2021年04月08日
A1231:ちょっとした四方山話でご機嫌伺い
どうも、モッズおじさんです。
最近 秋田県北のスーパー『イトク』では ノドグロとホウボウを売ってまして… ホウボウはシロギスの外道でたまに掛かる
で割とおなじみの高級魚なんですが 山ン中の鹿角では食い方分かんないらしく 半値で買える率が極めて高いんです.
3/24から コロナ対策 でショールームは
フリーのお客様は13:00~18:00 で入店を受付けて
事前予約のお客様は随時対応
月曜日と火曜日は引き続き 休日
とさせて頂きます。
もちろんマスクと手消毒も 相変わらず継続してお願いいたします。
尚 マスクと手消毒 並びに初回入場時の記帳を拒否される方は入店を拒否させて頂きます。
赤い魚体の白身魚は殿様への献上品 ってのが常道でホウボウもかつては高級魚. で白身は刺身でも焼きでも煮つけでも
揚げても美味しい 頭と背骨は揚げても食えるし出汁にもよろしい あっさりした金目鯛 と味覚は濃厚なんです.
貸したお金が 返ってこないの。。。
ここ数年 3月と4月ってのはぶっちゃけ好きじゃないんっすよ
まぁ税金は払わんとイカンし 意外と光熱費は掛かるし 雪が溶けたら降雪被害が判明するし
暖かくなるから花や植物の種撒く 農機具的なモノにも金が掛かる。。。 で
年度末はただでさえお金が掛かる ましてや今年は豪雪とコロナで結構厳しい ってのはウチに限った話じゃないようで
普段は絶対に断る借金の申し出も 相手を見てよほどの事だから と超例外的措置で貸したんですが…
のっけから下世話な話ですが 例年でも財布が一番ピーピー言う時期ですが今年はノートン教授の
更新時期で 冬の車両整備と夏用タイヤの買い替えと 挙句コロナ禍… と
なかなかな4重苦5重苦6重苦… 6個数えた所で眩暈してきたんで辞めたけど
今年は特に苦しい のに! お金貸してなかなかな返ってこない。。。と。
竿作る材料費を削ったのは失敗だったなぁ… 部品代足りなくなっちった って事でトップガイドが足りない納品は響いてます.
ええなにせ職人には金がねえ 大枚入っても全部材料費で使っちゃうから ってのが余り知られていない職人の懐事情なんです.
返済求めるのも気が引けるんだよねぇこの時期… なにせコロナ禍 ただでさえ金のない職人に
金の無心に来るほどだからよっぽど困ってたんだろうけど って事で
奴に対してはそろそろ弁護士立てて… あそっか 今月は年金受給日だから 奴ぁ親に泣き付いて
返済するって言ってたっけな なんですが皆様いかがお過ごしですか?
あのね 運とか気合ってのは やるべきこと全部やって 血反吐吐くような思いしてまで頑張って それでもどうにもならない
って案件を乗り越える時に頼るもので アニマル浜口さんだって笑顔の裏でやるべき事をやり尽くしてから言ってるんだからね?
コロナはなかなか終息しない とテレビのニュースを軸にしたメディアを通して抜かしてますが
ワクチンも薬も無しで 根性と気合だけで減らせる代物じゃない 何を根拠に減らせるっつってるのか
鼻風邪だって薬飲まなきゃなかなか治んないワケですがそれはさておき
大阪兵庫宮城に続いて とうとう東京都も蔓延防止等重点措置の申請を出すそうで。
今時の皆さんは知らないだろうけど 90年代物欲世代の必携愛読書でして 報道時代には待機室にごまんと転がってて
当時俺はドン引きだったんっすけど スマホもないネットも貧弱な時代 他に読むもの無いから… でスキルが身に付いたみたい.
こいつぁいよいよ仙台移住は難しいな と思いつつ なんだかんだで物件を色々物色して
っつっても 俺の買い物レーダーは探索範囲が結構広範囲で アンティークやパイプやリールや
ギターやクルマや食品から不動産まで なんだか知らねえけどまぁひとりMONO Magagine 状態。。。
そのレーダーが少々興味深い物件に反応しまして
写真はイメージですが 概ねこんな感じ. 実母の実家が鎌倉だから塩害は当然ながら考慮済み. で個人的には海釣り大好き
オマケに三陸海岸と来れば 移住の初心は果たして余りある事になるんだけど…
三陸海岸の北端に位置する所に見つけた 海沿いの高台に佇む一軒家でして。
何このおとぎの国みたいなロケーション。。。
元々移住は震災復興になんかできねえか が動機だったワケだから
今住んでるこの家売れば 充分買えるな… な手頃な値段で 初心は果たせる と。
寺の坊主の孫なんかやってるとこの辺の感覚がマヒするんだけど 目の前お墓 でも夜騒がなければ大体OKってのがあって
結界の張り方とか 体内お化けセンサーとか駆使すれば 住めないワケでも ない… 人にはお勧めしないけど.
上水道完備 排水汚水は側溝… って 海に垂れ流しかよ なんですが地方は意外とそういうのが
多いワケで… ココは行政に問い合わせて回答次第。。。 でシャッター要補修のガレージ付き
で 些細な問題は目の前がお墓… ってのはスピリチュアルの皆様にお伺いを立てれば何とかなる
けど。。。 一番問題なのは 一番近いヤマメの川までクルマで30分 っつー
POLANO はむしろこのクルマを目指しているワケで… さして速くはない エンジンもむしろ非力 だけど1度運転したら
絶対降りたくなくなるほど楽しい Lotus のようなコンセプトのフィッシングロッド なんですね.
そうなんです POLANO では震災発生当時から大問題になってるのがこの
川魚の竿屋が海沿いの災害にどう貢献できるか
なんですね。。。 無神経など素人は「じゃあ海の竿をちゅくりぇばいい」と神経逆撫でしてくれますが
ポルシェやフェラーリがいすゞのトラック作るワケがねえっつー
イワナのトルクは強烈で サクラマスは… っつっても海にはコイツがいる. 酸欠でグロッキーになるまで魚体によっては
1日掛かるっつわれるほどのファイターがカジキマグロでして コイツを釣るのにトラウトと同じ考えじゃ通用しないワケで.
釣りしたことない雑な目をした連中は涼しい顔してバカ発言をシレっとしてくれるけど
海と川では竿作りのノウハウも違えばアプローチもまるで違う なにせ釣りをする人の
コンセプトがまるで違うからね?
当然求められる素材も違えば仕上げるデザインも違ってくるから大変なんです。
半面渓流魚やフナやキスのアタリは繊細で 居合の『間』に通じるものを見出した武家衆がこぞって竿を出し 江戸時代には
譜代大名の間で大流行 と 同じ釣りでも性格も目的も全く違うもので 当然求められる竿も別物になって来るんです.
例えば海でも大物狙いのロッドになるとガイドを留めるラッピングも ブランクにあらかじめ
スレッドを巻いた上にガイドを乗せてさらにスレッドで巻く『ダブル・ラッピング』が当たり前だし
船の竿でルアーやFFのロッドのように複雑なアクションを乗せると扱い辛くなっちゃうし
言い出したらキリがない ひと口に竿と言っても対象魚によって『まるで別物』なんです。
三陸のリアス式海岸は通常川の中流辺りでゴッソリ崖になって海になってるから 河口でヤマメが釣れたりするっつー特殊地形
なので ヤマメイワナ竿のPOLANO でも貢献する余地が 理論上はあるんだけどなぁ… なんですが
そもそもそんないい加減な仕事が出来るなら横浜を離れたりしないっつー。。。
そういう意味では海も山も近い仙台が理想的ではあるんですが 女川なんかでは
河口から数kmの所でヤマメが釣れたり 釜石に至ってはカラフトマスの天然遡上南限の川があったり
なんですが。。。 物件ってのは なかなか出て来ないモンでして。
いや… FFとバンブーロッドの入り込む余地は充分過ぎるほどあるぜ… なにせあの辺ではこのサカナが釣れるんだから.
そこ気が付いたら もう血が騒いじゃって… って状態なんでちょっと熱冷まします. さてこのサカナは何でしょう?
そりゃああんだけ被災してるからね?
っつー事で ロマンティックなロケーションは魅力ですが
少々頭を冷やす必要は ありそうです。。。
プライベートで海釣りは 大変魅力的ではあるんですが
まぁコロナ禍なんで じっくり腰を据えて妙案を捻り出しましょうかね。