2015年03月09日

216:ウチの技術力向上には、必要なんっすよ



どうも、モッズおじさんです。


今回はビッチリ仕掛けるんじゃなくて、漆黒の領域を大事にしてみました POLANO 流の美学っすね


216:ウチの技術力向上には、必要なんっすよ



児童が巻き込まれる犯罪の加害者の大半は親などの保護者、次いで学校の担任っつー。。。なんかが間違ってる

っつー話は独身者の俺にはあんま関係ないんでゴルちゃん持込のワイハーZippo カスタムの話

意外と早く模様研ぎ出しが終わりました。

白っぽく見えるのは800番程度で砥いだ砥ぎ跡のせいなんっすよ。


コレ見てゴルちゃんが気に入ってくれたら、お題を頂きます ¥4.000- って額を、お願いね?


196-a.JPG



見様によってはアメリカ中南部のBayouつまり湿地帯の地図、ズーチーみたいな文様が。

この文様、仕掛けの都合でワン&オンリーの奴でこの世に2つと同じ文様が作れないっつーステキな感じの奴です。

コレの上に浄法寺漆を塗って色止めして、拭き漆を施したら完成ですわ。

ゴルちゃんには ¥4.000- って額をお願いね?っつっといてます。


コレを機にZippo カスタムのいくつか在庫を、置いとこうかな?


 



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Posted by モッズおじさん  at 19:49 │Comments(2)工房の話

この記事へのコメント
こんばんは。
いつも楽しく読ませていただいております。

・・・漆ジッポシブっ(注:シブッ→so cool!!)

金属に漆を施した場合、はがれ等の耐久性はいかがなものでしょうか?

なんだか身の回りの金属小物を探している自分がいます(汗)
Posted by pekokun at 2015年03月10日 23:27
>pekokunさん

コメントありがとうございます。

そう、その耐久性が問題でこのカスタムのキモなんっすよ。

普通の漆室で固着させても定着はイマイチで、なんかのきっかけであっさり剥がれますわ。
実は竹竿でも表面繊維にある程度染み込ませて固着させないとおんなじ事が起こるんっすよ。。。直で塗る事が多い岩手の庶民派漆器がイマイチ評価が上がんないのは下地処理にあったりするんだよね。手頃な価格に抑えるっつー岩手の漆器の魅力もあるんで一概にダメとは言えないんだけどね?もちろんウチの竹竿は下地処理も施してるんだよね。

で、金属ってのは御存じの通り染み込まないからね?荒目のサンドペーパーで磨いて表面をザラッザラにすれば引っかかりはするけど所詮は金属の上に乗っかってるだけなんっすよ。
耐久性を保つには厚塗りにするかもうひとつの方法しかなくてね。。。それはthe ‘Mk. 1’ なんかのアルミにも施してるんっすけど、そこが社外秘でね?

この処理はゼロ戦や戦艦大和なんかでも採用されてたやり方なんっすわ。で、やり方分かっても細かい所に色々コツがあって、結構ムズいっすよ?だから社外秘なんだけどね?


で、世界初の総ジュラルミンボディ採用のゼロ戦の腐食対策に採用されてるほどだから耐久性は旧日本海軍のお墨付き、さすがにガリッガリ引っ掻いたら剥げちゃうけど、砥ぎあげるのに結構時間が掛かったから結構イケると思いますよ?

前にも触れたけど、Zippo カスタムとかで生計立ててる人とか漆職人さん的な方にだけ社外秘を教えますんで。なにせウチでやるには釣竿作りの合間に受けるのが精いっぱいなモンっすから。。。前沢平泉水沢一関界隈の隠れ名物的なモノになるのを密かに狙ってますからね。
Posted by モッズおじさんモッズおじさん at 2015年03月11日 00:18
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