2014年12月02日

075:要は、好奇心です



どうも、モッズおじさんです。


俺の私物っすけど、売りに出してます 値段は…いくらなら買います?


075:要は、好奇心です



早速ですが皆さん、このロッド、なんて言うかご存知ですか?

SHIMANO のBANTAM Magnumlite GT-1552 っつーグリップ一体型のブランクのバスロッドっすわ。

今のロッドの主流はブランクに直で触れるグリップ、っすけど

そういうの、既に70年代にはあったんっすね。。。いやいや、70年代時点で既に焼き直しのアイデアだったんっすよ。


毎度毎度のコアな話なんで、興味のある方だけ『続きを読む』をクリックしてください。


 



今時の若ゾーが見ると結構やられた感が強い、衝撃のロッドなんでしょうね。

確かバットにボロンが入ってたとか入ってなかったとか。。。

この時代を知ってるおじさんは今時のバスロッドを見てもSHIMANOのパクリかよ、と鼻先で、なんっすけど

同じおじさんでもモッズおじさんになると、そのおじさんの意見もケッ…なんっすわ。


こういうのは進んで取寄せたりしないんっすけど、欲しい方がいたら取り寄せます 前金は頂戴ね?


062-a.jpg




っつーのもね、俺が実際にUKのオークションで見かけた奴の中に推定1860年製Farlows ってのがあって

コレがグリップ一体型のフライロッドで総ローズウッド製っつー

George Harrison がLet It Be で弾いてたテレキャスター並のゴイスーな奴なんっすわ。

ローズウッドってね。。。紫檀です。





実は斬新、と思われるアイデアってのはたいてい既に存在してるんっすよ。

ブランクのベントカーブ、つまり『しなり』なんってのはたった6ftとか10ftとかの狭い範囲での話だから

1世紀つまり100年もあればたいてい出尽くしちゃう。

だから俺なんかどんなにPC駆使したテーパーデータ出してもオリジナルって言えないんすよ。


型取りと補強のために麻紐は使ってるけど、素材から漆のグリップ 今の時代だと贅沢な事してる風に見えるでしょ?


062-b.JPG




調べてきゃそのうちどっかで誰かが既に作ってるからね?

っつってもさすがに漆のグリップは。。。籐や桐に漆を施した、ってのはあるけど

漆でグリップ作るために補強を入れて固めた、ってのは前代未聞っすね。

そもそもそんなバカな事する前にもっとイイ素材を使うっつー。。。


失敗作決定だけど、とりあえず磨いてみました コレはコレで、後々モノを言いそうな。。。


062-c.JPG>




そんだけ今の地球の資源は危機的状況なんっすけどね。

っつー終末論はさておき、どうやら既存の常識に囚われてたらダメみたいっすよ?

っつーのもね?一度は諦めて既成のニッケルシルバー製に落ち着きかけたリールポケット&リングなんっすけど

どうやら進展がありそうっすよ?


クルマって、いじっとくモンだね 趣味って、持っとくモンだね どこでモノ言うか分かんねえよ


010-a.JPG




シルバークレイのコストが掛かりすぎる、で今回はお蔵入りになった奴っすけど

材質を変えてより手早い製法が見つかったんっすよ。

それも趣味のクルマいじりで使用する、エンジン内部やいろんな所直す用に使ってる奴っすね。

コレ、上手く行けば相当面白いロッドが完成しますわ。


クルマいじり、やってて良かったぁ。。。


 



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Posted by モッズおじさん  at 19:00 │Comments(0)竿と釣りと渓流の話

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