2016年10月04日

A163:このフェルール 使えんじゃね?



どうも、モッズおじさんです。


イメージとしては 冗談で芦ノ湖でDT2/3 振ってたら70cmブラウンが掛かった…的な 普通テストではココまでやんない
竿に癖残っちゃうの分かってて グイグイ曲げちゃう無茶





のっけからこんな写真でご機嫌伺。。。無茶なテストする でおなじみのPOLANO っすけど

いくらDT2/3 指定(ルアーだとSUL)とはいえこんな事やったらグラスのフェルール

…割れないね

割れたいって気配も感じないんっすよコレ。



なんだったら繊維に沿って割れちゃうように でグイグイやってます 実際ブランクのほうが先に折れちゃうんじゃね?
っつー驚異の強度が コレ 結構使える奴かも…





いわゆるステップダウンスタイルに削り出したグラスフェルールなんっすけど

ここまで無茶して ブランクがこの角度で癖がついちゃった…直したけどね?

ブランクが悲鳴あげてるのに!フェルールはシレッとしてるっつー。。。

俺、やったんじゃねえの?やっちまったんじゃねえの??



以前仕込んでいたソリッドグラスにシルクスレッド巻いて漆で固めた奴は 作製中に割れました なにせ部分的に
0.2mm程度の肉厚に追い込むモンで





いや一般的に行われてるスレッドで口を補強するやり方で外径5mmのソリッドグラスに4mmの穴開けて

…つまり肉厚0.5mm強なんっすけど

作ってる途中で割れちったっつー。。。

で、おいらは急にHARDY の70年代グラスロッドを思い出したんっすよ。



スレッドで留める部分を初期モノ HARDY グラスロッド ではブラスリングで補強していたのを思い出したんっすわ
ただの装飾と思ってたんっすけど 思ってた以上に効果があるようですよ


A163:このフェルール 使えんじゃね?



で、そのHARDY JET なんかで行われてたやり方を取り入れて グラスの口という口に

ブラスリングを取り付けてみたんっすわ。

結果 ブラスリング装着部分の肉厚は0.2mm程度になるんっすけど

結果は…見ての通りなんっすよ



シャレオツ度が高い上に ソリッドグラスは漆でいろんな色に仕上げる事が出来る… コレは結構アリなんじゃねえかと
ジョイントすると 結構イイ感じっすよ





現状は雑なプロトタイプ…摺り合わせすら雑だからね?

それでもこっちの予想をはるかに上回る強度が

確保 出来ちゃったみたいっすわ。

ブラスを噛ませたとはいえ 重量もかなり軽量だし



個人的には バンブーロッドにはメタルフェルール ってのがあるんっすけど Blanks β には敢えてこれを採用させると
イイのかなぁ… って ソリッドグラスだと ビミョーです





とはいえSHIMANO やDAIWA のアクティブフェルール的な

ロッドアクションに追従する って程の代物ではないんっすよ。

基本的にはブラスやニッケルシルバーより軽い 軽量代用品 って感じっすかね?

バンブーロッドには使えるけど ソリッドグラスだとチョイ使い辛い…



とりあえず グラスフェルールは一旦の結論 とさせていただきますわ。


 



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Posted by モッズおじさん  at 23:38 │Comments(0)POLANO ロッドの特性と設計のあれこれ

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