2016年05月10日
A028:ようやく仮組です
どうも、モッズおじさんです。
まだサインを入れていない のっぺらぼうのブランクとグリップの融合です 高効率で作成できるのがPOLANO ROD の良い所
反面今回みたいなポカが発生すると1から作るしか手がないっつー 俺は大変だけど買う人には嬉しい内容
製作工程を従来の『ブランクを整えてグリップを貼り付けて成型』っつーのを敢えて完全無視した結果
ブランクとグリップを別ラインで製作する事で高効率を実現したんっすけど
問題はポカに気付かず組み上げると1から作り直さないといけないっつー。。。
っつー事で佐々中様預かりの the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ 仮組です。
どうあっても確実にまっさらの新品が手に入るんだからね? POLANO のサインをリールパイプに書き込んで…
最初細いペン先で書いたら 貧相んなっちったよ
で、ついに最後の工程・ネーム入れっすね。
浄法寺産黒呂色漆で書き上げるワケっすけど
実はグリップ部分は気に入らないから、で1回書き直してるんっすわ。
細いペン先で書いてみたら想像以上に貧相に映っちゃって
少なくとも工房名はコレ位の太さじゃないと っつー事で金属部分のサインはPOLANO は太字であとの情報は細字
っつーのが今後のフォーマットになります
で ‘rod of kemanai’ の文字を入れようと思ったんだけど書く余地がねえ
っつー事で POLANO の文字だけ太めに、あとは細目に仕上げましたわ。
コレは毛馬内に移転してからのスタイルになります。
で、佐々中様のロッドはシリアルナンバーが Ω20001-A を割り振りますわ。
Ω20001-A のAは秋田のA…だったら良かったんだけど作り直し1回目=A 2回目=B… っつー意味っすわ
実は数をこなしてからの再生産なんで最初に渡したロッドより出来が良いっつー
で、ロッドを仮組しているときに気が付いたんっすけどブランクに部分的に微妙に擦れた跡みたいのが
どうやら漆の濃淡ムラかリアルに漆が擦れたか、って感じだったんっすわ。
っつー事でバットセクションだけ補修的に漆を塗ったんっすけど
しばらくは色味差が残っちゃいます。
バット部分に結構見受けられた不自然なフィニッシュが気になったんでこういう措置を取らせて頂きました
色味そのものは1ヶ月でほぼ分かんない 2カ月もすると完全に馴染みますよ
コレは1~2か月で差がなくなります、ご了承ください
。。。っつってココで俺の灰色の脳みそがまた反応しちゃって
製作準備中の the ‘ESQUIRE’ のフィニッシュは敢えてバット部分だけ
こんな感じで色味差が敢えて残るようなフィニッシュに仕上げようかな。。。
青い顔料を試してみたい、って気持ちもあるんだけどね?
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