2015年11月06日

493:ルアーロッドは ハードルが高め



どうも、モッズおじさんです。


あとひと息で完成の the ‘Misty Mountain’ 市販1号機 POLANO 工房渡し価格で¥25.000- なんでシクヨロです


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さて衝撃のソリッドグラス Blanks Ωの the ‘Misty Mountain’ 市販1号機に続いて

2号機3号機と作成が続いていますが、ココでチョイと生々しい話。。。

この山吹(黄)色ロッドは工房渡し価格で ¥25.000- となります

なかなかイイ値段だな、と作った本人も思ってます。



FUJI チタンフレームSiC 標準装備でスネークガイドはファインワイヤっつー軽さとアクションを重視したセッティングっすよ


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でもしょうがないんっすよ、なにせブランクはPOLANO デザインの専用設計で

FUJI チタンフレームSiCガイド標準装備で浄法寺漆仕上げっつー

コレが釣具のカタログだけで見た内容なら誰でも納得、な内容だからね?

いやそれでも『安い』って評価があちこちからちらほらと



只今斬り捨て御免・ブランクぶった切りの真っ最中 いつの間にかこの展示台が作業スペースに


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なんっすけどこの価格設定には色々なからくりがあって

ひとつは工房渡し価格って点で、POLANO で直接手渡し現金払いの場合っすよ。

当然オークションに乗せればオークション手数料を上乗せするし

釣具屋さんに卸せば釣具屋さんの販売手数料が上乗せされるし



浄法寺漆の良い点はその透明度と色漆との相性の良さ
茶色く見えてるブランクが色粉通りの色に変わるのに半年と掛かりませんでした


414-d.JPG




工房手渡し価格ってのは卸値みたいなモンなんっすね。

それに現在製作を準備しているルアー用の the ‘Misty Mountain Hop’ は

ガイド一式揃えるのがブランク価格の大体5倍っつー。。。

フライ用ロッドの価格はルアー用ロッドに寄せている結果なんっすね。



まだ作業中・接着剤完全固着待ちなんで全部をお見せできず残念ですが
サカナとのダイレクトなやり取りが楽しめる仕掛けも施しています


493:ルアーロッドは ハードルが高め



つまり theMisty Mountain Hopは ¥25.000- って事なんだけど

どれもこれもFIJI のガイドがオッソロシク高いってのが理由なんっすよ。

もっともウチの常連さんが恐れ多くも ITO Craft さんのロッドと比較してくれたっつー

あり得ねえ位の栄誉にあやかってる奴だけどね?



トップガイドはファインワイヤのループガイド 解禁直後のトップ結氷問題を考えるとフライではこれがベストの選択


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実際この価格帯のロッドって全体のリリース数が、妙に少なくなってる領域だからイイのかなぁ。。。

とは思うけど。。。いや、もうチョイだけコストダウンしてみましょっか。

出来れば店頭販売価格で¥25.000- 位の奴が理想だよね。

POLANO 工房渡し価格だと¥20.000- 上限、位の奴が目標っすわ。



ルアーロッドのチタンフレームSiCガイドはライトウェイト対応で管理釣り場ガイドを独自セッティング
コレでもギリギリコストダウンの成果なんっすよ


414-f.JPG




もちろん製品として完成させてるから the ‘Misty Mountain’ と the ‘Misty Mountain Hop’ は製造を続けますが

更に贅肉を削ぎ落としたイキで鯔背なバージョンを新設してみましょうかね。

ただ安いだけなら誰でも作れるんっすよ

安いんだけど、安く見られない、っつーのがポイントで。。。



とにかく、FUJI チタンフレームSiCがブランク価格の5倍 ってのが痛いんっすよねぇ。。。


 



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Posted by モッズおじさん  at 18:30 │Comments(0)竿と釣りと渓流の話

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