2022年05月23日

A1303:天才化計画 再び



どうも、モッズおじさんです。


人生で一番大事なモノは自由 だけど鳥や蜂みたいに必死に働かないと手に入らない 金をくれよ それ欲しい奴…
この綺麗事無しのどストレートな歌詞は 21世紀の現代でも十分通用する ドロドロとした本音 ですが






11/1から コロナ再拡大予防対策 でショールームは

フリーのお客様は13:00~18:00 で入店を受付けて
事前予約のお客様は10:00~19:00の間で受け付けて
月曜日と火曜日は引き続き 休日


とさせて頂きます。

もちろんマスクと手消毒も 相変わらず継続してお願いいたします。
尚 マスクと手消毒を拒否される方は入店を拒否させて頂きます。



いやマジで… 出所とかどうでもイイ 振り込まれれば俺のモノ っって意地汚い大人に 振り込んでしばらくして間違いに気づく
まぁそれでも自分の金じゃないから でグダグダな大人に 円谷君 言ってあげて.






にしても… 4630万円を間違って送金しちゃう行政も行政だけど スッ… と受け取って

使っちゃいましたぁ… っつっちゃう24歳無職の男もどうなってんだろうねぇ。。。

どちらも自分が稼いだ身銭ってワケじゃないから っつっても

ヤバい金だったどうしよう… っつって確認取らねえモンかね???



ダメだよなぁ…
送金したほうも されたほうも…






歩いてたら4630万円拾いました ってのとはワケが違うからね?

俺なんかは中国マフィア経由でトカレフが取引されてた時代をリアルに生きて来たから

ヤバい金掴まされたら 後が怖いの知ってるから確認取って

行政の勘違いって分かった途端「いくらか ちょうだい?」と半分冗談で聞いてみるけどね?



モントルーで鮮烈な世界デビューを果たした Jimi Hendrix が持っていた1本目のギターがまさにそれ.ストラトにしては
ロックロックした音質 で不人気だったんだけど Hendrix 再燃 で値段が上昇して… おいそれと 手が出ねえよ.






まぁまぁ裏を返せば半分マジで欲しいって事だけど 皆様いかがお過ごしですか?

行政にしろ24歳無職の男にしろ 厚顔無恥って言葉知ってんのか甚だ疑問ですがそれはさておき

。。。自由に4630万円使える金が手に入ったら… 俺ならJaguarを1台買って終わり かなぁ

いや BMC クラシックMINI買って 65年Fender Stratocaster 買い戻すな 絶対に。



そうなんです 俺 頑張ってFender とうとう手に入れたんです.
もちろん本物です.


A1303:天才化計画 再び



ええ多少手の入ったStratocaster でも 65年は150万円前後で買えれば御の字だからね?

大体 楽器屋さんでは「価格はお尋ねください」の表記で 聞くのが怖い奴。。。

だからこそ安ギターJUNO にその面影を投影しようと頑張ってるんですが

とうとう手に入れました Fender。



5way ピックアップセレクターっつーパーツだけなんだけどね? Fender製品はインチサイズで日本製では使えない
事が多いけど セレクターはステーのサイズは日本製ミリサイズと一緒で ネジ穴もほぼ一緒で 使えるものもある と.






もっともセレクターっつー ピックアップを切り替えるスイッチだけなんっすけどね?

実はコピーを含めたFender系のエレクトリックギターで一番トラブルが出るのがこのセレクターで

実績のあるFender 純正品… CTS やモントルー製品は60年以上の実績があるけど

安ギターに取り付けられてるのはコストダウン最優先の廉価品 で今時は中国東南アジア製。



『密閉型』のセレクターは安ギターでも「お約束」のパーツでして. 使用する前にステーから下の深さを調べておく必要あり.
ギターの土台によってはキャパシターの深さが足りない場合があるからね. JUNO は…






で 日本製でも優秀なのはあるんだけど… ちょっとした事情でFender純正品を選んだんです。

理由のひとつは「価格」で 出来の良い日本製のほうがFender純正品より高い っつー。。。

誇らしくもあり 迷惑でもあり

で この5way セレクターが届いて とうとう準備が整いました。



喩え Charvell の傷ものボディの傷ついてない箇所を貼り合わせた2個1ボディだったとしても 本家Fenderでもごく普通で
むしろワンピースより2ピース3ピースボディのほうが狂いが出なくて良材 とすら言ってたから 期待が持てる素材なんです.






JUNO ストラトキャスターモデルの『天才化計画』っすね。

どうやらCharvell のお下がりBody & Neck と思われる良材の土台に

FUZZ を掛けると簡単に唸っちゃう… なんにも弾いてないのに唸っちゃうっつー安パーツ

ヘタすりゃフジゲン マツモク 中信楽器製 って代物なのに もったいない…



残念 コレもSSHザクリでした… JUNO ローズウッド指板 ストラトモデルを解体していきまして やっぱりね っつー
安ギターのセオリー通りのちいちぇえパーツが入ってました.






っつー事で 『化ける』要素だけは満載のJUNO なので まずはローズウッド指板のほうを

チャチャっと分解しまして。。。 一応前オーナーが調整入れて販売された奴なんですが

とにかく激安パーツ… 逆にコレで心地良いクリーンやクランチが出せるんだから

むしろ関心。。。 ボディとネックって 重要ですね。



ボリュームポットの真ん中(2番)がジャックのホット ポットのシェルにアースが半田付けされてるので コレを溶かして
コードを除去すると ピックガードがフリーになります.






で ジャック用の配線とブリッジアース用の配線の半田を半田ごてで溶かして配線を外し

ピックガードに搭載されてるパーツを全部外す。。。 で 本来なら真似する皆様のために

「配線が分かるように写真を撮ってから」外すことを勧めますが コレがまた。。。

結構独自の解釈が入ってるようで 余り参考にならない配線でして。



パーツを全部外したら アルミシールをを剥がし… って ホームセンターでも売ってるアルミテープ(土台は紙)じゃねえかよ
もちろんコレでもそれなりにシールド効果はありますが 少々不安を感じるのも本音でして.






大丈夫です ストラトほどど定番のギターは配線図が世界中に溢れてますから。

っつー事でピックガード裏のアルミシールドを剥がします。。。 ってコレ

ホームセンターで売ってるアルミテープじゃねえかよ

まぁまぁアルミテープでも充分シールドの仕事はこなしてくれますけど



Montreux が出している0.3mmのアルミシールドは加工が必要 っつー事でピックガードと合わせてペンで罫書いて穴を開け
セレクター用の溝も切り出します. シェイプのカットは ハサミで充分対応できます.






それでもやっぱ 専用のアルミ板のほうが確実 って事で買っておいたんっすよ

Montreux の 0.3mmシールディングプレート ですがコレがまた。。。

1回でもピックガード交換した事ある人なら知ってると思うけど ストラトのピックガードって

ピックアップやポットの径にはシビアに出来てるけど そもそもの土台形状からネジ穴の位置は



…結構加工する. 最近では加工前提で穴がなんにも開いてないシール状のアルミシールドも売ってるので そちらのほうが楽
かもね… なんですが コレはコレで そんな難しい事はしていない. コレで60年代Fender の裏面をオマージュ出来た って事で






個体差ハンパない… いや 同じ物はふたつとないのでは と錯覚するほどバラッバラ

だからピックガードを買い替えずに使い回すんですね ボディ側のネジ穴とズレると色々大変だし。

シールディングも 0.3mm のシールディングを目的に 穴位置とシェイプを測り直して加工する… と。

この辺は電動ドリルとハサミがあれば充分対応できます。



アルミシールドを合わせたら バイス代わりにセレクタースイッチを装着して シールドを完全固定 からの ボディに乗せて
クリアランスを見る… キャパシターが確保されてるので 使いのザクリはしないで良かった って事で次の作業.






で。。。シールディングの位置決めが終わったら セレクタースイッチを取り付けるんです。

Fender 純正ってだけあって インチ規格なので要注意 ですが… 実は

ネジ穴の位置から全体の大きさそれに スイッチの移動幅まで インチとミリと共通規格なんです。

違うのはネジ穴径と スライドバーの幅がミリよりインチのほうが太い ってだけなんです。



一応念のために…セレクター端子が軽く浮く状態じゃないと 配線が擦れて断線の恐れが出る. だからこれ位の余裕が欲しい.
っつー事で ボディを掘る道具ってのは とりあえず持っていたほうが無難なんですね.






スライドバーが太い分耐久性が増すんですが 元々入ってるセレクターは密閉式で

若干コンパクト… って事でキャビティ(ボディのザクリ)のクリアランスを確認するために仮組

引っ掛かるなら掘ってクリアランスを確保 なんですが。。。 大丈夫です 元々余裕をもって深く掘ってありました。

っつー事で 次はポットをピックガードに取り付けていきます。。。



ポテンシャルメーターはCTS製品が定番ですが Made In Japan に固執して 俺は群馬の工房が出しているオリジナルを採用.
コレもインチとミリの規格が存在するので 交換時には要注意な奴なんです.






ポットってのはPotentialMeter(可変抵抗器)の頭文字3字で ポッドじゃなくてポットで

群馬のキレッキレなギター工房が出している日本製ポットを採用しまして。

群馬って言うと どうしてもヘッポコ警部を思い出しちゃうんですが 藤原とうふ店も群馬がホーム

。。。 やる時ぁやる って事なのかな?



ポットは安物だと音は痩せるし そもそも音質が悪化する… 本体外径も 余りちいちゃいと外的干渉を受けやすい気がして
って事で 一般的なφ24サイズを採用したんです. ちいちゃいのはアジア南部製が多いからね.






ボリュームはAカーブ トーンはBカーブ っつー基本中の基本のセレクトでパーツをひとつ

取り付けたら仮組 OKならまたパーツをひとつ付けて… を繰り返して

ミドル用トーンのポットを取り付けて仮組 でキャビティのクリアランスが足りなくて引っ掛かる事が判明。

そりゃあ元々入ってたポットの3倍はデカいポットを入れたんだから こうなっちゃうよね。



たまたまエンドミルを持ってたんで キャビティを少々削ってポットのクリアランスを確保したんっすよ… と アコギと比べたら
結構乱暴な事もたまにはする. お手軽と呼ぶには少々力業な作業も 割と繊細さが求められるんですよ.






こうなると 諦める か 削る のどちらか選択するしかないワケで… 当然削ってクリアランスを確保

たまたま持ってたエンドミルで削っては仮組 削っては仮組 で摺り合わせていきまして

。。。こういう作業は釣り竿作りで直感が鍛えられてるから 早いんっすよ俺。

お陰様でクリアランスが確保 次の工程に移れますね。



長くなるんで 次回に続く。。。


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:16 │Comments(0)魂の栄養 ギターの話

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