2016年09月06日
A129:贅沢な選択
どうも、モッズおじさんです。
POLANO ではFFラインも少々置いてます 十和田湖では10月にヒメマス解禁 で必要になるだろう でSA/3M デッドストック
WF6F とWF5-S を陳列です 渓流用のDT-4 はできれば常備置いときたいUK製品です
まずはショールームのこぼれ話から…
実は。。。俺が以前ストックで買っといたSA/3M WF6 と中野さんから貰ったWF5-S を1.000円で
今年取り寄せたおそらくAir-Fro の下請け業者製のDT4 を3.000円で
お譲りしてるんだよね もちろん新品未使用品です。
近所のコメリではレジのお姉ちゃんが不思議がってますけど ネジはこうやって使ってるんっすよ 俺作業員には見えないから
作業員じゃ ねえし… ロッド作成では何かと重宝する代物なんっすよ
っつー事で本日は 先日到着したFLOR コルクとコルクバールを圧着しています。
コルクバールはCardinal 33 等に対応したクラシック/オールドリールパイプを装着した
the ‘STRATOS’ リアグリップ用で FLOR は…
the ‘STiNG’ と the ‘MISTY MOUNTAIN’ グリップ用 なんだよね。
今時の細身でリール一を削るはメンドクセエ… って程でもないんだけど むしろMEDALIST とかのオールドリールを当てると
この手のリールシートのほうが無難なんっすよ
で… 昔の HARDY を連想させるリールシートを採用してきたPOLANO ですが
今後作製を予定しているBlanks αの the ‘MOD’ ではポケット&リングを採用するつもり
で現行の POLANO FFロッド達は 保守的なFFファンにとっては前衛的過ぎる
っつー事で Blanks Ωでもポケット&リングにモデルチェンジします。
ポケットバットキャップってのは リールフットが入る所が盛り上がった金具の事で Garrison のが有名ですね
HARDY もこのスタイルが多くて採用したかった奴なんっすよ
個人的には個性を殺すような気もするんですが 実はそうでもない。。。
横浜工房時代に試しに取り寄せといた ポケットバットキャップ を採用 なんっすよ。
横浜時代は金属に漆を塗るための技術 のサンプルとして だったんっすけど
実際ウチの研磨技術は横浜時代と比べて飛躍的に向上してるもんっすから。
実は当初から採用したかったんっすけど リールフットが入る部分を作るにはプレスかフライス盤で削るか
どの道設備投資しないといけないんで パーツ購入でコストを抑えます
自画自賛で終わらない事を願ってください。
で。。。この手のポケットバットキャップは自作するには設備と技術が必要
なんで既製品をいろいろ調べて… なんとニッケルシルバー製品が正式採用となったんっすよ。
今時のロッドらしいセレクトで 保守的なフライフィッシャーには嬉しい選択っすね。
オールド・リールにも対応させる 結果的にクラシカルな雰囲気が引っ張り出せる… っつー事でこういう仕様変更になります
でも¥15.000- の初心者向けロッドにニッケルシルバーって… 贅沢です
いやマジで アルミ製品の奴よりニッケルシルバーのほうが安かったんっすよ。
っつー事でどんどんありきたりなデザインになっていくような気もするんっすけど
型が決まってるから 細部に至るまで細かい表現ができる っつー
歌舞伎や空手の『型』やキャスティングの『基本』みたいなモンっすね。
the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ より 深い所を攻めてみます。
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