2017年09月06日

A477:FFロッドを作って ルアーロッドも作る



どうも、モッズおじさんです。


天高く馬肥ゆる秋… 渓流魚にはサビ入る秋… 今年は農作物の発育が遅くヤマメの産卵体勢が早い 困ったモンです
仙台は8月ずーっと雨 と比べたらまだ恵まれてるほうですね






今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。

9月に入って いや 8月の毛馬内盆踊りの頃から毛馬内ではすっかりヤマメの姿が薄くなって

鹿角のヤマメはどこ行った… で探してたら まさかな所でパカパカ釣れて

サビっ錆の太った魚体に ああもう秋なんだなぁ産卵体勢に入ったんだなぁ… と実感する今日この頃



尺が出ない と嘆きが多かった今年の米代川水系鹿角地区でしたが 俺が今年出した尺はルアーでだったっつー… テストは上々
結構パワフルなロッドを実感できたシーズンでした






いかがお過ごしですか?

振り返ると POLANO ではFFよりもルアーのほうが比重の高い1年だったような。。。

もちろん前沢時代にやり残してた the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ のフィールドテストだったんっすけど

アレはアレで完成した感がありますね。



で どうした事かFFだとイワナとの縁が深かった それも急に現れた広い広いプールで「ココでFFで出した試しがない」って所で
FFで尺出したっつー… the ‘B-Type’ は痛快なんです






なにせヤマメとウグイのアタックの違いを手元で明確に感じ取れるんだから。

お陰様でルアーロッドもケーン いわゆるバンブーロッドで作製する準備が整いました。

鹿角の渓流は産卵絡みで終了モードで納竿の気配 ですが

POLANO のロッドはいよいよこれから って感じですわ。



今度FFロッドのニューモデルを作る関係で どうしても余るケーンピースをどう処理するか… で急浮上したのがバンブールアーロッド
以前紹介した il ‘LOTO’ なんっすね 春先には死ぬほど冷たいグリップはどう処理しようか…


A477:FFロッドを作って ルアーロッドも作る



なにせ これから作製に入るFFロッドの「余り物」… どうしても余剰で出るケーンピースを流用して

以前紹介した il ‘LOTO’ 通称『ロータス』を1本 作れちゃうんっすね。

ストローブランクに変更となりますが 5ft3in UL-L で 待望の2ピースっつー

ステキな感じですが 6~7万円程度の売値になっちゃいそうです。



the ‘Mk. 1’ と the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE はどうしてもこういうハンパな余剰が出来ちゃうんっすよ こういう場合大抵の工房では
ピースを利用してアクセサリー的なモノを作るんっすけど ウチではなんとか竿にならないか と考えるんっすね






いや頑張れば5万5千円位に抑えられるかな?… 皆様の協力も必要なんっすけど

余り物ケーンっつったら。。。the ‘Mk. 1’ と the ‘Mk. 1’- SPITFIRE の余り物ケーンピース

コレが困った。。。

なにせ真竹は都合10ピース ケーンは5ピースの余剰が出ちゃうモンっすから。



一応青写真をイワナ坊主さんに話したら「アクションの想像がつかない」と興味津々だったんっすよ ついでに言えば扱う自信がない
とも言ってたけど… もちろん使い物にならない竿を作るつもりは ありません






で。。。相変わらずロクでもないアイデアを閃かせるのが俺の灰色の脳細胞で

。。。これらを使うと「完全エキスパート向けルアーロッド」が頭の中で出来上がっちゃったんっすね♪

敢えてスリースタックで 敢えて柿渋塗りで作ったら。。。面白い竿になりそうだぞぉ。。。

価格も Ito Craft さんのロッド並みに抑える事が出来そうだし。



FFロッドの陰で作る POLANO のルアーロッド、期待して待ってて下さい。






同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 18:42 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。