2016年10月26日

A182: 興味のある方は どうぞ



どうも、モッズおじさんです。


今年の渓流解禁最終日は そこの米代川本流でSpey Casting でバランスの良いラインのテストだったんっすよね
実際解禁中の時間のやりくりが付かないから Spey のスの字も出来なかったっつー…





アレは。。。今年の渓流解禁最終日 米代川本流でロッドを出した時の話なんっすよ

…いや実は 使えるかなぁ売り物になるかなぁ。。。で

Air-Flo(UK) のDISTANCE LINE WF7F を

手持ちの CND Expert Spey 13’06” 6/7 で試投してみたんっすよ。



ダメな奴ってのは すぐに結論出る… 3投してみてダメだこりゃ であとは「どっか良いトコあるんじゃねえのかな」で
探るけど… 大体最初の印象を覆すって ないんっすよね





結論を言うと 全然使い物にならない… 3投で「使えねえよ!」で放り投げちゃったんっすけど

。。。くれぐれも言っときますけど Air-Flo 自体が悪いんじゃなくて

50ft ロングベリーのラインは13’06” タックルでは短い あと10ft欲しい っつー話で

コレが10ft前後のウェットロッドやスイッチロッドならベストバランスなんだろうなぁっつー話っすよ。



いやマジで 騙されたと思ってキャストしてごらんなさい? バランス悪い組み合わせだとウェイトが1個も乗らないから
全然飛ばねえの… 傍から見るとただのヘタクソに見えちゃう… ヘタクソなんだけどね?





サルには解らねえ話だろうなぁ。。。

っつー事であの時熱い視線でご覧になってた 裏の台地にお住いのルアーの方

グダグダなキャストにガッカリなすったんじゃねえかと思いますけど…なんか申し訳ない。

そういえばウチの裏辺りにはサルがいるとかいないとか。。。



ひと口にSpey っつってもTraditionalとModernに分かれて Modernから更にScandinavia だのSkagit だのと色々派生してて
でも竿屋目線だけで見ると なかなか売れないダブルハンド・ロッドを売る口実に見えちゃったりして…





裏山に住む北限近くのサルの話はさておき そもそもスペイラインを買う時

四谷にあったFuntail っつーお店の親父さんが「大丈夫だよ」っつー

フワッとした事しか言いやがらないから…

買ったのはRio Products のMid Spey っつーラインだったんだけど







どっちかっつったらMid Spey は中級者以上向けのラインで 日本にSpey Casting を紹介した

野寺さんに言わせると「初心者はRio のWind Cutter Spey」っつーのまで知ってたんっすよ。

だけどSpeyの事知らねえな?な Fantailの親父さんの言葉が 楽だから で乗っかっちゃって

結果… 俺のSpey Casting はクッチャクチャなんです。。。



だからピンチに立たされたウチの常連さんのひとりにも「どうせバレるから嘘はつかないほうが 後々有利に働くよ」と
アドバイスしてるんっすわ どうやらその常連さん 今は圧倒的優位に立っているようで…それで良い





もっともコレは16年前の話で Funtail さんは埼玉に移転してカントリーグッズと ルアー&飛ばす系のFFのお店に変貌を遂げて

Spey Casting のスの字も出て来なくなったんだけど。。。

やっぱ初めの一歩って 大事だね… 俺まだSpey で変な癖がついちゃってんの。。。

と同時に「あ 知らねえ事は知ったかぶるより正直に言ったほうが 信頼に繋がるんだな」と



ひと口にフライラインっつっても形状や比重を置いた箇所(ベリー)の長さとかで 性格がまるで違ってくるんっすよ
それこそサルには理解できない そこを探る楽しさが人間らしい知的な趣味なんっすね





勉強になりました。。。それが今のPOLANO の 呆れるほどにバカ正直 に繋がってるんっすけど

それはさておき 16年の歳月をどこでどう取り戻そうか…と

親父さんも親父さんだけど 疑惑を持ちながら自分の意見を貫かなかった俺にも問題がある

っつー事で毛馬内に来てから 時間をどうやりくりしてマスターしようかと考えて来たんっすよ。



東京くんだりじゃ2時間3時間掛けてようやく狙えるサカナが 毛馬内では散歩位の時間で楽しめちゃう ただの田舎じゃない
釣りに入れ込んだこの辺の大人が卑屈じゃないのは このエリアが日本屈指の名門フィールドと誇りを持ってるから





サルには解らない話だけど トラウト狙いでもエリート級になるとこの辺って霞が関みたいな所だからね?

豊かなフィールドって事で 豊か過ぎるだけに やりたい事多すぎて時間のやりくりが大変

で。。。昨日突然 全てを解決する妙案を 思いついちゃったんだよね。

きっかけは 昨日十和田湖でギリーを務めてくれた常連さんの情報なんっすよ。



禁漁期間ナシ 遊漁券現場売りでもどっかで買っても値段は同じ このふたつを知ると「じゃあ行っちゃおっと」って
なるんだよね…芦ノ湖や河口湖や中禅寺湖では 現場売りは確実に2割増なんだけど





十和田湖に 禁漁期間は 無いからね?」。。。

オマケにおいらのやる気に火を点けるには充分すぎる光景を目の当たりにしまして

。。。サクラマスが ガンガン捕食してんぞ

ところが あいつら狙うにはバックヤードが狭すぎる



サルは知らないフォルスキャストの原理 オモリやルアーや仕掛けを飛ばすんじゃなくて 比重の重いラインを飛ばす
とメカニズムがまるで違う はウチのロッドで習得できます… 宣伝です♪





フィッシュイーター化したサカナを狙うにはブレイクラインつまりカケアガリを攻めるは必定

ラインをピックアップする長さ分 ブレイクラインから離れでウェーディングしたい

けどその立ち位置だとバックキャストでラインが確実にどれかの木に引っかかる。

となると。。。どう考えてもDループが威力を発揮するワケっすよ



実は秋の湖沼は地上より暖かい… 季節が思ったより進んでない ってのが常道で 今時期でも意外とハイシーズン
冬の本栖湖でガイド凍らせながらトラウト狙うって 実は理に適ってる事なんっすよ


A182: 興味のある方は どうぞ



キャストも未熟なのにそんなトコ行っちゃうの?…と笑った方は それこそサルの意見

目の前に獲物がいないとやる気も起きねえっつー。。。

自分に敢えて負荷掛けないと 上達も昇進も昇給もヘッタクレもないワケで

…そういう意味では 自分に負荷掛けるには 充分すぎる動機っすね。



っつー事で 申し訳ありませんが ショールームに陳列しているネオプレーンウェーダーは 俺が使う事にしますわ
ちょっと俺 やる気に火が点いちゃったモンっすから…





問題はこれからの十和田湖 練習するには寒すぎる って話もあるけど。

でも商売目線で見ると 使える初心者向け Speyライン は展示しときたい奴で

いずれは Traditional Spey Rod は作りたい奴 なんっすよ。。。

それもこれも まずは Spey Casting を自分の物にせねば



。。。なんだかね スッゲエ楽しくなってきた♪


 



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Posted by モッズおじさん  at 17:39 │Comments(0)工房の話

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