2019年07月28日
A946:強引な消費税増税が 容易に予想できるので
どうも、モッズおじさんです。
漆下地塗りは大体2回厚めに塗る を意識して塗ったら#400程度のサンドペーパーで平らに均す作業を入れて 土台を作ります.
それだけに 下塗りを施す時点で 外見上 漆リールシートスペーサーとの違いが判別し辛くなるワケで
今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日時間で開ける予定です。
さて 他の作業を全部停めて 幾度もの失敗と挫折を克服してフォーマットを体系化してきた
スピニング用リールシートスペーサーですが 耐熱化学樹脂を土台に 完成しました。
っつっても 仕上げ塗りは施していない 下塗り段階で意図的に停めてるんですが
下塗りを終えた耐熱化学樹脂リールシートスペーサー(左;黒)と従来の漆リールシートスペーサー(右;朱)と比較しますと…
色が違うだけで 同じ色で仕上げたら判別は困難. コレは製作者としては倫理上戴けないものがありまして
モデルによって色を塗り分けるからね。
っつー事で 最上位機種の il ‘MIDGET’ で搭載する漆リールシートスペーサーと比較しますと。。。
遜色はありませんね… 外見上は 言われなければ判別は困難
ところが 困難なだけに 誤魔化しがいくらでも効くっつーのを問題視しまして
製造工程でハミ出した樹脂が流れ込む… それを削ぎ落とせば従来と変わらない外観になるのを敢えて削ぎ落とさず 均してデザイン化
で 完全手作業で盛って固めて削る漆リールシートスペーサーと判別がつきやすいように 差別化しときました.
外見上容易に判別がつくように 従来はリールシートテーブル部分のアルミパイプ露出部分を
意図的に出していましたが 耐熱化学樹脂製では完全に覆ってしまいます。
コレは 高価な漆のパテを削って形を出す従来型と 型取りの工程上流れ込んでしまう耐熱化学樹脂との
工程上の違いからくる特性を そのまま利用したんですね♪
リールフット挿入個所のホール(穴)には敢えて漆は施さない で下地が露出する箇所を残します. コレで確実に下地が耐熱化学樹脂と
判別できるようになりますね. ビルダーとしては 軽く手を抜いた みたいで心残りな処理ではあるんだけど.
人間と一緒で 規格と違うから で強引に規格に合わせるんじゃなくて 個性を引き出すと良い
っつー事で 前にもココでアナウンスした通り 金具のリールフット挿入個所は敢えて漆は施さないで
耐熱化学樹脂の素地を露出したままにしておく処理を施しておきます。
コレで 言い逃れは出来ませんね?
よくお客様には「コレで充分売れるでしょ」と言われますが この上からさらに色漆や各種粉を仕上げに施すベースになるんですね.
この辺が素人作業と POLANO の大きな違いで il ‘MIDGET’ 以外の POLANO スピニングロッドに採用です.
さらに 耐熱化学樹脂は比重が大きいから従来の漆リールシートスペーサーの倍は重たい
っつー事で 可視化&比重で耐熱樹脂リールシートスペーサーを認識できるので めでたくパーツ採用です。
なにせこれ位の見分けポイントを作っとかないと マジで見分けが付かない仕上がりなんで
っつー位 良い出来栄えなんですね♪
コレで悪夢の消費税10%増税が来ても 安心ですね。
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