2016年10月27日
A183:十和田湖ヒメマス 弾かれる問題 ルアー編
どうも、モッズおじさんです。
ヒメマスの口の周りは表皮が弱くて ココにフッキングするとすぐ表皮が切れちゃう 出来る限りフックを口の中に入れて
硬い所にフッキングさせたいワケっすよ この個体みたいに
いや前回の十和田湖釣行では俺 少なく見積もってもネットに入れたのと同じ数 バラしてるんっすよ。
同行の常連さんはふたりで5尾っつっても 少なく見ても同数以上はバラしてる。
っつーのも。。。ヒメマスは口が弱い
頃合いの良い所にフッキングさせるのが難しいんっすよ。
もちろん追従性の良い穂先のロッドは釣りを有利にする けどFFほど確実に口に入れるタイミングが計れないルアーでは
少なくともフックポイントを確実に口の中に入れられるかが 釣果を上げるキモと見た…
もちろん竿屋の意地で言えば ロッドの選び方次第では獲れないサカナも獲れるワケで
。。。ウチのロッドの自慢っすね♪
それでも掛かり所が 口の弱い所だとあっさりバラしちゃう。。。
さぁどうしたモノか。
っつー事で 十和田ヒメマス狙いのルアーマンお助けグッズが POLANO では100円です コイ釣りなんかの吸い込み糸
だけど 実はコレが十和田湖ヒメマスの釣果を上げるっつー… 写真のハサミは 200円
体感だけで言えば 常連さんもウチのロッド使ってたらそれぞれ同数獲れたんだろうね。。。
っつー未練タラタラな話はさておき 実はPOLANO には
そんなジレンマを解消する ルアーのお助けグッズがあるんっすよ。
それが意外な事に いわゆる吸い込み糸でして。。。
一般的なスプーン&スピナーはリングにフックがついている… 当たり前ですね? でも仙台釣法の発想で考えると
こんな当たり前をいじって 釣果に繋げるんっすよ
要するに仙台釣法のひとつ 確実にフッキングさせるために海のノウハウをフィードバックするっつー。
最近では店で売ってるスプーンやスピナーには刺さりの良いシングルフックがついてて当然
だけど。。。このセッティングだとフックの動きが結構制限されるワケっすよ。
コイツをもっと自由に動かすために
個人的な手持ちのスプーンも 中野式遊動フックに変換 実際釣具屋さんで遊動フックは売ってるけど自作で充分
たいていは餌釣り用の針を応用するんだけど
吸い込み糸で留めて 動きを良くするんっすよ。
コレは青物なんかでおなじみの地獄バリ… 遊動式って奴っすわ。
コレならサカナの口にすんなり入ってガッチリ刺さるっつーワケ。
仙台の中野さんなんかでは時々仕上げた遊動フックを売ってるけどね。
シャンクに電車結びでラインを留める…写真でも分かりやすいようにFF用のバッキングラインで説明しています
本来は5回巻き留めるけど 接着剤で留める前提だったら3回で充分
一般的なのはトラウトでも丸セイゴ系が人気だけど 普通のルアーフックでも作れます。
まずは電車結びでフックのシャンクにラインを巻き留めて。。。
最後に接着剤で固定するから 3回も回して留めれば充分っすね
ラインを下向きに出すんっすよ。
針先を下として 下に通したラインをアイに上から下に通す コレで完成した時フックが安定するんっすね
今回は細軸の#4で対応してるけど もっと大きなフックのほうがやりやすい
そしたら輪っかを作ってアイに通す。。。針先を下とすると上から下に抜くんっすね。
で、輪っかはつまようじが入る程度の隙間を作っておくのがコツ。
からの 再び電車結びでフックのシャンクに結び留めるんっすわ。
この結び方は内掛け結びっつーんっすけどね?
最後は接着剤で留める前提だから最後は1~2回でOK アイになる輪っかは最後に締める事を考えて爪楊枝1本が入る程度の
隙間を開けとけば大丈夫じゃないかな
で、輪っかと余り糸を引っ張って 頃合い良い輪っかを作りながら絞め込めば完了。
あとはトラウトの鋭い歯から保護するためにエポキシやビニール用ボンドでコーティング
で完璧です。
他にも色々やり方あるけど サカナの吸い込みに素直に追従するからフッキング率がUPするっつーワケ。
輪っかの大きさを工夫してみるのもひとつの手 写真ではコーティングしないで撮影してるけど トラウトの鋭い歯から
結び目を守るためにコーティングは強めの推奨です
当然輪っかが大きければ自由度は増すけど 根掛かりや飲み込まれ率もUPする。
どん位の大きさが良いかは 皆さんが研究してください。
で、吸い込み糸はそういうサカナの吸い込みに対応して作られたラインだから
あるとフッキング率が確実にUP するんっすね♪
伊達にヨネコから取り寄せたんじゃない って事っすよ。