2018年11月29日

A771:想像力の泉から ポンと閃いた



どうも、モッズおじさんです。


なにせ A-Grip と呼ばれる Lew’s Speed Stick で採用された人気のグリップを採用した特別モデルは 敢えてフルでメノウガイド
っつー 納品用の未使用デッドストックは 既に段ボールで傷つかないように梱包して 隔離してます






今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日も同じ時間に開ける予定です。

さて 今日は das ‘Adler’ に サインを入れまして… いよいよですね。

少々プロトタイプ臭は残りますが 相当良い感じに仕上がって かなり良いイキフンですが

見た目だけじゃなくて 飛距離も20gをオーバー20m飛ばす実力者 なんっすね。



仕舞寸法の関係で運賃だけで3万円前後 に加えて関税を考えると5万円は用意しときたい っつー事で そろそろ輸出できそう
なんだけど クリスマス期は発送が立て込む時期なんで 心配ではあります






っつー事で 2018年は苦労が多かったけど 漆塗り技術とかも随分向上して

フランス向けロッドもそろそろ送る段階に差し掛かって… 金銭的な問題だけなんっすけどね?

ボチボチ平成最後の年を振り返る時期になったら どうした事か

俺の灰色の脳細胞が突然覚醒しまして。。。



2018年に始めた大人の嗜み パイプ喫煙 ですが 単にニコチン接種だけで考えるような浅はかな付き合いは 一切致しておりません
遊びを通じて 遊びの中から 仕事に繋がるアイデアを見出す ってのが俺は好きなんですね






親方は知らないんだよね 灰色の脳細胞が名探偵ポワロの常套句だって。。。アガサ・クリスティー知らねえから

ってのはさておき 実はこのアイデアの青写真は以前から滲んでいたんっすけど

どうにも けじめのつけ方というか ポジションの置き方が イマイチぼやけてたんっすわ。

でも趣味に加えた パイプ喫煙 に突破口があったワケで



個人的にはとっても気になるけど 何故か買えずにいるイタリアの名門 Savinelli も Pipe of the Year を企画しています
イタリアのパイプは根本的に英仏と違って アートの要素が強いような気がする






Dunhill や Peterson それに Chacom や Stanwell や Vauen 等のパイプメーカーは

その年だけの特別モデルを それも結構ゴージャスな奴を本数限定で作るんっすよ。

そういうパイプを Pipe of the Year っつって そのメーカーの実力を示すとともに

購入者としてはコレクション及び投資の対象として注目してるんっすよ。



そうなんっすよ 価格を抑えて「バンブーロッド 欲しい」って人達に広く作りたい ってコンセプトでレギュラー・ラインを
作ってるんっすけど 採算度外視で竿作りたい って欲望もあるんっすよ 叶えるにはこの手はイイかも


A771:想像力の泉から ポンと閃いた



っつーのに倣って POLANO では ROD of the YEAR と銘打ったスペシャル・ラインを

本数限定で 1年位掛けて作ってみようかな と閃いちゃったワケっすよ。

もちろん吹けば飛ぶような弱小ロッドメーカーなんで 作れてもせいぜいが2本だと思うんっすけど

来年は年号改元の節目の年 っつー事で ROD of the YEAR 始めるにはイイかもしんない。



実は the ‘Mk. 1’ のテーパー作製時にベースにするのを Garrison か Leonard か で最後まで悩んだんっすよ
結局万人受けに近い Garrison にしたんっすけど Leonard に未練がない訳じゃあ ない…






来年の今頃に Pipe of the YEAR 2019 を販売できるようにしたいんで 今から企画を

立ち上げないと。。。なんっすけど レギュラーラインで触ってないテーパーを採用するのが良いでしょうね。

基本的に POLANO は Moderate Fast Action のロッドに固執していますが

ROD of the YEAR ではその縛りを敢えて外していこうかな と。



っつー事で 前々から滲んでいたアイデアが趣味のパイプを通して まさかの新規格に繋がるっつー… まさにパイプは想像力の泉
写真は Peterson Pipe of the year 2018






っつーのも Semi Hollow じゃない Winston や Powell ってどうよ? とか

最後まで the ‘Mk. 1’ のベースで候補に残っていた Leonard とか Walker Bampton って イイよね とか

枠を取り払うと 魅惑のテーパーが。。。さらに FFとルアーの枠も取り払えば

。。。das ‘Adler’ を見て貰えば 大体どんな事になるか 分かりますよね?



仕上がると 当然高い竿になります。


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:55 │Comments(0)工房の話

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