2015年07月21日
412:岩手熊ノ巣・産女 – 黒滝ライン
どうも、モッズおじさんです。
最初に見える堰がおそらくコレ 割と整った林道なんで結構奥まで行けそうっすよ 駐車スペースも入渓点も問題ナシ
衣川よりとっつきやすいっす
そう、この時季竿を出すならルアーやエサ釣りなら5時頃、フライなら7時頃がベストなんっすよ。
10時なんっつったらサカナがお休みの時間で人間様もどっかで昼寝、が当たり前。
そんな10時台に現場到着して竿出したって釣れねえのは分かってるんっすよ。
ただ今回の産女川のガサ入れは情報収集がキーワードなんっすよ。。。
山菜採りをしてる地元の爺に話し掛けたら、こっちの期待値以上の情報くれたはイイんっすけど…先行きてえなぁ…
上手い事に山菜採りをしてる地元のちゃんジーをとっ捕まえる事が出来たんで色々聞いてみると。。。
どうも地元漁協はここ7年放流してねえっつってぼやいてましたわ。
っつーのも釣れるサカナの腹がみんなオレンジ…野生化したトラウトの特徴っすね。
つまり、7年前以前に放流した個体が野生化して定着してるのしか釣れない、ってのが根拠らしいっす。
どう見てもイワナヤマメが居つくようなフィールドじゃあねえんっすけど…水量はさすが栗駒山を水源にしてるだけに充分あります
つまり衣川 – 産女ラインはネイティブトラウトのフィールド、って事になるんっすけど
ウチの川ハマりの常連さんが試しにやってみたらすぐ釣れたって伝えたら
そんなモンじゃない、この爺はこないだ45本釣ったっつってましたわ。
山師の大法螺・釣り人の話半分としても差っ引いても12本は釣れるっつー事っすね。
コレいるな…熊いるな
ただし、この地元の爺は今年に入って17回熊に遭遇したらしいっす。
写真で紹介している堰から上はしばらくとある熊親子様のテリトリーで
もう10年近く猟師が熊狩りに入ってないんでのびのびと育っているそうな
めでたしめでたし。。。
もちろんひと家族の熊ってワケじゃないけど、地図で見ると熊が広く分布してても不思議じゃない 猟師の高齢化で数が増えてるっつーし
(航空写真で見るとリアルな話に見えてきます)
そこの藪にいるよ?っつってたけどお出掛けらしく残念ながら姿は拝めず。
で、よぉく考えてみると産女は南股川黒滝の辺りまでずーっと森が続いてるんっすよ。
途中熊がシャレになんないほど出る、っつーんで紹介差し控えてる外の木沢を挟んでて
実は産女 – 黒滝ラインは一大ツキノワグマ生息地でもあるんっすね。
カシダさん、おいらはココに着いた時点でイワナヤマメの他に熊のフレグランス、嗅ぎ取ってたんっすよ だから冷静だったっつー
(以前ガサ入れした南股川)
リアルな話、こないだの南股川上流部ガサで熊の残り香、嗅がない日はありませんでした。
イワナヤマメの魚影も濃いけど南股のほうが熊影、多いよ。。。砥跡(マーキング)もあったし。
おそらく産女 – 黒滝ラインのほうが木の実や美味しい食べ物、多いんだろうねぇ。。。
この産女の地元の爺は戻ったらクルマをユッサァ~…ってされてんの1度や2度じゃないそうですよ。
黒滝温泉先のいつもの橋よりチョイ上の林道 熊の痕跡やらフレグランスやら、まぁ熊影の濃い事…
温泉上流で、よく丸腰で釣りができますね?俺は無理っす
いやマジで、今までこの辺で熊に遭遇しなかった、って人はたまたまです。
丸腰でこの辺入ってるとそのうち遭遇します。。。結構繁殖してるみたいっすからね。
俺?ウチの常連さん?大丈夫、沢音に負けない熊鈴持ってるから
。。。と、ココまで一応警告しといたんで熊に襲われても俺のせいにはしないでくださいね?
パラダイスにはね、たいていゲートに門番がいるってのが相場っすよ。
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