2016年12月24日
A247: 赤ABU 出品準備 8割方完了
どうも、モッズおじさんです。
1960年代モノの ABU Ambassadeure 5000 通称『赤ABU』です コレが意外とバラシてメンテしやすいリールで
いじりやすいだけに 頭抱えたくなるような改造が潜んでる場合もあるんっすよ このリールみたいに

っつー事で今日 年末年始目玉商品で¥18.000- でラクマに出す予定だった 『赤ABU』1960年代モノの
オーバーホールを済ませました
。。。手を入れた時点で ¥27.000- 程度に値上げ決定なんっすけどね?
ところで Ambassadeure は 割とセルフ・メンテしやすいリールなんっすよ。
ハンドル&ドラグ側にほとんどの機器が詰まってて 反対側はレベルワインダー位しか触るトコなし
なんで紹介するのはハンドル&ドラグ側だけっす

実はこのリール 少々イレギュラーな奴でして シャローの赤スプールっつー
年代的に最初から入ってたのか 後付けなのか...
どの道遠心ブレーキがなくなっているので 要交換です。
遠心ブレーキがついてたら スプールだけでも結構な値が付いたんっすけどね。
バランサー付シングルハンドルの渋い奴 に年代違いのクロームスタードラグ... 本来はスタードラグも赤なんだけど
ハンドルをダブルにして 純正スタードラグに変更するつもりなんだよね

取り寄せる前から分かってたんだけど クロームのスタードラグは明らかな後年モノの後付け
からの 日本のルアー界では何故か不人気の シングルハンドルを
まず取り外さないと始まらない。
コレらは磨きを掛けます、
ムムム... パーミングカップ・モデル以降よりシンプルな内部構造 だけど... キッタネエ 鉄粉的な黒いのが
なかなかしつこくこびりついて 明らかに回転の邪魔してる奴っすね

で ハンドルとスタードラグ外したら マイナスネジ2本を外して 蓋取ると
メインギヤ&ドラグ アッセンブリーとプレートが出てくるんだけど。。。キッタネエ。。。
とにかく ギヤ&ドラグ アッセンブリーを取り外して
洗浄に回して
プレートは あとは真ん中のピニオン・ギヤを外すだけ このプレートはこれ以上分解しません リベット留めで
これ以上分解出来ないからね にしても キッタネエ...

一応前オーナーはメンテ入れてたようないなかったような。。。
とにかく スラッジと化しているプレートのグリースを BCジャンボで徹底洗浄です。
場合によってはもっと強烈な奴で洗浄掛けますが
プレートは そこまでやんなくても大丈夫でした。
メインギヤ&ドラグのシャフトはイカン状態でベットベトでした こういう強烈で厄介な汚れには
インジェクション・クリーナーの出番です

メインギヤもクリックも大丈夫でした がドラグ・プレートは。。。
中途半端にグリースが付いてて 謎。
ギヤ&ドラグのシャフトはベットベトだったから インジェクション・クリーナーで洗浄して。。。
Ambassadeur のドラグにグリース塗るか塗らないか問題は フルロックを望むか望まないかで変わって来るんっすわ
POLANO では グリースのナノテク洗浄効果を狙って グリースを塗っときます

Amassadeur では常にドラグにグリース塗るか塗らないかが議論のネタなんっすけど
結果 フルロックを望むか望まないか なので好みです。
POLANO では洗浄効果狙って 敢えてグリース塗りますが
フルロック希望の方は お伝え下さい。
バラしたパーツを洗浄&グリース塗り込み それにピニオンギヤとスプリングににグリース塗り込み
反対側のカップを外して レベルワインダーも分解洗浄 からのナスカルブ注油

赤ABU が未だ人気なのは構造がシンプルで ダイレクト・リールに毛が生えた程度
なんでメンテしやすい改造しやすいから なんっすよ。
ただ50年程度経過しているビンテージなだけに
グリースでパーツ保護 が長持ちの秘訣っすぜ。
バラしたパーツを洗浄&グリース塗り込み それにピニオンギヤとスプリングににグリース塗り込み
反対側のカップを外して レベルワインダーも分解洗浄 からのナスカルブ注油

っつー事で 組上げです。
今回は変更パーツをオーダーしてないから普通にやりましたが
幸い 追加パーツは 必要なさそうですね。
後はサクッと 組上げです。
70年代赤ABU(ラクマ出品中 左) はオーバーホールを施していません その分安く設定してるんっすね
パーツが届いて 組込んだら ラクマに出品します
っつー事で 相当回転が良くなって ハンドルも軽くなったんっすけど
。。。ブログじゃ伝わらないね?
とにかく パーツをオーダーして
届いたら すぐ組込んで すぐラクマに出品します。
結構 Ambassadeur 初心者向きの リールなんっすよ。