2015年07月10日

395:遊びだからこそ



どうも、モッズおじさんです。


このブラウンは過去にうらたんざわ渓流釣り場で釣った奴 DT2・7X(およそ2lb)で釣り上げた奴 増水ハンパなかったっつー


395:遊びだからこそ



今日は15:00~20:00 でショールームやってます。

あのね。。。草々面白い話とか、ないからね?

今週は神田詣りの煽りで身体休めつつの週だから、釣りには行かねえし。

っつー事で思い出話的な事をしときましょっか。。。






いやこれは仙台赴任前の、狂乱の1990年代後半の話なんだけど俺、春は芦ノ湖通ってたのね。

そう、今噴火警戒レベル3位が出てる大涌谷の先ね。

大涌谷自体も馴染みが深くてよく遊びに行って温泉卵食ったよ?…殻真っ黒になんのね。

思うに国見平温泉なんかも硫黄泉みたいだからやりゃあできんじゃねえのかな?






俺なんかにゃ温泉っつったら定番の美味しい奴で白身固まってんのに黄身トロットロで

っつー話はさておき芦ノ湖っつったらレインボーとブラウントラウトなんっすよ。

コイツらをルアーで狙ってたんだけどコレがまた。。。

で、観光地だから「何が釣れるんですか」攻撃に晒されながら…割とプレッシャーなんっすよ。






で、芦ノ湖や河口湖ではパワーエッグっつーバークレーの合成エサは全面禁止なんっすけど

規則は破るためにあるっつー悪習慣を地で行くのはどこにでもいるモンで

そこの桟橋(立入禁止)からガンガン釣ってるのがいるんっすよ。。。20年位前の話だけどね?

で、俺はずーっとボウズなんっすけど…そりゃそうだよね、スピナーベイト投げ倒してんだから。






っつってたらガツン!と強烈なアタリからのギュワーンっつー強烈な引き

うおぉりゃー!!と巻いて取り込んだのが念願のブラウントラウト、だったんっすね。

で、やり取りしてる頃から観光客がワラワラ集まって、取り込む頃には結構なギャラリーになってて

キャッチの瞬間は割れんばかりの拍手喝采…



あの頃はルアーからフライに移行してた時で、ボート屋の野崎さんとかチョイチョイ顔出してちょっかい出してたなぁ…






今でも折に触れ思い出すんっすよ、あの日の元箱根の出来事を。

面白いのはそこの桟橋(立禁)でガンガン釣ってるあんちゃんには誰もギャラリーが付かなくて

ルアーで狙って散々投げてんのに釣れなかった奴のたった1尾が拍手喝采を受けたって点っすよ。

だってね、サカナ釣れてんの見たければそこのあんちゃんトコ行ったほうが早いワケっすよ。



さしずめランカースティックに赤アブの組み合わせでオカッパリから どう考えても釣り人不利の状況だったんっすわ


343-a.JPG




でも釣りのこと何も知らない、釣りなんかなんにも知らないど素人の観光客にとっては

絶対釣れっこないっつー金属の破片で釣ったほうがよっぽど見てて面白いし

たかがサカナに対してフェアで何ひとつレギュレーション違反を犯してない

ってのがなぁんとなく伝わってたんじゃねえのかな、と思うんっすよ。



とにかく芦ノ湖のブラウンっつったらそれだけで嬉しかったんっすよ 中禅寺のブラウンはそれ以上っつー
(写真はWEB魚図鑑から)


343-b.jpg




だって立入禁止の所から使用禁止のエサ付けてゴリゴリやってりゃバカでも釣れちゃうでしょ?

でも金属片にしか反応しない奴を血眼になって追いかけて散々キャストし倒してからのキャッチ。。。

相応の気迫とテクニックを駆使しないと…それがゲームフィッシングの神髄だと思うんっすよ。

釣れるからってむやみやたらに釣りゃあイイってモンじゃない。



釣れるからって雑な釣りをしちゃあいけない 1尾1尾を吟味して釣りなさい とは言われるんだけどまだ納得できる釣りは出来てねえ
…遊びだからこそ、ウロコ1枚傷つけず最後まで納得できる楽しみ方をしたいんっすよ


343-c.JPG




だからあの日釣ったブラウンは今でも鮮明に脳裏に焼き付いてますわ。

惜しむべきはまだデジカメが普及するかしないかの頃で映像データが残ってねえっつー。。。

思えばあの日からあ、人に見られてみっともなくない釣りをしねえとな、と意識するようになったんっすよ。

鵜ノ木に通う皆さんもそうだけど、衣川や砂鉄川や人首川に通ってる皆さんは、大丈夫っすか?



俺はね、あの日以来拍手貰えるような納得できる釣りがまだできてません。


 



同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 19:45 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。