2014年11月29日
070:クラシックなのに、最新技術
どうも、モッズおじさんです。
そろそろ柿をウォッカで磨きましょうかね
今日は雨で、そもそも人があんま出歩かないっつー。。。そりゃお客さんも、来ないよね。
おまけにそこのコンビニで飴玉買うのと桁が違う買い物の工房だから、鼻から満員御礼は期待してないんっすよ。
じゃあモッズおじさんは何やってるかっつったら。。。ロッド作りです。
覗きに来られた方なら分かると思うんっすけど、PCに向かってロッド作り???って矛盾を感じると思うよ?
今組み上げてる最中のロッドは、こういうストレスカーブになります
ウチのショールームでシャッター全開の時は、俺大体PCに向かってるからね?
っつー事でバンブーロッド作りの時重要になってくるのがストレスカーブっつー奴で
ベテランぶったビルダーさんはコレを見ればロッドの性能が分かるっつーんっすけど
。。。俺にはさっぱり分かんねえよ。
釣りをする人間にとっては返りの速さと調子は絶対譲れない、一番欲しい情報なんだよね
まぁキレイさっぱり分っかんねえ。
そりゃ雑にに先調子か中調子か胴調子か位は分かるけど、返りが早いファストなのか真逆のパラボリックなのか
それどころか7:3なのか6:4なのか8:2なのか、全っ然分かんねえよ。
そこ問い詰めると「分かる」っつってたビルダーさんも黙っちゃうんだよね?
テンションの数値を替えればもっと曲がる…同じ番手で曲がる深さが深いとなればパラボリック寄りってワケ
っつー事で通常ならブランク設計ではトライ&エラーつまり試行錯誤で作っては捨て、を繰り返すんだけど
それじゃ金掛かってしょうがねえ。。。っつーんでウチの工房では複数の専用ソフトを使ってるんっすよ。
コレが優れもので、一定のテンション掛けた状態をグラフ化して調子から返りを示してくれるんっすよ。
つまりブランクの試作品はPCのハードディスク上で大量に作られて大量に捨てて。。。掛かるのはわずかな電気代だけ。
で、今回紹介してるのがGarrison193 テーパーで、キャスト時はこういうしなりになるんっすよ。
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