2022年11月05日

A1319:実は こういうシェイプの女性が好みだったりする…



どうも、モッズおじさんです。


朝晩はめっきり冷える季節になりまして… 今年は10月下旬にストーブ出しまして 去年散々作った『どて焼き』を
今年もストーブに掛け始めたんですね. 仙台と八丁の合わせ味噌 ってのがキモでして.







2022年9/1より ショールームは終了させて頂きました。

ご来店は受け付けてますので 御用の方はこのブログのコメント欄に

あらかじめご連絡いただけると幸いです

お越しの際はマスク着用と手消毒のご協力お願いいたします。



今や都市部ではすっかり厄介者扱いの椋鳥(むくどり)ですが 江戸時代にも「まぁた椋鳥がやって来やがった 冬だねぇ」と
江戸っ子達は季節を感じたんですが 現代人とは全く違う内容を指していたワケでして…






椋鳥の巣には すがる経なし

日本全国1日の寒暖の差ハンパない季節になりまして 体調を整えるのが大変でしょうが

当地でもここ数年 季節の変わり目が急すぎて… 結構堪えます。

だからね?来場される皆様にはあらかじめ天気予報で気温の落差が確認出来たら



まぁまぁ田舎のお約束「クルマ社会ですからぁ」… 裏を返せば交通インフラ整ってないから自前で対処せねばならん ですが
だったらそろそろクルマに1枚 羽織れるウィンドストッパー位積んどいたほうがいいよ? マジ寒いから(早朝は0~5℃).






言ってる本人がしつこいと思う位に『温度調整が取れる服装で』とお伝えするんですが

大体は守ってくれるけど時々人の言う事 見下し100%で無視する人がおりまして。。。

で この辺が北国だからと文句を言ってケチ付けて 寒い寒いと散々聞かされるこっちの身にもなって欲しい

警告したのを無視して寒い思いしてんだから身から出た錆 面倒見切れねえよ



いや実際 あの日の前の日と翌日は暖かかった 何なら汗ばむ位だった. あの日は丁度前線が通過した日で リアルにあの日だけ
寒かった って日を狙いすましたかのように来ちゃうんだから 持ってねえよなぁ…






なにせ予告なしに奴の嫁連れてきて その嫁は家に入ろうとせず家の周りをうろつき倒して

急激な温度変化で震えてるウチの年寄り見て「だあいじょうぶううう?」って笑ってるし

。。。おめえらが来たからストーブの準備できねえんだよおめえらに時間取られて

で 慌てて出した茶には口付けねえし そもそも1回目の緊急事態宣言で盆の行事を自粛してんのに



兎角 学のない人間は動きが強引 考えが強引 発想から強引で 簡単に穿り出せる証拠を残しても気が付かないでいる…
マナーや礼儀やモラルやコンプライアンスって 身を守るための武器 と学のある人は知ってるんだけどね.






そこを何とか とかなんとかワケ分んねえ事言って11月にゴリ押し複数で押しかけて

。。。俺ね いろいろ経験したけどお経の押し売りって初めてなんっすけど

で おもてなししようと声かけると「盛岡に用があるから」と夫婦揃って断ってくる

それこそ「おめえ しつっこいんだよ」的なニュアンス満載で。



ああそうか観光客に寺に来たってイキフン出すためにエキストラ雇うより寺男にコスプレさせたほうが安上がりだからだね?
どうせ中国人観光客 言葉分かんないから表面整えとけば喜ぶし誤魔化せるし って事ですね.






要するにテメエらが盛岡に遊びに行くのに 俺らを利用したんだね?
ガソリン代と高速代せしめるために

中尊寺ってずいぶん意地汚い坊主の集まりなんだねぇ。。。

ココまで意地汚いと もはや坊主ではなく 寺男が坊主のコスプレしてるだけ ってレベルですが

急激な季節の変わり目が訪れると いつも思い出すんですよこのドイヒーすぎるエピソード。



にしちゃあずいぶん頻繁に死んでるねぇ 中尊寺の所在地 米花町か? バブル期の半ペラ社員は大体 米花町か坏戸町の住人で
八王子の宮崎って奴ぁ死にまくって奴ひとりしか生き残ってない って理屈になる位に言い訳で身内 殺してまして…






奴の上役なる人は逃げる口実に「法事があるから」って… バブル期の半ペラ社員の言い訳を

ベテラン坊主が堂々と使っちゃうのも呆れますが 皆様いかがお過ごしですか?

奴ら 旧統一教会問題由来の対策法整備で引っ掛かっちまえ ですがそれはさておき

先日 思いがけない位に安い やっすい値段でアコギを1本落札できまして。



ヤフオク出品時の画像… なにせ昭和戦後期の芳香が蒸せる位に立ち込んでるネーミングセンス で 知ってる人じゃないと
見向きもされないギターですが 蓋を開けるとアラびっくり 昭和の名門ギター工場製品だったんっすよ.






FOLKS っつー 今は無き栗林楽器が販売していた初心者向けアコースティックでして。

コレが初心者向けと侮る事なかれ YAMAKI がOEM生産していた『隠れた名器』で

って。。。 YAMAKI ってYAMAHA のバッタモンじゃないのプププ…

と思ったあなた 甘い 甘っちょろい 甘納豆の砂糖漬けより中尊寺の坊主の心掛けより甘っちょろい



もっとも当時はYAMAKI と鈴木バイオリン がトップブランドで YAMAHA のギター部門は急成長中でモリダイラ楽器は
売り込み営業に必死な頃で おぎやはぎ小木さんの義母・森山良子さんがイメージキャラだったりした っつー.






かつての70年代フォークブームではYAMAHA と双璧を成すアコ…フォークギターの雄で

YAMAKIの販売網の関係で 特に西日本で絶大な支持を得ていたメーカーなんです。

利益追求型のYAMAHA と違って YAMAKI は大学生がバイト代で 高校生がお年玉で買える価格帯で

妥協なきサウンドを叩き出す本格派ギターを っつー『ヤマキズム』が特徴で



前にも書いたけど 合板と侮る事なかれ 近年のJapan Vintage ブームで再評価されて 日本のアコギ生産技術と合板技術は
世界最高水準 が証明されまして… YAMAKI って Martin にも採用された技術を次々と生み出してたんっすよ.






裏を返せば「商売が下手」。。。 ボディこそ合板を使っていてもパーツから組み立て工程から

そもそもの設計の時点で既に価格を超えたスペックで 結果『爆鳴り

当時の大阪や福岡のミュージックシーンの荒々しいラウドなサウンドの底辺を支えていたとか。

実際 中古市場でもオークション会場でも 高値で取引されてるんだよねぇ。。。



シリアルナンバーの代わりにデイト・ナンバー 製造年月日がスタンプされるのはFender と同じですが 36.11.-9 と
西暦ではなく元号で記されるのがJapan Vintage. 昭和36年だから… 1961年ですね?






っつー事で 俺が手に入れたのが FOLKS F-108 当時の販売価格は8.000円…

ココ ポイントね? コカ・コーラが50円だった当時 新品で8.000円のギターですよ?

60年代の名残の ゼロフレットが搭載された 新宿フォークゲリラ当時のフォーマットで

トップはスプルース サイド&バックはメイプルかカエデと思われる合板で



the Beatles デビュー前のギター って事で 当時の不良はサーフ・ミュージック マジメな人はポール・アンカやニール・セダカ
大人はフランク・シナトラ 大学生はフォークソングが定番で ガッツリ 大学生と背伸びした高校生がターゲットだった奴.






指板はローズウッド(おそらくインディアン)で ネックはナトー… と70年代フォークブームの

フォーマットそのまんま ナットとサドルそれにエンドピンは樹脂製 と安物の定番。

なのに! ちょっとストロークで弾くと右耳が痺れてるほどの爆音。

しかし いかんせん70年代フォークブームのフォーマット 弦高が高い



俺ね こういう70年代フォーマットのギターに出くわすといつも 泉谷しげるさん を思い出すんですよ. 泉谷さんって
とにかく熱量をギターにぶつけるスタイル貫いてるからね. クラプトンみたいなイメージは まるで無い…






12Fで1弦も6弦も5mm 超えてたからね?

っつー事でサドルを削って弦高を下げる… 経年でサドル樹脂が痩せてグラグラ なので

近いうちに牛骨ナットにでも交換しますけど 今はオリジナルパーツを。。。

って ブリッジが厚くて弦高下げられない っつー。。。70年代フォーマット



歴史的価値とかが出始めちゃってるだけに かなり勇気がいる作業ですが 当時物のブリッジを違和感なく綺麗に仕上げるには
刃をよく磨いだカンナで削るのが一番 って事で都合2mm 削ります.






コレが安かった理由なんですが 令和のフォーマットにするならブリッジを削るしかない

っつー事で。。。 和カンナの出番です。

都合2mm 削りますが。。。 モノがローズウッド おが屑が当たった所の皮膚がただれることがある

マメ科の木って 結構毒性があるんで加工時は要注意 なんですが



特にこのギターは初期物のYAMAKI と同じブリッジを使ってるだけに イコールYAMAKI初期物のクオリティを知る事が出来る
呆れるまでに ローズウッド単板を投入していて 今時の安ギターでは考えられない贅沢仕様なんです.






概してこういう低価格帯ギターって大体安い木に着色したブリッジで

削るとあっけなく白い木地が現れてがっかり なんですが。。。結構良材のローズウッドが使われてる

って。。。 プラッシーが10円だった当時 新品で8.000円のギターなのに?????

これぞ ヤマキズム



反面 サドルは樹脂製で消耗品扱い… 樹脂は経年で油分が溶け出して20年もすると痩せちゃう って事で交換するまでの
繋ぎで純正品を削り倒して 12F・6弦3mm/1弦2.75mm に調整しまして. もう0.5mm 下げても良いかな?






なにせ当時のYAMAKI 最上位機種Custom シリーズと同じブリッジが装着されてるっつー。

で 2mm削って サドルも適当に2mm程度削って 12Fで6弦3mm/ 1弦2.75mm と

モダン・アコースティックにしてはちょっと高めの弦高まで追い込んでおきまして。

あんまり弦高下げ過ぎちゃうと 今度は音質の張りが無くなっちゃうからね?



安アコギ特有の籠った音 いわゆる「ボンボン音」は長年合板のせいと思われてましたが 実はナットとサドルの密着具合と
材質の影響だった っつー事でサドルは近々交換します. 以前は牛骨が定番でしたが TUSQ が良いかと.






で エンドピンがとうの昔にご臨終 既に屍晒してる状態なのでチューニングがどうも定まらない

っつー事で MOZZ 12弦ギターに装着してるユニゾン/オクターブ弦のエンドピンをコンバート

。。。 意外と 劇的な音質向上は実感できなかったけど チューニングは安定しました。

にしても 新品当時このギターは「合板の初心者向けへっぽこギター」扱いだったのが 呆れる驚きでして。



なにせゼロフレット仕様 ナットの弦高調整は不要. ナットファイル(ヤスリ)の厚さを薄く作るのに限界があった当時は
ゼロフレットを打って弦のビビり解消を図ったんです… Martin では戦前 日本では60年代初期までの定番でした.






昔の人は 贅沢だったんだね

ネックグリップは60年代の Fender Telecaster に似た握り心地で 指板Rは12”R(304.8mm)

メイプルサイド&バックの特徴の 硬質でカラッとした 高音の伸びが良いサウンドで

いや。。。今時の総単板ギターでもコレの半分も鳴らない奴 結構あるぞい。。。。。。



なにせ1ドル360円の固定相場時代の産物 写真で設計図立ち上げてたってのもあるんですが 00でも000でもニューヨーカー
でもない 独特のシルエットが妙にセクシーでこういう体型の女性を俺は… ただのMartin コピーじゃ ないんです.


A1319:実は こういうシェイプの女性が好みだったりする…



かつて森山良子とか吉田拓郎とかかぐや姫とか井上陽水とか泉谷しげるとかに憧れた元若者が

一生懸命70年代フォークを練習していたと思われる FOLKS F-108 ですが

なで肩超くびれに安産型なシェイプはRobert Johnson みたいな昨今流行のL-1の要素も入ってて

デルタ・ブルースの名残が強い Muddy Waters の Walkng Blues 弾いてみたら相性が大変宜しくて



かなりダークホース的なブルースギター めっけちゃった気分です。


 



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Posted by モッズおじさん  at 13:38 │Comments(0)魂の栄養 ギターの話

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