2023年05月06日
A1343:白いほうに 手を加えます
どうも、モッズおじさんです。
チルチルとミチルが幸運を運ぶと言われてる青い鳥を探しに出る冒険物語は 小学校の童話の定番だったけど 今はどうかな?
なにせ我が家では「冒険に出るまでもなかった」って話になっちゃうんで…
2023年4/28より 5類移行に伴いコロナ態勢を解除しました。
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引き続きマスク着用と手消毒のご協力頂けると幸いです。
まぁまぁ我が家は土間と玄関が一体化した古民家なんで 土間から玄関に逃げて 飛び回ってそりゃあもう大変なんですが
出口が見つからないらしく 結局ひと晩 玄関に居座りつけてくれまして… ココにいるの 分かります?
春も若葉が芽吹く季節になると いろんな生き物の活動が活発になるんですが
こないだカレーを作るんで豚肉を赤ワインで煮込んでたら 土間でドッスンバッタン…
まぁたネズミが出たか?と土間を覗いたら 目前を黒いものがシュッ… と横切って
空飛ぶネズミ?… いや ツバメ?? いやツバメよりちいちゃい スズメくらいの大きさで
少々危機感が足りない鳥らしく しばらくはこちらに気づかず寛いでるのに 急に飛び回ってそりゃあもう大変. で2枚目撮影
今度は分かるかな? 腹は見えないけど頭が真っ青なので この画格でも分かるかもしれません…
いやね? この季節は土間の出入り口を開けて簾を垂らして空気を入れ替えるんだけど
なんかの拍子で入っちゃったんだね… で梁に止まったんで観察してみると 腹は白いが
身体は青い 青い鳥なんてチルチルミチル以来 見たとしてもカワセミとアオサギ位で
鳥の種類は詳しいほうなんだけど この鳥 見た事ねえ。。。
切り抜きアップにしてみると こう… 羽根はカワセミと同じで光線の入射角で青にも黒にも見える 青を基調とした可変色で
ツグミのような体型で 調べてみたらコルリの雄と判明しました.
結局ひと晩ウチの玄関に居座って 翌日9時頃に ようやく出口を見つけて出て行った
けど。。。 あの鳥 なんて鳥だろう… で 調べてみたら
コルリっつースズメ目ヒタキ科に属する夏の渡り鳥で この時期山間部で繁殖期を迎える
地上近くで生活する なかなか姿を見せない 東京都では準絶滅危惧種に指定されてる鳥でした
以前はツグミ科とされてましたが DNA解析で ショウビタキなどの仲間と判明してからヒタキ科となったそうですが
普段は低木や藪に潜んでるんで知らない人も多い けど鳴き声は鳥類でも屈指の美声で… あああの綺麗な声の鳥か.
まぁまぁ我が家では低木や藪も敢えて残すように調整してるから っつっても…
コゲラにしろヒヨドリにしろ ウチはよくもまぁ鳥が住み着く どころか幸運の青い鳥が飛び込むって
相変わらず引きが強いねぇ… ですが皆様いかがお過ごしですか?
今年は季節が早すぎて桜の頃に我が家にミツバチが来なかったのが気がかりですが それはさておき
Tokaiに取り付けたジャックポットも国産だと思ってたらSwitch Craft製品でした. っつー事でSM-Marina 白ですが
元々セレクトスイッチの接触がイマイチだったのと トーンポットがひとつ抜けたので リペアのついでに改善も入れます.
前回は Tokai TST-50 のジャックポットをSCUD Switch Craft製 に取り替えて
手を加えたいのはあと2箇所ですが SM-Marina の白 は 実は結構劣化が進んでる状態でして
オマケにマイクロフォニック。。。 5way セレクトスイッチの接触も悪くて
で とうとうミドルのトーンポットの軸が抜けちゃった。
今回はマイクロフォニック対策も って事でSCUDのピックガード裏のアルミシールドとポットは3個全部交換それに
ジャックポットも劣化が進んでるとみて このタイミングで交換しときます.
じゃあこのタイミングで全部解決しちゃいましょっか っつー事で
SCUD 製品と Montreux の5way セレクトスイッチを用意しまして。
ポットは意外と耐久性に優れてるんで 壊れた箇所だけ交換 ってのが一般的だけど
同じ使用環境に晒されてきたパーツだから 1個壊れたら連鎖的に壊れる事もある
コレが交換前のポット周辺. 大体オリジナルですが ポットは既に交換履歴があるようで セレクトスイッチは国産品で
変更が入ってます. そしてこのカラフルな配線は 音質に結構な影響を与えてる所なんっすよね.
っつー事で 全部替えます… けど 前回使って塩梅が良かった国産ポットのBカーブが欠品
で しょうがないから在庫が揃ってた CTS製ミリサイズのど定番ポットを取り寄せまして
。。。 白のSM-Marina はメインギターだから 奮発してもよかろう って事で。
っつー事で60年代の当時物の 0.05㎌/50V のセラコンを一旦取り外しまして
今回使用するピックガード裏のアルミシートはSCUDの全面シールタイプ. すぐに貼り付けるんじゃなくて 仮合わせで
フィッティングを行ってから ピックアップの穴を切り出すんっすね.
前にも触れましたが キャパシター(コンデンサ)は何気に入手困難な代物ばかり使ってる
っつー事で 大事に取り外して 5way スイッチも交換なんで外して ピックアップも外して
って。。。 ポット交換だけなら外す必要はないけど マイクロフォニック対策で
ピックガード裏面にアース用のアルミシートを施すんで 結局全部外すんです。。。
特にストラトは いろんなピックアップを取り付けるバージョンが多すぎるので敢えて穴を開けてないようで ケガいてから
カッターでサックリ切り出していくんっすよ. シールタイプは こういう所が便利.
ボディ側と繋がってる配線を外して ピックアップからポットからセレクターから
全部外したら アルミシートを貼り付けます… そうなんです コレはシールタイプで
ピックアップと木ネジの穴は自分で開けるタイプの奴 なんです。
仮止めして ピックアップの形状をトレースして カッターで切り抜いたら貼り付けて
ピックアップを戻します. にしてもSM-MarinaのピックガードはTokai やFender 以上の精密度で こうやってただ差し込む
だけでピックアップが固定されてしまうほどの まるで高級桐箪笥のような精密度で 作業は異様に楽になってます.
ピックアップを戻します。
SCUD のシールタイプのアルミシートは穴の位置とかがジャストフィットで
貼り付け位置さえずらさなければ ピックアップの穴加工だけで済みます。
っつー事で 続いて5wayセレクトスイッチを取り付けますが
もう定番中の定番 Montreux の5way セレクター を用意しておきました. 実質MontreuxがFender 純正品を作ってるから
俺のTokai や SM-Marina 黒 と使い勝手は変わらないんだけどね?
JUNOの時は Fender 純正製品だったけど 今回は Montreux… って
Fender 純正と同じものじゃねえかよ Fender は Montreux 製品を純正採用してる。
なにせ付いていたセレクターは劣化が進んで ミドルとネックの接触が悪くて苦笑い
だったんで このタイミングで Montreux にアップデートします。
実は「しょうがないからCTS」だったんっすよ… いつものYJB製品を入れようと思ったらAカーブが欠品 でCTSを入れて
60年代のワイヤで結線して 結果ピックアップをFender に変えたらまんまFender Stratocaster になっちゃう仕上がり…
そして粛々とCTSポットを取り付けて 配線を半田付けして完了です。
この配線がまた… キャパシター買った時にオマケで貰った60年代の24AWGワイヤを使いまして
メインギターだからね っつっても飛ばしすぎだろ
っつー事で あとはジャックポットを取り付けて ジャック配線とアース配線を半田付けして
こういう所にも少々気を使いまして… 真っサラな白だといかにも変えました的なイキフン出しちゃうんで ボリュームボタンに
寄せた色合いに替えときます. ココいじり過ぎて色変わっちゃった的なアピールっすね. 何の意味があるかは不明だけど.
セレクトスイッチは付いてくる白だとココだけ相当浮いて見える… っつー事で
ミントイエローのノブも買っときました。
あとはアンプに繋いで音出しチェック… アンプに火を入れるとすぐ分かる
ノイズが劇的に除去されて マイクロフォニックも解消されましたとさ。
こういうリペアや改善の目標着地点は「で…何が変わったの?」って 見た目では分からない仕上がり. でも音を出したら
「俺のFender よりイイ音出してる」と唸らせる事. かなりイイ音に なってます.
いやマジで コレで Fender Pure Vitage 65 ピックアップを入れたらまんまFender です。
このまま SM-Marina 純正ピックアップでも かなり肉薄した音を出してるんですが
もちろんこのギターは俺専用 他人に弾かせるつもりは 毛頭ありません。
皆様が弾いて実感できないのが残念 って位のギターに 仕上がってます。
でもココまでやると ピックアップの高さ調整が メンドクセエんだよねぇ…