2019年03月02日
A847:秋田は禁漁中 岩手は実質解禁初日 って事で
どうも、モッズおじさんです。
本来渓流FFと言えば ルアーで言うマシンガンキャストのような ポイントを1個1個叩いて釣り上がる が基本中の基本で
それが出来なきゃFF語る資格なし なんだけど… 初春はむしろ プールで粘る が正解なワケでして
今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日も同じ時間で開ける予定です。
さて。。。昨日は渓流解禁でやっぱり雨 で今日は土曜日で実質解禁日って人も多いけど 今日は風強い
ってのは秋田岩手県境での話ですが 解禁当初ってなかなか渋い がお約束で
狙うポイントも 盛期のポイントとはちょっと違ってプールを狙う それも日当たりの良いプールを狙う
初春のFFで ミッジで獲るならプールでライズを探して歩く が基本… ライズが無ければ1時間でも2時間でも竿を出さずに
歩く… でライズを見つけたら意外と至近戦なんで ショートロッドが大変有利になるんっすよ
いわゆる Slow Water 深めの淵を見つけて丹念に探っていくんっすよ。
なにせ渓流魚ってのは流れの緩い日当たりの良い深い所で越冬して 水が暖かくなると
よりよい環境を求めて徐々に遡上していくから 狙う所は限られてくるんっすね。
FF ではミッジで狙う… となるとプールのライズ狙いで ライズを探してひたすら歩く ってのが基本行動
the ‘Mk. 5’ はまさにこの時期に有利になるNymph それもインジケーターを使った釣りを前提に据えて 敢えてSlow Actionで
仕上げたロッドで POLANO FF rod ラインナップのダークホース なんです
だけど ニンフで狙う となるとプールの底を丹念に舐めるように探って釣り上がる
が基本行動で POLANO のロッドで言えば the ‘Mk. 5’ がワイルドカードになるんっすね。
まだラクマ出品してないけど 欲しい人がいたらコメント下さいね?
若しくは the ‘Mk 1’ でミッジング至近戦1発狙い… と。
ブランク外注の関係で the ‘Misty Mountain Hop’ は製作をストップしていますが 今シーズン中には作製再開の予定
保守的なトラウティストには高感度ロッドにする意味が伝わらないみたいですが
で ルアーの場合 the ‘Misty Mountain Hop’ か il ‘Midget’ か il ‘Quadrifoglio’ なんっすけど
どれか1本 っつったら。。。俺は the ‘Misty Mountain Hop’ を選ぶんですね♪
以前衣川釣行でイワナ坊主さんに教えたんっすけど 確実に彼の情報処理能力の限界超えてたみたいなんで
もっと噛み砕いた 『昔の風呂のボイラー理論』 で説明しましょっかね。。。
昔は風呂と言ったらこんな感じで ガス給湯器が当たり前 ただ触ると意外と熱くなるのと不完全燃焼はヤバい っつーんで
電気給湯機にその座を明け渡すんっすね だけど電気は震災でさらに見直されているんっすけど
まぁまぁ岩手秋田青森は未だ薪風呂ボイラー風呂に汲み取り便所が圧倒的 だからこういう説明
楽なんだけど… 逆にボタンひと押しで湯が張る ってのが自慢になるこの辺とは違って
「やっぱ薪風呂って 血が通ってるよねぇ」「ありがたみが 違うよねぇ」と全部経験しちゃった
一般の人向けに説明しますと… 昔の循環式風呂給湯は風呂釜の水を管に通して 暖める所でお湯にしてたんっすよ。
現在は電気給湯でポンプを内蔵して強制循環と 色々とオプションは付いてますが基本原理はこのまんま 冷たい水が暖められると
比重が軽くなって上の穴から自動で出て行く で下の穴から出た分と同量の水が吸い込まれて循環が生まれる って理屈です
暖める所で薪で火を焚くかガスや灯油で燃やすか電気で燃やすか の違いが大きいんっすけど
原理は今のお風呂も一緒で 湯の攪拌を促すために最近ではポンプまで付いてるんだけど
そもそもはポンプが無くても水は勝手に管に吸い込まれて流れが出来るんっすよ。
ただポンプが無いと 放っておくと暖かいお湯は水面に溜まって下はまだ冷水だったりするんっすよね。
湯かき棒ってのは 底まで突っ込んだらうりゃ と引き上げる で底の冷たい水を攪拌するための道具で 風呂はコレで OK
だけど 川や湖では湯かき棒が無いから盛期までしばらく時間が掛かるんっすよ
で お風呂の場合は湯かき棒で掻き回せば水温は均一になるけど 基本水は空気と一緒で
冷たい水は比重が重く 暖かいお湯は比重が軽い で冷水が下に溜まるんっすね。
で 湯かき棒的なモノが無い川や湖では 春になって水面が暖かくなっても水底近くは冬のまま
川底でじっと春を待ってる渓流魚達は 春になっても底に溜まった冷たい水のせいで春を感じてないっつー。。。
渓流ヤマメを リーリングじゃなくてミャク釣りで… どうしてもルアーで釣りたいっつー仙台でも釣り道邁進するとある人の
『仙台釣法』のひとつで 理には適ってるけど… エサ釣りで釣れよじゃあ
だから解禁~初春は釣果がパッとしないんですね。
実際仙台の知人の『仙台釣法』のひとつに 渓流でまさかの20gスプーン+8ftシーバスロッドでミャク釣り
っつーツワモノが出て来るワケっすけど 嫌でも底をトレースするから 理には適ってる。
なにせ敵はまだ春に気づかずに冬眠状態だからね?
渓流釣りではフリーストーンを叩いて釣り上がる が基本だし 俺が一番好きな釣り方なんですが 初春に限って言えば
スローウォーターのプールを重点的に叩いて アタリがあれば粘る ってのが正しい釣り方なんですよ

っつー事でFFならニンフで底を転がして エサ釣りは徹底したミャク釣り そしてルアーだと
感度の優れたロッドで舐めるように底に当てながらゆっくり巻いて来る が基本動作になるワケっすよ。
だから FF ではニンフに強い the ‘Mk. 5’ で ルアーは一番高感度な the ‘Misty Mountain Hop’ なんですね♪
ね? トラウトロッドでも感度って 必要でしょ?
もし俺がこの時期ルアーで釣るとなったら バレット型のスピナー でボトムバンプっすね。