぶつかって水量が多い+水通しが良い+適度な深さがある ポイント と



ぶっちゃけ ココなんですが… 1.流れがぶつかって水量が多い 2.ボサが日陰になっている 3.水通しが良い 4.適度な深さ
で 毛鉤をキワに流せれば釣れる… 居つく要素を『ポイント』っつーんっすよ普通.






サカナが居つく要素が4つもある で流す価値あり で出した結果なんですね

。。。渓流で普通『ポイント』っつーとこういう『サカナが居つく要素』を指すんですね♪

っつー事で 本来ならストマックポンプでこの可愛いヤマメの胃袋の中のモノ 全部出して

捕食物を絞り込んで 毛鉤を変えていくんっすけど… 今日はこのまま釣り上がっていきます。



うっかりしてるとアカネが竿に留まってうるさいほど まさに the 日本の里川 ってイキフンはバッチリなんっすけど 暑い…
ぶっちゃけ条件は最悪なんだけど それだけに1尾釣れただけで気は楽になってます.






っつー事で 釣り上がっていくけど慣れない長めのティペット+真夏で育ち過ぎた草木に引っ掛けて

結構ストレスが溜まる… それに先に描いた通り空梅雨で渇水気味 でサカナに気配がバレちゃう

で アタックして来ても出方が非常にちいちゃく まるで最盛期の千曲川の出方みたい。。。

で アタックしてくるのがたいていある程度の深さと広さがある落ち込みで 黒い大岩がある所 っつー



川から上がるとすぐ田んぼ 田んぼの向こうに集落がある 日本の里川ですね?… 何?大湯川沿いもこんな感じだって?
大湯川は 底が砂利っじゃりで サカナが居つく所が 無いんじゃボケぇ… で サカナは堰堤に集まる不健全な川 と.






盛夏の釣りで狙うべきポイントが 大体見えて来たんじゃねえっすかね?

要は『水流』と『水深』と『日陰』っつー… 人間様が暑ければサカナも暑い っつーセオリー通りで

結果 4アタック3バラシ1キャッチっつー渋い結果ですが 気温38℃くらいになって汗でビッチョビチョ

灼熱地獄強軍で鈍痛の頭痛がして来たんで 12:00 納竿… 結局インジケーターの釣りが出来なかったぜ。。。



コレは試投用&個人所有機の オプションの漆グリップを装着した the ‘Mk. 5’ で 裏コンセプトとしてダイワやシマノのSlow Action
を使いやすくしたロッド ってのがあったんですが 結構イイ線行ってます…






そうなんです 今回は POLANO 初の Slow Action の the ‘Mk. 5’ を紹介する企画なんで

Slow Action が最も要求される インジケーターの釣り をやろうと思ったんだけど。。。

俺個人の習性で どうしてもドライ・フライを使っちゃうんですね。

そういう釣り方ならこの時期だと1も2もなく the ‘Mk. 1’ なんだけど。。。



夏の川は大体そうですが どうしてもボサとオーバーハングの木々との闘い って事になっちゃうんだよね… 或いはこういう
スローウォーターで インジケーターの釣りで狙う だけど… ニンフ持ってくの忘れたっつー…






だからティペットを長く取ったんですね?

っつー事で Slow Action なのに割とコントロールが取りやすい 8ft0in なんで真夏のボサには参ったけど

ボサがボッサボサじゃなければ扱いやすい 良い竿に仕上がっているのが分かりました 分かりまぁしたぁ。。。

ズバリ 狙った通りの『里川の竿』のイメージにハマっておりましたとさ。



なにせ三戸郡田子町は太平洋側の気候で 八戸から吹き込んだ風が途中の陸地で充分熱せられてから到達するからやたら暑い.
前橋とほぼ同じメカニズムですが それがニンニクの栽培には適していたそうで…






にしちゃあ釣果がショボい と言う奴がいそうですが… ちゃんとした人は知っている

前橋市と同じ最高気温の中でたった300mチョイの歩行距離で それもリハビリ釣行で

1尾でもアタックさせたら大したモンだ と釣りをしている人なら理解できるワケでして。。。

例のモリシン商店の親父さんは よく釣ったモンだ と呆れてましたわ。



なんとなく ずーっと普通に佇んでいた昔からある水車が口コミで「イキフン良くね?」で広がった無名の水車で商品撮影しようかと
肖像権だ撮影許可だ っつわれる前に… the ‘Mk. 5’ はこういうイメージなんっすよ.






で 田子町までわざわざ行ったのは「青森に渓魚は居ない」っつー鹿角市内の都市伝説を検証するのと

市内に自動で残っていた無名の水車小屋を背景に the ‘Mk.5’ のイメージ写真を撮りたかったから

なんっすね。。。ついでにガーリックレディとお友達になれたら嬉しかったけど

今年のガーリックレディは 田子町の人じゃ ないんだってね?



水車での撮影は後日公表 っつー事で俺 上皇様と同じ脳貧血持ちだから… で珍しく昼食を取る それも田子はニンニクの町だから
っつー事でこれでもか!とニンニク祭りなガーリックビーフカレーで滋養を確保…






来年のガーリックレディはそこの 貴女です!

。。。と ガーリックレディと言いたいだけの話はさておき 水車小屋の件は中途半端な撮影で終わっちゃって

近日中にリベンジ っつー事でガーリックセンターに行って珍しく昼食を取る

。。。ガーリックビーフカレーっつー。。。。。。



もうね 町自体がリアルにニンニク臭で満たされてるから 口臭とか気になんないの… でもうちの近所の歯医者さんは口から
ニンニク臭が激しい っつったら笑ってたけど… ニンニクの町でも 歯医者でそれは勘弁らしいですよ?






生にんにくのスライスとニンニクの素揚げそれにお好みでガーリックジャムを乗せるっつー

ビーフよりガーリック優先 なビーフカレーで 熱中症気味の身体には嬉しい奴でした♪

で モリシン商店で親父さんから情報貰ったんだけど 大物実績の話ばかりで… それは the ‘B-Type’ の領域だなぁ

っつー事で なんとか無事に 帰って参りましたとさ。



やっぱ釣行は 峠を越えないと気分が出ないね。


 



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Posted by モッズおじさん  at 17:46 │Comments(0)竿と釣りと渓流の話

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