2016年10月24日

A180:多分コレが the ‘DEER HORN’ PROJECT



どうも、モッズおじさんです。


こちらはJJH Triumph の1961年 別注と思われるロッド 通常のポケットバットキャップではなくてもっと高級な奴が装備
だけどDT6にしてはリング止めが華奢に見えて 日本人には不安要素 なんだよね





っつー事で本職のFFロッドの話… 先日から触れている北海道スーパーレインボー意識した

Hardy JJH Triumph をモディファイした奴の

グリップデザインについてですわ。

オリジナルの JJH Triumph はポケットバットキャップ&リングっつー



実はPOLANO でもこのスタイルで行っちゃおうかな? とか考えたんっすけど 商品としてみるとどうしてもこの手の不安感は
受け入れられそうにない っつー事でココはもっと広い視野で考える事にしたんっすわ





毛馬内バージョンの the ‘STiNG’/ the ‘MISTY MOUNTAIN’ と同じ奴っすね。

… 確かにUK では(サーモンがメインだから)DT5/WF6 位まではライトロッド扱い

なんだけど。。。日本ではDT5/WF6 以上でコレ だと少々違和感となって伝わるんっすね。

で。。。横浜時代に作った奴をチョチョイと手を加えてみたら



少々今時なアップロックスクリュー スクリューのピッチはもう少し広い STRUBLE タイプがよりクラシカルなんっすけど
2016年現在カタログ落ち ブランクはC.C. de France のテーパーデータで組んだ奴(非売品)


A180:多分コレが the ‘DEER HORN’ PROJECT



こうなりました

HARDY っつーよりむしろ SHAPES や FARLOW LONDON に寄せた感じになるんっすけど

見た目の安定感は格段に向上しますわ… 見た目って 結構重要。

横浜時代に作った奴を結構受け継いでいるんっすけど



アップ側の金具の上にコルクを被せるのが今時のロッドのお約束 だけどクラシックなイキフンが欲しい所なんで
敢えて金具を露出します この辺が POLANO の頑固な所





どうにも… アップロックにしてグリップの内側にフットが入る昨今の奴は 売れるのは確実なんっすけど

どうも採用したくない。。。Dylan的に言えば商業主義的過ぎるっつーか あざといっつーか。。。

っつー事で敢えてこの金具(アルミ)での取り付けをやってみたんっすわ。

結構クラシックなイメージで纏めてみたんっすわ。



本流での使用を前提としているので バットエンドはプロテクター的に軟質プラ お約束の奴だけど従来品を使わないのは
湖沼でも使えるのにバリバリ本流ウェットのイメージを付けたくないから POLANO の頑固な部分





さらに 試験的に軟質プラスティックのロッドエンドを嵌め込んでみたんだよね。

コレは本流でロッドエンドを保護するためのウェット・ロッドのお約束

だけど湖沼での釣りも考えて ちいちゃい奴… チャイチーのを選んでみたっつー。。。

ラバーエンドがでっかいと ロッドの使用用途が決めつけられちゃいそうで それがヤなんです。



ほぼこんな感じで行くと思います 多分。


 



同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 16:59 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。