2018年10月21日
A746:茶色い飯ですが 名物なんです
どうも、モッズおじさんです。
今週末は大館比内の いや比内地鶏でおなじみの比内にある大滝温泉の足湯に ヒフミン似の叔母さん連れてったんっすよ
こういうのは都会の人にはツボ なんでガッチガチの紹介ポイント なんっすよね
今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日シフトで開ける予定です。
さて。。。今週末は鎌倉から母方のおばさん… ヒフミンに似てるおばさんがやって来たんで
金曜日の夜は ちょっと気になってたものを食いに 隣町の小坂町まで行って来たんっすよ。
大館ばっかり贔屓してないで たまには小坂町もいじっとかないとね。
ジモティがなかなか小坂川・毛馬内地区で竿を出そうとしないのは 未だに汚染していた頃の川が現役で汚染されてると思ってるから
なにせ70ン年前の農地改革が「こないだ」だから… 田舎の人の感覚ってイベント少ねえから そんなモンです
小坂町は鹿角市同様 藩政時代は盛岡藩 つまり南部藩に属していた地域で明治時代には
明治政府から金鉱脈に目を付けられて 散々無茶な金の掘り出しが行われてた歴史があるんっすよ。
その金山から精製のための化学物質が垂れ流されて 金山より下流の小坂川は一時期『死の川』になったんっすけど
明治政府時代には全国的によくある事だったんっすよね 藩政時代の譜代の土地を荒らしに荒らす っつー
金を掘り出す時にいろんな薬品を使うらしいんっすけど 全部垂れ流したんで小坂川は最近まで汚染された川だったらしいっす
とてつもない富をもたらした半面 当然負の遺産ってのもあるワケで
負の遺産から言えば明治期にかつてない程よそから人が入り込んで そのほとんどは山師で
山師ってのは荒くれ者ってのが相場で… 背広組も左遷組の山師だったからね?
っつー事でルール無用の無法者に ジモティは警戒する癖が残って他府県ナンバー見ると自動で警戒しちゃう
っつー半面 正の遺産としては黄金がもたらしたのはかつてない程の大金で やたら裕福な文化が開花したんっすね。
正の遺産としては あり得ないほどの富+よそからの人=文化と娯楽の開花 っつー事で明治期の西洋建築物が多いのが町の特徴
当然ながら当時の最下層の人も富の恩恵を受けてたらしく 肉体労働者の飯もかなり飛ばしてまして
それこそプチ明治村的な… その住民性を感じさせるのが小坂川で俺も恩恵を被ってるんっすけど
詳細を言うとヨソ者センサー過敏になり過ぎてるジモティから怒られるんで割愛
ってだけじゃなくて 一攫千金・小坂ドリーマーな労働者達のリクエストで生まれたのが
今回食ってみた『小坂のカツラーメン』なんっすわ。。。紛れもないドカタ飯です。
ラーメンにカツ丼の具をのせる無茶… 長野とかヨソにもあるけど 自然発生的に生まれたカツラーメンが小坂町のソウルフード
にしても鹿角市にしろ小坂にしろ 飯の肉体労働者臭ハンパないワケでして…
なにせカツ丼の具になるカツの卵とじをラーメンに乗っけるっつー。。。個人的には那須塩原の
スープ焼きそば以来の衝撃なんっすけど 今回食いに行った 奈良岡屋さんが発祥 らしいっす。
で ただカツ丼の卵とじを乗せただけじゃなくて カツの肉は厚切りのチャーシューで
スープ自体もあっさり東京系… と思いきや 玉ねぎエキスがふんだんに入ってて 上品な甘さで
小坂のカツラーメン発祥は この奈良岡屋さんだそうで お客さんのリクエストで出してから看板メニューになったそうな
店によって味は全然違うらしいけど この店のは意外にもあっさりとして上品な味なんっすよ
ドカタ飯なのに 実は相当上品な味 なんっすね。
カツラーメンは小坂町のソウル・フードらしくたいていの食堂で食えるんっすけど
味は全部違うらしいっすよ。。。個人的には奈良岡屋さんのは 好きな味
親父さんは最後までガン無視してくれたけど 例によって2代目かな?跡取りドラ息子のパターンかな??
おばちゃんは愛想が良かったんで また行こうと思いますけどね?