2015年06月20日

368:修正・鵜ノ木沼情報



どうも、モッズおじさんです。


今日は午前中にチョロッと竿を出してみました っつっても事情が事情なだけに『奥の手』で対応してみましたわ


368:修正・鵜ノ木沼情報



どうにもこうにも。。。ここ3日ばかり暇な時間に鵜ノ木沼で竿を出してみたんっすよ。

っつーのも俺ん中である仮説が過ったんっすよ。。。

アレは5月だったかなぁ。。。常連さんから『鵜ノ木でかバス』情報がガンガン入ってて良かったねぇ

だったんっすけど「30cmバスはどこ?」っつー素朴だけど当然の疑問がね。



岩手の皆さんが考えてるほどバスの養殖はた易いモノじゃあない 衝撃には弱いし水の変化に敏感すぎるし
…噂以上にデリケートなんっすよ (写真はワーム禁止以前の河口湖)


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うむ。。。経験上1年でバスは30cm程度に育つ、それこそ5月位から30cm未満がポッコポコ釣れて

夏休みに入る頃には30~40cm位のがガバガバ釣れるモンなんっすよ。

それは以前河口湖漁協の当時の組合長から教わってこの目で見て来た事なんっすけど

じゃあ鵜ノ木沼の釣り頃バスはどこ行ったってのが常に疑問だったんっすわ。



実は対岸をオカッパリで強行突破した常連さんがいるんっすよ 事実対岸にはそれ相応の釣り頃バスがいるんっすわ


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いや、ネタをばらせば遊歩道ひとつ作れない対岸側の、オーバーハングやシェードにいるんっすよ。

ただコレが俺の言ってる去年生まれの釣り頃バスかっつーと。。。

時折ライズする数を数えてもとてもじゃないが足りない、勘定が全然合ってない

去年生まれの連中は、あんなモンじゃなかったよ?



あんなちいちゃかったヤマメがこんなに大きくなって…と親心的な感情で流されてたんっすけど、ヒントを持ってましたね


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っつー事で他のポイントがあるんじゃないかとあれこれ考えてたんっすけど

衣川じゃああるまいし、あんな狭い閉塞的な空間にあるポイントなんてたかが知れてる。

っつーのをヤマメ釣りながら考えてたんっすよ。

で、安倍舘橋で良型ヤマメを釣ってしばらくして、ふと思った。。。



釣り頃バスのひとつの目安は「ミノーにガッツリ食らいつけるか」なんっすよ ちいちぇえと追いかける事も出来ないからね?
(写真はワーム禁止以前の河口湖)


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ヤマメは今までの記事で紹介した通り4月から5月に掛けて一番成長するんっすよ。

別にヤマメだけじゃなくて全てのサカナに成長期があるんっすわ、もちろんバスも。

で、バスの場合割とダラダラ成長したりしなかったりを繰り返して

1年で尺になるっつーのが釣り人にはたまらん奴なんっすわ。



ここ3日ほど試しに竿出してみたんっすけど、こっちの予想下回る水温っすね 関東くんだりじゃあ既にぬるま湯、なんっすけど


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ただしサカナは水で育つ、の格言通りサカナは適水温に満たないと成長が止まっちゃう面白い特徴があるんっすよ。

で、安倍舘橋は割と里の気候で鵜ノ木沼とはわずかな温度差なんっすけど

適水温15~20℃前後のヤマメがこんなすくすく育つっつったら25℃以上が適水温のバスにとったら

成長オッセエんじゃねえの???



廃版5feet06inch DT3 ワンピースのグラスブランクが入手できたんで組んでみた奴っす もちろん出来が悪いんで非売品


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。。。っつーのが仮説で、ここ3日ばかり探り、入れてみました。

ルアーだとね、ワーム引っ張ってるとゴワーッシュ…と持ってかれるんだけどフッキングしない

なんだったら管釣りスプーン投げてもフッキングしない。。。コレ口ちいちぇえな?

っつー事で本日俺が初めて組み上げたLamiglasブランクのフライロッドを持ち出しましたわ。



このサイズだとバスと見分けがつかないアタリっすよ ただまだコバッチの可能性も捨てられない


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とにかく水面に沸いてる連中と時々ワームをゴワーッシュ…と持ってく奴の正体を知りたいし

何より去年生まれのバスを誘い出したい、ってだけでマラブーリーチの通称『加賀バリ』を出しましたわ。

で、ワームをゴワーッシュ…の犯人を仕留めました。

それはそれは丸々と太った立派な。。。ルーギーでした。



ドライフライに替えてフッキングさせたのもルーギー 釣りとしては非常に面白いんだけど、
今年産のバスは口がフックよりちいちゃいっつー…


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続いて水面を突いてる連中の正体を。。。上手い事誘い出したら今年生まれのバスが突いてくる。

コレが主犯格か、っつってたら1尾フッキング。

3番ロッドを絞り込んだ元気な。。。ルーギーでした。

ルーギーのフライフィッシングは一時ハマったんっすよ、結構なファイトするんで。



加賀バリに誘われてワラワラ出ていたルーギーに混ざって尾にロイクーの線が入ってるサカナが…こ、これは…


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で、誘い出し作戦は大成功でルーギーの中に10~18cm程度の、明らかに今年産とは違うサイズのバスが。

ようやく写真に収める事が出来ました。

このサイズがしばらくルーギーと共存するのは河口湖のバスのフライやってた頃に散々見てる

。。。コレで仮説が『確証』に変わりましたね。



明らかにバス、今年産より成長してる所を見るとコレが去年産の個体、と考えるのが自然だよね? 成長、オッセエ…


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原因はいくらでも考えられますわ。。。一関の山から北は水温20℃を切る日が半年だから

とか今年はエルニーニョ現象で気候がおかしくて、実際今の鵜ノ木沼も水温がやや低い、とか

いずれにせよ去年産の奴はまだ釣り頃に育ってません

早けりゃ夏休み終わり頃、安牌振るなら来年のシーズンスタートからっすね。



当初の予想が外れちゃって、なんかスイマセン。


 



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Posted by モッズおじさん  at 14:04 │Comments(0)そこの鵜ノ木沼の話

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