2016年07月09日
A070:Cardinal 33 GIULIA仕様 の微調整とか
どうも、モッズおじさんです。
完全にエリアトーナメント対応のリールに仕上がってしまった… とはいえ一般渓流でもリーダーに2lb3lbで勝負できれば
今まで以上に釣れるに違いない っつー理論っすね
仮オープン中は12:00~19:00 でショールーム受付…っつっても前沢工房時代とおんなじでやってるんだけどね?
っつー事で昨日組み上げが完成した Cardinal 33 エンスーGIULIA仕様 なんっすけど
純正スプールでもカップに干渉するんで微調整 入れました。
っつってもピンを抜いてもうひとつの穴に刺しただけ なんだけどね?
純正スプールですら干渉するって事は…マミヤOPモノのCardinal 33 はピンの位置を調整する必要があるんですね?
コレで干渉しなくなりました
どうやらPURE FISHING の奴とマミヤOP の奴それにオリジナルと わずかにピンの位置が違うみたいっすね。
それにIOSのドラググリースはいわゆる粘度中・ミディアムグリースなのかな?
取説に「2lb3lb使用の場合は市販のドラググリースをご使用ください」と書いてある…
と微調整入れながらそんな事つらつらと考えてましたわ。
なんと!この絶望的なまでに錆っサビのシャフトを陳列するとな もちろんこんな錆っサビのまんまじゃ要らないでしょ
俺は要んない 要んないの
イワナ坊主さんなんか凝り性だから詳しいんだろうねそういうの。
そのイワナ坊主さんが1本欲しがってる 今回取り外した純正スプールシャフトっすけど
もちろん捨てたりしません ショールームに陳列します。
もちろん取り外したまんまのキッタネエ状態でなんか晒しません。
これがPOLANO 秘密兵器の木賊 半日半陰の湿地帯に群生する竹のちいちゃい奴みたいな いわゆる雑草です
だけど摘んで乾燥させると優秀なサンドペーパーになるんっすよ 和竿や日本建築では必需品
幸いCardinal 33 のシャフトはブラス製で 表面をわずかに削れば錆は簡単に除去できる
けど磨きを間違えると痩せちゃって純正スプールですらガタつく事もある
っつー事で漆塗りは『磨き』と言い切る職人さんがいるほどなんで
おいら得意の磨きを 秘密兵器木賊(とくさ)を用いて磨きますわ。
磨き傷的なものはできるけど ここから更に微粒子サンドペーパーと超微粒子サンドペーパーを駆使すれば新品同様に
復元するんっすよ
実際素材を傷つけないで磨くことができる木賊はロッドの漆塗りでも正式採用してるんっすけど
下手なサンドペーパーより仕事が早いんっすよ。
で表面の錆や汚れを数回撫でただけで除去完了。
こっから#1000 と#2000 のサンドペーパーからの超微粒子コンパウンドで磨いて
ね?キレイになったでしょ? こういう作業をやって¥15.000 程度で売るか 尖がったリールにして¥32.000- で売るか
考えたんだけど… コレはコレで中古パーツとしてお分けします
完了です。
当初Cardinal をオリジナル復元かIOS かで悩んだのはこうやると安上がりだから
だったんっすけど…コレはコレで中古パーツとしてお分けします。
¥800- 也。
ベアリングは保管の為も兼ねて自動でナスカルブ・チューン 純正ベアリングでも充分回転レスポンスを向上させることができます
コレも中古パーツとして放出っすわ
それにベアリングは昨日古いオイルとグリースにまみれてたのをBC-JUMBO で洗浄したんで
ナスカルブを注油して袋に詰めて中古パーツとして放出です。
¥1.500- 也。
どちらも純正価格の半額っすよ。
多分初めてのメンテナンスで間違ってオーダーしちゃったんだろうね 挙句手に負えなくなって放出…って感じかな
願わくば頃合い良くヤレたネジが出てこないモンっすかね…
にしても悩まされるのがラインローラー逆側のベイルマウントのネジ…ちいちぇえんっすよ。
明らかに ラインローラー側の奴が装填されてるんっすわ。
この頃合いの良いヤレ感がこのリールの持ち味なんだけど
ここ新品交換しちゃうと…錆びだらけの軽自動車に新品アルミ履く 的な安っぽさが出ちゃうよ…
良いヤレ感が出たネジ見つかるまで しばらくこのままです。