2017年07月15日

A428:3連休初日に 届きました



どうも、モッズおじさんです。


当然こんな洒落たコンパウンドは 鹿角市内じゃ売ってません いや北東北でも置いてある所があるのかどうか なんっすけど
注意書きを読むと完全に『毒』です 555で手袋&マスクは必須です





今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。

っつー事で 最近の流通事情は目を見張るものがありまして

西日本から秋田へ 今まで中1日で考えてたモンが 1日で届いちゃうっつー… 便利になったモンっすわ。

POLANO では必要不可欠なコンパウンド2種 到着しました。



おそらくPflueger より安価なビンテージのMartin 低中番手用の63 手に入れました 団塊の世代以上には懐かしい
団塊Jr以降には斬新なリールなんっすわ 渓流向け





あとは 前回ちょっと触れた Martin 63 FFリールが届いたんっすよ。

コレが一応DT5+10yads程度のキャパなんだけど 糸癖付かないようにバッキングを入れる

がPOLANO の推奨なんで 実はコレ位が渓流ではお勧めのサイズなんっすね。

今回取り寄せたのは 1970年代に作られた個体のようでして



現状ではOFT のDT5+ノーバッキングが装填されてますが 正直オマケ程度の代物 おそらく25yds程度のバッキングにDT4位が
このリールのキャパシティなのかな… 詳しいデータがないんで何とも言えませんが





っつーのも スプールのセンターシャフトとロックするレバー周りがアルミ製で 後年物は樹脂製になるんっすよ。

で、コレが新品で売られてた当時1ドルは360円!だったんで 高級の部類だった奴ですね?

でも本国US ではこれでもか と大量生産された いわゆる安物リールの類なんっすね。

ところがこのリール 安物と侮れないほど良い作りをしてまして。。。



裏面はこんな感じ… リベット打ち止めのUS家内制手工業的な大量生産品で 日本で『鯖缶』とあだ名されるのはこのボディのせい
左右巻き分けの機能が付いてない左右対称クリックに クリックをフリーにするスイッチが付いてるだけ





スプールはアルミの削り出し で ボディはなんとブリキ製 プレス打ち出しの奴なんっすよ。

ほぼ缶詰です… 実際『鯖缶』っつーあだ名があるほどで ゴリゴリに缶詰感 満載なんっすね。

当然ながらクリックにブレーキ調整機能は付いてない… クリックONかフリー の選択しか出来ません。

もちろん左右両用… っつーより分ける程の器用な機能は付けてねえっつー。。。



リールフットも 曲げた金属を缶にリベット留め っつー感じのシンプルで分かりやすいモノ このフット幅が広くてロッドを選ぶっつー
実際 POLANO の the ‘Mk. 1’ には装着できません





おまけにネジというものを一切使ってない… スプールロック金具にマイナスネジ2本使ってるだけで

あとは全部リベット留めっつー無骨な感じ。

ところが。。。この究極にシンプルな作りが 却ってグラスやバンブーロッドに似合うんだよね。

Pfluegar MEDALIST とはまた違ったがあるんっすよ。



それでも古き良きUSメイドのイキフンはたっぷり詰まってて 打刻のデザインから文字書体が70’s 以前から続く『らしさ』がある
基本的にアメリカ人は黒が好き なんだけど黒に対してシルバーの配置とバランスが 上手いんだよね





最近は何でもかんでも中国製で US製品でも大体そうだけど コレは迷う事無くMade in USA。

イイ意味でUSらしさが滲み出て来るリールなんっすね。

UK製品とは違う素朴さとダサカッコ良さが 根強いファンが多い理由なんっすよね。

いや実際 こういうリール 十和田湖ギリーさん 欲しくなっちゃうんだろうなぁ。。。



POLANO で一番安いFFロッド the ‘STiNG’ と組み合わせると… とっても高級なタックルに見えてくるから不思議
the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE での撮影が終わったら 放出します


A428:3連休初日に 届きました



ただこのリール 実はロッドを選ぶ

現行の日本の渓流FFロッドだと ひょっとしたらフットが入らないタイプのほうが多いんじゃないか と。

実際POLANO でも the ‘Misty Mountain’ は装着できるけど the ‘Mk. 1’ には装着できません。

幸い the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE は the ‘Misty Mountain’ とグリップのフォーマット共有なんで行けますが。



売る時は ¥4.500- 位を想定しています。


 



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Posted by モッズおじさん  at 16:58 │Comments(0)工房の話

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