2019年04月24日

A876:粘土をロッドで使う その使い道とは…???



どうも、モッズおじさんです。


せっかく花が咲いたのに 今日曇りだけどね?… 今日ようやく鹿角市内でも桜が開花しました. 里で桜が咲くといよいよ渓流は
良いシーズンに突入っつーお知らせなんっすね いやマジで.






今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日も同じ時間に開ける予定です。

今日は一気に桜が開花しまして 里で桜が咲くと山の渓流魚は活性が上がる

さて釣りに行こうか と思ったら今日は夕方から雨っつー。。。何だったら週末にミゾレが混じる

っつって やっぱ一筋縄ではいかないね と体勢を整えて… と。



我が家の枝垂れ桜も今日急に開花しました. ついでに言えば開墾した畑のニンジンも芽が出て いよいよ楽しい季節に
なって来ました. 春なので 新しい事をまたひとつ 導入してみようかと…






毛鉤巻かないといけないからね?

っつー事で 本日は100円ショップに行って 紙粘土の仲間の石粉粘土 っつーのを買って来まして

。。。いい年して粘土遊びかって? いやいやいや…

この石粉粘土は ルアーロッドを作るのにとっても重要な役割があるんっすよ実は。



POLANO のルアーロッドのリールシートは 金具部分はFF用品を流用 ですが あとは工房自作品で 堆朱をヤスリでズーコズーコ
削って成型してるんです 手作り感満載と好評ですが 殊の外手間暇が掛かってまして…






POLANO ではリールシートも基本自作 で漆を重ねて固めた 堆朱 っつー手法で作製してるけど

コレが殊の外 作製が困難で… 何がって 最後の成型がやたら大変なんっすよ実は。

なにせ元々 漆界でも硬質の部類に入る浄法寺産漆+石のように仕上げる手法 なんで硬くて当たり前

どころか 相当性能の良いヤスリじゃないとロクに削れないっつー。。。



型取りに使用するのが 紙粘土の仲間の石粉粘土. コレで原型を作ってシリコンで型を取って 堆朱で仕上げようという魂胆
紙粘土より粒子が細かい石粉粘土は加工も楽で 前沢工房時代にいじってみたんっすよ


A876:粘土をロッドで使う その使い道とは…???



作者が本物志向なだけに やっちまったな! なんっすけど ルアーロッドに関して言えば

こういうパーツはもっと量産出来たほうがお客様に安定供給できるワケで

元々そういう目的のためにデザインしたのに! 削るのが大変っつー。。。

そこで 漆部分の製法を『型を作って そこで漆を固めて作製する』手法に変えていこうと



まぁまぁ今のご時世 東急ハンズから取り寄せればいいんだけど 敢えて鹿角市内で調達できる材料で作ってみます
東北は田舎だから… と色々諦めてる連中にエールを送る 的に 無ければ無いで何とかなる っつって





その『型』を作るために 石粉粘土を買って来たんっすね。

問題は型取り用のシリコンで 100円ショップでもセリアなら売ってるんっすけど

鹿角市内にはダイソーしかない… ダイソーで売ってるかどうかは不明… 東急ハンズなんか夢また夢

なんで チョイと裏技的な技法手順を入手したんで 試してみます。



型を作るのも 型にはまらない発想が大事なんです。


 



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Posted by モッズおじさん  at 23:12 │Comments(0)工房の話

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