2021年06月18日

A1252:生存報告 からのまっつぐ生きてます



どうも、モッズおじさんです。


北東北~北海道の縄文遺跡群が正解文化遺産登録に向けて『内定』を頂いてますが この遺跡群の本当の価値を地元民は
そこを理解していない… なにせ桁外れにスケールのデカい 価値観を覆す発見っすからね(写真はUK ストーンヘンジ).






6/9 から コロナ対策 でショールームは

当面の間13:00~18:00 で入店を受付けて
それ以外の時間は事前予約で随時対応
月曜日と火曜日は引き続き 休日


とさせて頂きます。

もちろんマスクと手消毒も 相変わらず継続してお願いいたします。
尚 マスクと手消毒 並びに初回入場時の記帳を拒否される方は入店を拒否させて頂きます。



ストーンヘンジに酷似した大湯環状列石が鹿角市内にあるんですが そんな鹿角市ではスコーンを手に入れるのが至難の業
っつー事で近日中に自分で作ってみますが まずはスコーンとの相性は最強 のクロテッド・クリームを作ってみました.






さて… 皆様には始終ご無沙汰いたしておりますが 昨日純乳脂肪の生クリームを買ってきて

じっくり じーっくり! 2時間火に掛けて 1時間掛けて粗熱取って ひと晩冷蔵庫で寝かせて

出来た上澄みを掻き集めて… 本日 クロテッド・クリームが完成したんです♪

って。。。 知らない人も多いとは思いますが コレってUK西部の伝統的なクリームでして



1000年前っつったら… 日本では源氏の総大将・源頼朝公の懐刀・源義経公が平清盛一門を壇ノ浦に追い込んで滅ぼした
悲劇の壇ノ浦の戦いが繰り広げられ 鎌倉幕府が樹立される頃. この頃からずーっと論争が繰り広げられてるって一体…






バターとホイップクリームの中間位の味覚の 脂肪分50%以上の濃厚なクリームで

イギリスでもデボン州とコーンウォール州で盛んに作られてて 基本UKでは

スコーンにジャムとともに塗るんですが。。。デボンではCreamfirst コーンウォールではJamfirst と

どっちを先に塗るのか を実に1000年以上論争を繰り広げ 未だ決着がついてない っつー。。。



スコーンに塗るジャムはストロベリーが一番相性が良い ってのはUKで永らく一致した見解ですが 我が家ではブルーベリーと
マルベリー(桑の実)が生るんで ジャムも追々作っちゃおうかと… なんたる贅沢.






英国王室料理長がエリザベスII女王はジャムが先のコーンウォール式と明言してから

昨今ではコーンウォール式が正式 と認識されつつあるらしいけど キャメロン前首相が

デボンはクリームが上だっけ? 食ったらどっちも一緒 っつったらまさかの退陣劇…

いやクリームの件でクビんなったんじゃないんですが皆様いかがお過ごしですか?



コーンウォールはリアス式海岸と炭鉱と酪農で有名な土地で 日本で言えばさしずめ三陸の釜石 が近いの…かな?
なにせ空気読むのが苦手なガースー首相 大丈夫かなぁ…






コーンウォールっつったら こないだG7が開催されたところですが ガースー首相は果たして

Jamfirst と Creamfirst どちらを選んだか… 道交法で規定されてる法律だから守って当たり前 の

『歩行者ファースト』と恥ずかしげもなくこれ見よがしに したり顔で言ってのけたんじゃないか

と不安になる今日この頃ですがそれはさておき



トルザイトトップガイドが届きまして ようやくロッド作成が再開できますが そんな折 バッスン様から更なるソリッドグラスの
オーダーを頂きまして… コレが男心を妙にくすぐるロッドなんですが 進捗状況は逐次UPする予定です.


A1252:生存報告 からのまっつぐ生きてます



先週は遅れに遅れてたトルザイトトップガイドが届きまして 週末にはバッスン様が

ロッドの曲がり矯正でご来店頂きまして。。。 ココでちょっとした発見

コロナ禍で緊急対応でこうなったんっすけど 玄関先対応で曲がり矯正もお客様の目前で行いまして

コレがこちらの予想以上に好評でして。



トンキンを含めて 竹は真っ直ぐ生えてるように見えて結構曲がってる… もうね グニャングニャンです. コレを竿に仕上げる
となると 曲がってたり節でねじれてたりを炙って矯正する ってのは結構こまめにやってるんです.






こちらとして見れば竹を割ってピースごとに矯正して 焼きを入れたら矯正して

漆塗る前に矯正して 漆塗り終えたら矯正して… と気が付けばその都度矯正を入れて と

ごくごく当たり前な日常的なルーティンワークなんですが 前情報ゼロの一般人の皆様には

アルコールランプひとつとっても新鮮に映るんだ ってのが妙に新鮮なリアクションだったワケでして。



そうそう 昭和のデパートなんかではしょっちゅう実演販売やってて 俺もガキの頃何時間見てても飽きなかった記憶がある.
言われてみれば 目の前で作業を確認して 目前で見る見る真っ直ぐに直る様を確認すれば お客としても安心この上ないワケで.






そういえば浅草の雷おこしとか 店頭実演って見てると飽きないよねぇ… 祭りの露天商とかの

お好み焼きや焼きそばの実演なんかも いつまでも見ていられるからなぁ。。。

コレはコレで ちょっとしたパフォーマンスなんだろうねぇ。。。。。。

と コレはアフターコロナで導入の検討を入れる価値が 充分ありそうです。



クロテッド・クリームは生クリームを沸騰させる人もいれば沸騰直前をキープする人もいるけど 要は上澄みを作るのが肝心
っつー事で 冬場のストーブ天板を最大限に活用するメニューに加えようかと… .






で 最初に触れたクロテッド・クリームですが… 基本生クリームを熱して表面に出来る上澄みを

掬い取って集めるんですが 残ったクリームの出涸らしは… あっさりとしてるんだけど意外と香り高い

っつー事で アイスコーヒーやロイヤルミルクティのクリームに 使用していこうと思ってまして。

もちろん お客様にお出しするクリームとしても 採用しますけどね?



ええなにせ 生クリームって 買うと普通に高いですから。


 



同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 14:51 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。