2015年03月22日

236:ほぼthe ‘Mk. 1’



どうも、モッズおじさんです。


結局古川でニッケルシルバーロングを買って、自社製作しちゃいました 端材で作れたんで一層ムダがない


214-a.JPG




漆グリップは無事ブランクとくっつきました。

コレでもう誰がどう見ても釣竿ですね。

っつっといて見せない無茶。

で、グリップがくっついてようやく出来る作業っつーのがフックキーパー装着っすね。



こういう感じで取り付けるんっすよ


236:ほぼthe ‘Mk. 1’



コレが以前埼玉県・蕨市のササじいの所から買い忘れちゃって

どうしよう、っつってたら古川にあったんっすよ、リングだけ。

で、the ‘Mk. 1’ のメタルワーク端材の純アルミを加工して。。。ココも自社製品です。

コイツをスレッドで巻き留めると。。。



フックキーパーはリングのシングルフット 針金の帽子型は意外と危険なんっすよ あのでっぱりで腕とか切っちゃうみたいっすよ


214-b.JPG




ご覧の通り、UKスタイルのフックキーパーが完全装着なんだよね。

コルクの場合フックキーパーがなくても最悪グリップにフライを刺せばイイんだけど

漆グリップの場合刺せないから。。。渓流では重要なファクターっすよ。

針金曲げた帽子型の奴は意外と怪我率高いから。



刷毛塗を磨かず塗りっぱなしを「塗り立て」っつーんっすよ 思い切ってやってみました


214-c.JPG




っつー事で今までシレッと流してましたが、ワインディング・チェックが急に色変わってたの、気付きました?。

実は色止めの際一緒に漆を施したんっすよ。

っつーのもこの位置のサシ色はシルバーじゃあねえな、と直感で塗り立てをやってみたんっすよ。

このイキフンは、まるで隣の秋田県角館の名産・樺細工のような。。。






横浜時代に桜の皮を貼り付けることにハマってたんっすけど

桜皮は高いなめすのが大変

ところがアルミに漆を施すとアラ不思議、桜皮のような質感ときらめきが。。。

当然漆とアルミなんで、秋田をパクッたわけではありません。



コレでスレッドで巻き留めるモノは完了です 後は漆を塗って。。。


214-d.JPG




岩手の名産・漆の可能性はまだまだありそうっすね。

この感じを他のアルミ製品に取り込んだら新たな岩手の名産になりそうっすよ。

それでもthe ‘Mk. 1’ は釣るための竿なんで釣り場でガンガン使って欲しい

¥50.000-(アルミケース付¥60.000-)の価格をはるかに超えたスペックのロッドは、もうじき完成します。



今日スレッド巻いたから、24時間寝かせないといけないんだけどね?


 



同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 23:47 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。