2019年04月13日

A869:今日は木工の話です



どうも、モッズおじさんです。


まぁこういう人 市役所区役所にゴロゴロいるわな… 浮世離れした公官庁職員の象徴のように俺は見てましたが やっぱ
更迭ですかぁ…『和』が付く元号はリセットの元号 っつーのが 始まりましたかぁ…






今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日は土日シフトで開ける予定です。

前にチョイと触れた『和』の付く元号はリセットの元号 って事で無能でおなじみの桜田五輪相が辞任

っつー。。。早速『令和』が持つリセットの言霊が発動したようで。

良い時代になるとイイですね。



il ‘QUADRIFOGLIO’ は鹿角市内在住のクロスオーバー様(仮HN)お買い上げです ありがとうございます 大事に使い倒して下さい.
っつー事で また1本 作製します






今週は il ‘QUADRIFOGLIO’ が店頭で売れまして… 良い釣りが出来るとイイですね

っつー事で そろそろ真竹を取り寄せて il ‘QUADRIFGLIO’ を増産しとこうか とか考えてますが

真竹と言えば去年の門松を6等分したピースを外気に晒す段階になりまして。

最低で-17℃になる毛馬内で乾燥させた竹はひと味違うんじゃねえのかな と



1年室内乾燥させた青竹ですが これから軒下で4年晒して更なる乾燥を入れます 多分5年後の Rod of the YEAR で使用する
と 思います






4年外気に晒します。

っつー事で本日は ちょっと指向が変わって木工の話で… the ‘Mk. 1’ と the ‘Mk. 5’ のリールシートスペーサーは

木材… 銘木と言われるイタヤカエデで 横浜時代に取り寄せた10年以上乾燥モノ なんっすけど

こういうのは板で買うのが通常 って事で手持ちのは 1.500mm-500mm の板でして



銘木は 用途によっては丸太の状態やザックリ切ったみたいのもありますが たいていはこういう 板 で取引されてるんっすよ
ちょっと引いた写真でも縞模様が入ってるのが 分かりますね






リールシートスペーサーに必要なのは 約9-25-2.5cm なんで 誰がどう見てもデカい

っつー事でカットしていくんっすね… コレが今週やってた事なんっすよ。

なにせ銘木 縞模様とか木目の鳥目杢とかを読んで予測して切り出さないとカッコいい奴にならない

で 妙に時間が掛かるんですね?



丸ノコで切り出しまして… 全部切り出してもイイんっすけど 切ってると今の時期シジュウカラやコガラが寄って来ちゃって…
縞模様の正体が糖分(メイプルシロップ)で ノコで曳いたら熱でパンケーキみたいな臭が…






だから the ‘Mk. 1’/ ‘Mk 5’ 以外はコルクスペーサーなんっすけどそれはさておき

今回はストック用も含めて14ピースを切り出しまして… 今でも既製品として銘木スペーサーは

売ってるんっすけど 漆の塗り上がりが0.1mm程度と 通常の塗料より遥かに薄くて

既製品を使うと金属パーツを組み合わせるとガッバガバになっちゃうんっすよ。



購入したのが35mm厚の板なので 35mm四方の四角柱にまず切り出しまして 目を読んでから25mm四方に詰めていきます
入り皮があったりするし 模様が一番出そうな所を想像して 切っていくんっすね






で しょうがねえから自社製作 なんっすけど 板目でい売られてるイタヤカエデはたいてい

外皮側と芯側で模様や杢の出方が違って 切り出してもなんの旨味も無い所が出て来るんっすね。

今まではこういう旨味ゼロの部位は消耗工具に使ったり捨てたり だったんっすけど

ちょっと思いついた事がありまして…



下の段が25mm四方に切り出したイタヤカエデ ひとつだけ 意外と深く入り皮が食い込んでますが 残りは全部イイ感じで
縞模様が出てます… 一番旨味が無いピースは 実験に回してみようかと思ってます


A869:今日は木工の話です



安いオリーブオイルに漬け込んでオーブンで焼いて… と 英国パイプのオイルキュアリングを

施して the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE のスペーサーにならねえかな と。

別に喫うわけじゃない 灰汁抜きだけだから油は椿油でもサラダ油でも何でもイイんだけど

まずは 旨味ゼロの部位を活かす方法を 模索してみます。



こうやって 趣味が仕事にフィードバックされる。。。と。


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:09 │Comments(0)工房の話

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