2014年11月13日
031:モッズおじさん、パクられる
どうも、モッズおじさんです。
世の中パクりパクられ、世知辛い世の中でござんす…
仙台の中野さんっつったら。。。
考えてみりゃおあいこなんっすよね。
っつーのもね?以前俺が閃いたリールシートのアイデアをパクッたばかりでなく
大阪マタギっつーワケ分かんねえ気持ちいワリイ名前のメーカーに結果ネタ提供しちゃったっつー。。。
漆は樹脂でも対応できるか、っつーコンセプトでやってみました バカだから
いえね?2000年頃から富士工業を中心にロッド自作をグイグイ押してきて
もっとリールパイプやガイドを売ろうぜってイキフン、プンプンだったんっすよ。
そん時樹脂製・プラッチック製ってのが安っぽいなダッセエな、って俺は思ったんすよ。
で、俺バカだから当時最新のACSっつーリールパイプにまさかの津軽塗を施しちゃったんっすよ。
リアルな話、コレはヤバい奴っす
いや俺は津軽出身でもないし津軽塗みたいに100回も重ね塗りしてないから正確には津軽塗風なんっすけどね?
でも握った感じとか、肌が感じる部分がハンパなくヤバい。。。
で、他にもいろんな仕掛け塗りを施したのを仙台の中野さんに送ってみたんっすよ。
そしたら中野さん、以前勤めてた仙台の釣り具問屋の人に見せちゃって。。。
商売的にはこれ以上追い込めない 仕事としてはもう10回重ねて磨きたい コストがかさむっつー。。。
俺知ってるよ?第2次バスブーム以来その辺の情報とか、入るとすぐパクられるって。
で、中野さんは口は堅いけど元々カスタム心の非常にお強いお方で
テメエでまずパクッちめえやんの。
で、釣り具問屋経由で漆塗りリールシート見たよぉって話がフワッと拡散して。。。
秋田・鹿角のに樺細工も取り入れて桜皮を施したバージョン コスト、ハンパねえっす
気が付くと大阪で大々的にパクられたっつー。。。
でもね、ココまで実はぜーんぶ予定調和、予測の範疇なんっすよ。
なんせ漆を使って仕掛け塗りなんて、本気の奴で行ったらコストがとてもじゃないけど見合わない。
大量生産なんてとてもとても。。。
生漆より高い黒呂色漆で曙塗りっつー仕掛けを施して 非現実的な値段になっちゃうの
だから大阪マタギなんて気持ちワリイ名前の所はパーミング性能追求したでおなじみのACSに
まさかの樹脂かなんかにニセ漆で仕掛けを施した奴を被せるっつー。。。雑!!!ざぁぁぁあつ!!!
そりゃそうなっちゃうよ。
余計なモン載せて分厚くしてパーミング犠牲にして、おまけにニセ漆でベットベトな感じで高い、じゃ売れるワケねえよ。
で、何気にフライロッドの漆グリップを晒すっつー パクッてもイイけど、コストがハンパないよ?
オマケに下品な仕掛けだったしね。
っつー事でこのアイデアはウチや中野さんトコみたいな細々とやってる所で限定商品でやるモノっすね。
こんなの5個も作れっつわれたら、死んじゃうよ。
。。。え?こういうの欲しい?やんねえよメンドクセエ、大変なんだよコレ。
それでもどうしても、って方は。。。いろんな相談しましょうか。
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