2016年03月13日
624:岩手在住最後の衣川釣行
どうも、モッズおじさんです。
なにせ日曜日しか休めねえ っつー最初に定着してくれた常連さんのために 閉店1週間前なのにまさかの釣行っすわ
でも義理を押し付けるつもりは全然なくて イイ機会だからでいろんな要素を詰め込んじゃいました
っつー事で誠に勝手ながら、今日は朝から4時間ほど衣川・南股川に竿出しに行ってきました。
あと1週間でPOLANO o’shu maesawa ihatov 閉店なんで釣りしてる場合じゃないんっすけど
延び延びになってた the ‘Misty Mountain’ プロトタイプの実釣テストと
最初に定着してくれた常連さんのイワナ坊主さんとのメモリアル釣行っつー事で
今年はあったかい っつってもそれは地上の話 水中はまだまだ冬 っつーのは1回立ち込んでみると分かります 底 冷ってえから
雪解けの比重の重い冷たい水が流れ込んで底を流れてるんっすね
今日を逃したら下手すりゃまた初害妨害的なリフォーム業者の妨害があるかもしんない
で岩手在住最後の釣行はいろんな意味を持ってたんっすよ。
とはいえこの時期は雪代絡みなんで10時ごろから竿出せればいいかっつー感じで
比較的短時間の1発勝負、なんだよね。
まだまだ残雪残る3月 っつってもイワナ坊主さん曰く「先週より半分以上溶けた」 って事は… 意外と状況 シビアだね?
ここ1週間 先行者は相当苦労なさったんじゃないか と
とはいえ先日イワナ坊主さんに渡したプロトタイプの塩梅が見てみたい、出来れば釣れたロッドを俯瞰で見てみたい
っつー、さらにいろんな要素が絡んで来てて。。。
オマケにニンフの釣りはあんまテンション上がんない。。。
っつー、最後の最後は非常にベクトルが複雑に交差した感じだったんだよね。
残雪溶け切らぬ山中で比較的至近距離での戦い… the ‘Misty Mountain’ は意外と出動の機会が多いように思えますよ?
今回は7.6ft 6Xリーダー&ティペット使用 UKラインは柔らかめで相性は良好でした
なにせ秋田に行ってもBlanks Ω は生産し続けますから。
っつー事で黒滝温泉の所から釣り上がる。。。けど最盛期には程遠い
ストーンフライやカディスのハッチは見受けられるけどライズはまず見当たらないのは
雪代って程じゃないけど雪解け水のおかげで水中はびっくりする位冷たいから。
こういう大場所でヤマメイワナは越冬する っつー事でみんなこういう所を叩いて行くワケっすけど…意外と釣れてないんじゃ
なにせ底ベッタリで目の前にルアーなりフライなりエサなりを流さないと良型は食い付かねえから
雪解けが絡むとそうなんっすよ、水面は日に照らされて暖かくても比重の重い冷たい水は底に溜まる
底にベッタリで越冬してるトラウト達にとっては『まだ冬』なんっすね。
っつー事でココはミッジじゃない…底転がすニンフだな
で沈下速度早くなるようにタイイングしたニンフを沈めて。。。
岩手在住最後の釣果が出ました 9インチグリップにチョイ足りない 20cm位のサビひとつ入ってないキレイなヤーツっすわ
アタリ…と言うより違和感 フナで言う『モゾッ』っつー感じなんだよね活性低いから
越冬してそうな流れの緩い所を丹念に流してちょっとした違和感。。。重たい。。。あれ?
。。。って感じでちょうど20cm位のヤマメが釣れました。
サビも入ってない、キレイな個体っすわ。
あまりにキレイなんで放流モノ?と勘繰る程っすわ。
実にキレイな天然モノ コレこそが衣川の宝石っすよ 今時どこの川探しても天然モノなんかなかなか釣れるモンじゃない
俺が秋田に移転しても 相変わらずこのまんまでいて欲しいモンっすね
っつー事で俺の岩手県在住での最後の釣りはこの時点で気持ち的には納竿、なんっすけど
ロッドビルダーとしてどうしても the ‘Esquire’ プロトの性能を知りたい
っつー事でイワナ坊主さんのヒットを待つ。。。
けど今回の釣行ではチェイスは頻発したもののヒットは無し。。。
結局ルアーはちいちゃいのがチェイスするもののヒットせず 非常にシビアな結果でしたね 底ベッタリなんで
目の前にルアーなりエサなりフライを通さないと釣れない状況…早春はルアーには不利っすね
それでも the ‘Esquire’ のロッドトラブルはゼロ、トップの糸絡みは無し、飛距離は文句なし
っつー結果は得られましたわ。
いや名誉のために言っとくけど、イワナ坊主さんがヘタクソなんじゃなくて
暖かくなって雪解け水が川に流れ込んだからサカナが底にへばり付いちゃったんっすよ。
こうなるとルアーだと…20gのスプーンでミャク釣りっすね。